大分県佐伯市の海岸の砂丘に直径100mほどの
潟湖があり、竜神池と呼ばれている。
古い昔から海に近い海岸部に存在してきた
ことから、津波が襲ってきたときに運ばれて
きた砂や礫が層となって堆積している。
専門家の調査で、過去3500年間に8回の
津波による堆積層が確認された。
同様の過去の津波の堆積層を備える池に
高知市宇佐の蟹ケ池があり、2000年以上前の
堆積層が確認されている。
竜神池は豊後水道に面しており、日向灘での
地震の震源域からは50~100Kmほど北にある。
最近の竜神池の調査で、過去8回の津波に
よる堆積層で最も上の層は1707年に発生した
宝永地震で、10m超の津波の襲来が推定
されている。
次に大きな層が1361年の正平地震、3つ目が
天武朝の684年の白鳳地震のものだった。
南海トラフで発生した大きな地震の記録は
過去に10回あるが、竜神池には3回の津波の
痕跡しか確認できなかった。
また、日向灘を震源とするM7.6前後の地震が
約200年間隔で発生すると推定されている。
最近では、1662年(M7・6)と1968年(M7・5)の
2回発生しており、2回とも津波が発生し、人的
被害を出しが、竜神池には痕跡はなかった。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?
W.ヒューストン DVD
マイケル DVD
Javari.jp レディース