このほど全米科学アカデミー紀要に、北半球に
於ける近年の異常な豪雨や巨大な嵐、また
今年北米を襲った異常寒波は中国で深刻化して
いる微小粒子状物質PM2.5などによる大気
汚染が原因であるとの研究論文が発表された。
PM2.5が肺がんや脳梗塞、胎児の脳障害など
人体に深刻な悪影響を及ぼしていることは、
様々に指摘され、報道されているが地球規模の
異常気象とも密接に関係していることが科学的に
指摘されたことで衝撃が広がっている。
研究論文の著者は、北半球で発生した「分厚く
巨大な雲やおびただしい降雨を伴う嵐は、大気
汚染の結果として生み出されたものだ」と北京を
中心に排出される大気汚染物質が原因と指摘。
自動車や工場などからの排ガスや微小粒子状
物質から生まれた大気中を浮遊する粒子状物質
「エアロゾル」が核となって大量の雲が発生して
豪雨や巨大な嵐を呼び、またエアロゾルは日光を
吸収するため、温室効果によって地球温暖化と
冷却化の両方の作用をもたらす。
北極に流れ込む空気の速度も速くなり、極渦を
発生させて寒気を中緯度地域に押し出して寒波に
よる被害をもたらす。
さらに、エアロゾルは嵐やモンスーンに乗って
地球全体に広がり、地球規模の気候変動を起す
原因になる可能性を備えていると警告している。
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