うろ覚えライフ。

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水嶋ヒロ

2010年12月31日 | 芸能ログ

 

「中傷記事をお願い!?」水嶋ヒロバッシングに見る前所属事務所との遺恨

 

   水嶋ヒロの処女作『KAGEROU』を出版するポプラ社が20日、同社のホームページに「一部週刊誌の報道について」とする抗議文を掲載した。一部週刊誌とは水嶋のバッシング記事を掲載した「週刊ポスト」(小学館)と「週刊女性」(主婦と生活社)だ。

 前者は「水嶋ヒロ ベストセラー処女小説68万部の『八百長美談』全内幕」と題し、大賞受賞は"やらせ"だったと主張。後者は水嶋が辞退した大賞賞金2,000万円のうち、500万相当の書籍を豪雨被害のあった奄美大島に寄付したことについて「ありがた迷惑」と断じた。

 これにポプラ社は双方の記事を「事実無根」とし、厳重抗議することを明らかにした。あるマスコミ関係者は「『ポスト』の記事は相当念入りに取材した形跡が見て取れ、ポプラ社の抗議は『もうやめてくれ』という声のように聞こえます。一方の『週女』の記事ですが......これは業界内でも『えげつない記事だ』と物議を醸しました(笑)」と語る。

 寄付した500万円相当の書籍について、奄美大島の住民が「ありがた迷惑」と困惑しているという「週女」の記事だが、一体誰に聞いたのか疑問が残るところだ。それ以上に、このような分かりやすいバッシング記事が掲載されるのは稀なこと。その背景について、スポーツ紙デスクは水嶋が大手所属事務所「研音」を辞めたことを挙げ、次のように解説する。

「水嶋は"円満退社"を主張していますが、実際は事務所に無断で歌手の絢香と結婚したことによる"クビ"ですよ。研音としては、その後小説家としてブレイクした水嶋が気に入らない。そこで懇意にしている女性誌に彼のバッシング記事をお願いしたのではないのでしょうか?」

 仮に水嶋がそのまま「研音」所属であれば、このようなバッシング記事は「絶対に出なかった」(同デスク)という。後ろ盾がなくなった水嶋には、容赦ない攻撃が今後も繰り返されそうだ。

 

 

  「カゲロウ」は爆発的に売れてるらしいですね。まあ、こう言っちゃあ悪いが、“タレント本”扱い感は否めませんよね。元々がアイドル俳優でバツグンの知名度。タレント人気特Aクラスのイケメンだったでしょ。病気を抱えた歌手・絢香との結婚時の態度も好感度を上げてたし。やっぱ、若い女性が買ってんのかなあ。独身女性が買ってんのかなあ。「話題の本」になっちゃってるからねえ。ニュース・流行性も手伝って売れてるんだなろうなあ。どうなんだろう、プロの文章書き、ストーリーの紡ぎ手としての腕前は?僕が昔みたく、目が良ければ買って来て読むかも。いや、やっぱ、イケメンモテモテに対するやっかみで買わないかも。慶応出てて小説書けて、元々イケメン大人気俳優だった、なんて、ふざけんなこの野郎!モノですよね。やっかみ過ぎか。

 読まないし読もうとも思わないが、どうなんだろうな、内容は。販売直前にマスコミにちょっぴり内容のあらすじ紹介、みたいのが流れたとき、2ch系のサイトの投稿コメントの書き込みを読んでいたら、藤子A氏の「笑う・せえるすまん」と揶揄している投稿がいくつかあった。物語導入部が、かの漫画の被害男性に喪黒福造が近づいて行くシーンに似ていたらしい。まあ、僕は本書を読んでいないのでどうなのかは全く解らないんだけどネ。ポプラ社のプロの編集員が総掛かりで手直しして出版したんだとか、いろいろと悪口っぽいウワサは書かれてたけど。

 う~ん、芸能界の芸能事務所ってのは元々がヤクザ屋さん体質から来ているような世界だしなあ。まあ、別に全部が全部、そういう関係がある訳では勿論ないでしょうけど、元々ルーツ的にはそうだし、やっぱ体質的に残ってる部分はあって、フロント企業ぽい感じはあるんだろうなあ。無論、フロントではなくても、体質的に。

 でも、大賞賞金の一部を寄付という話が、現物支給と聞いたときはびっくりだったなあ。現物じゃあ、正直、いらないんじゃないかなあ。その地域の各小学校に「児童版世界文学全集」を寄付で無料配布なら、そりゃあ解るけど。水嶋ヒロの話題の新作小説を何万部とかは、普通一般の人たちは正直、嬉しくはないだろうなあ。即、換金してもいいのかね?例えばブックオフとか新古書屋に売り捌いてもいい、とかさ。新品500万も買い叩かれるだろうし。

 まあ、本が売れなくなっている時代、ポプラ社なんて正直な話、景気は決して良い方ではないだろう。そりゃあ、この時期、何としてでもベストセラーは欲しいよね。この時代、ポプラ社なんてけっこう業績は悪い方だったんじゃないのか(ゴメンナサイ)。今をときめくスター水嶋ヒロの書いた作品が手に入るんだ、しかも並みのタレント本じゃない、創作小説なんだ。帰国子女や慶応出というバックグラウンドも持っているし。これはどんな手を使ってでも社運を賭ける勢いで、是非ともベストセラーへと押し上げたいわなあ。

 村上龍さんが「限りなく‥」でデビューしたとき、あれ程叩かれて、「龍さん、2作目はまだですか?」とか何とか揶揄されていたが、2作目って何だっけか?「海の向こうで戦争が始まる」だっけ「コインロッカーベイビーズ」だっけか。どちらかを上梓するまでちょっと時間が掛かったけど、それまで皮肉ばかりを言われたけど、そこから先はコンスタントに創作小説を出し続けて行き、流行作家の一員となったよね。つまり才能があった。まあ、処女作が売れた後も猛修行をしたんだろうけど。

 水嶋ヒロさんが流行作家になるのかなれるのか、はまだまだ解らないけど、女房の絢香がメチャクチャ金を持ってるだろうし、元所属事務所との確執が残っても、水嶋ヒロが復帰するといえば、他の事務所がほうってはおかないだろう。大手の事務所に入れば、仁義の世界も何とか納めて行くだろうし。

 

 

コメント
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