1707年(宝永4年)旧暦10月4日(10月28日)、
東海地震・東南海地震・南海地震が連動して
同時に発生したM8・6の地震で、中部,近畿,
四国,九州の広い地域が大きな揺れによる
被害が出たが、特に太平洋沿岸部では、
10mを超える津波に襲われた津波痕が残る。
想定されている南海トラフ地震が発生すれば
宝永地震に相当する規模が予測されている。
近年、太平洋沿岸部の海岸近くに存在する
湖沼の堆積土調査で、2000~3500年前までの
津波痕が各所で見つかっている。
注目されているのは、およそ2000年前に
宝永地震の際の津波を上回る巨大津波が
発生していたことだ。
過去の大津波痕が明確に検出できた高知市
宇佐の蟹ケ池の調査では、2000年前を超える
時代で6回の堆積層が検出されている。
最も近いものでは安政南海地震(1854年)、
次が宝永地震(1707年)、次いで正平地震
(1361年)、白鳳地震(684年)、300~600年の
間の地震、そして2000年ほど前の地震の津波。
過去6回の津波による堆積層から推定して、
2000年前の津波が最大であったと判定された。
また、徳島市阿南市の蒲生田大池や三重県
尾鷲市の須賀利大池の堆積土調査でも、2000
年前ごろの堆積層が最大を記録している。
また、豊後水道に面した大分県佐伯市の
竜神池では、宝永地震では10m超の津波を
記録しているが、安政地震の津波痕跡はない。
また、白鳳地震による津波堆積は宝永地震の
堆積を上回り、巨大な南海地震を想定させる。
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