北陸新幹線に伴う工事に備えた発掘調査で、約
6000年前の縄文時代前期の貝塚が見つかった。
富山市呉羽町の「小竹(おだけ)貝塚」。
厚さが約2mある貝塚の中から、人骨91体に
加え土器13トン、石器が1万点、獣骨等を使った
道具や装身具が2300点、丸木舟などの木製品
100点など豊富な遺物が出土し、生活や墓制、
人体などの研究にとって一級品の価値を持つ。
出土品の土器には近畿や関東、更に東北地方の
様式を備えたものも含まれ、九州地方など温暖な
地域に生息する貝の装身具もあり、幅広い交易、
交流活動が在ったことが判る。
91体もまとまった人骨の出土も異例だが、貝塚の
中に埋葬されていたために貝殻のカルシウムが
長期保存に役立った。
人骨から判明した身長では、男性が159cm、
女性が148cm、また、骨の細胞の塩基配列の
分析から、北海道の縄文人の北方系が多く、
東南アジアや中国南部からの南方系が混在。
日本人は何処から来たのか、を知る研究とって
非常に重要な資料を備えた貴重な貝塚の発見だ。
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