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回顧

※初めての方はこちら「プロローグ」「このblogの趣旨」からお読みください。

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(*`<´)・:∴ ヘーックシ!!


(* ̄ii ̄)(* ̄i ̄)(* ̄  ̄)ズズズ(* ̄ii ̄)ブー


あ゛~。

喉が痛い。鼻水が出る。体がだるい。寒気がする…。

ぢぐじょ~~~!


こうして風邪をひくたび思い出すのが「Q太郎」の記事の事。


えーと…

これを書いたのは、2006年10月25日…





成長してねぇ_| ̄|○




←あなたの一押しでランキングがバケラッタ。

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マトリックス.19

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発熱&咳&鼻水&下痢&関節痛という、風邪症状のロイヤルストレートフラッシュを叩きだし、3時間に及ぶ点滴を受けてまいりました。

こんにちは。それでも働く日本のお父さん、黒斎です。


_| ̄|○⇒_|\○_⇒_/\○_⇒____○_ ぐったり


そんな最中においても、こうして更新作業を続ける健気な僕を、褒め称えてあげれば良いと思います。(っつーか、自分の体調管理がまるで出来ていない自分自身にビックリです。)



【chapter.20/予言者に会いに~chapter.22/選択とクッキー】

「ドーザー。通信可能域まで上昇だ。侵入するぞ。ネオを彼女に会わせる。」

「彼女?」

「予言者さ。」



さあ。いよいよプンプンに臭うシーンに突入ですよ。


「ご搭乗の皆様、“シートベルト 禁煙”のサインです。では快適な空の旅をお楽しみください。」

ジリリリリリリン…ジリリリリリリン…ジリリリリリリン…

マトリックスに侵入したメンバー達は一路、予言者「オラクル」の元へ。


【oracle(オラクル)】の意味は、そのものズバリ「神託・神のお告げ」。


ですが、このキャラクターは様々な暗喩に満ちていて、一言ではまとめきれません。

そのシーンによって、意味合いがかなり変わってしまうんです。


まずはこのオラクルが待つマンションの一室。

そのキッチンの入り口上には「汝自身を知れ」と書かれたプレートが掲げられています。

このことから、この場所は古代ギリシャの「デルポイのアポロン神殿」を、そしてオラクルはデルポイ最初の巫女「フェモノエ」のメタファーと考えられます。


さて。

この「汝自身を知れ」という古代ギリシャの格言。

この一言に込められた意味はとても深く、その哲学的かつスピリチュアル的な内容は、現代を生きる私たちにとっても非常に重要になるメッセージです。


*****

「汝自身を知れ」。これは聖なる預言が授けられたデルフォイのアポロ神殿の入り口に掲げられていた言葉だ。古代ギリシャの人々は、自分にはどんな運命が用意されているのか、状況がその後どのように展開するのかを知りたくて、預言を聞きに神殿を訪れていた。その訪問者のほとんどが神殿に入るときこの言葉を読んだだろうが、これがどんな預言よりも深い真実を指し示していることには気付かなかったのではないか。またどれほど偉大な啓示があり、与えられた情報がどれほど正確であっても、結局はそんなものは無益であって、「汝自身を知れ」という命令に隠された真実を見出さない限り、さらなる不幸や自業自得の苦しみから救われはしないことも知らなかっただろう。この言葉が語っているのは、こういうことである。質問をする前にまず、お前の人生における最も基本的な問題を問わねばならぬ。私は何者か、と。

(エックハルト・トール著「ニュー・アース」203ページより引用)

*****




あー。ダメだ。

今日は頭が回らない。

ってことでゴメン。続きは後日。


←汝自身(の体調)を知れ。_| ̄|○

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マトリックス.18

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【chapter.19/取り引き】

このシーンは、ネブカドネザル号のクルー「サイファー」がメンバーを裏切り、エージェントと取引を行うシーン。

正直、このシーンはあまり大切なメッセージは見いだせずにいます。

ただ、この「サイファー」というキャラクターは、宗教に登場する色々なもののメタファーだと言われておりますので、そこら辺をご紹介しておきたいと思います。


「裏切り者」という設定から、福音書に登場する十二使徒の一人「イスカリオテのユダ」のメタファーである、というのは結構メジャーなお話。

彼がエージェントと取引するのが「レストランで食事を取りながら」というシーンで描かれているのが、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画でも有名な『最後の晩餐』から来ているとも言われています。


また、それと同時に「堕天使ルシファー」のメタファーでもある、と噂されています。

堕天使は、天使の身でありながら主なる神に反逆し、天界を追放された者。

キリスト教を題材とした作品において、堕天の理由はいくつかの観点で語られているのですが、この「サイファー」というキャラクターは、その全ての理由を引き継いで描かれています。


◎堕天の理由その1「高慢」

天界において、神の直下の座で天使の統括を行う「大天使長」であったルシファー。強大な権威と力を持つ彼に「自分は神をも凌ぐ力を持っているのではないか」という驕りが現れます。

「高慢・慢心」は煩悩の一つ。その気持ちがそのまま自分を苦しめる要因となってしまいます。


◎堕天の理由その2「嫉妬」

神は人間に対し、天使以上の愛情を注いだ。その様子に反発したのは神からもっとも信頼を得ているとされる大天使ルシファーだった。人間には、天使ほどの権威もなければ力もない。なのに…自分達天使より下位な存在である人間が、これほどの寵愛を受けるなんて!
神に対し、並々ならぬ愛情を抱いていたルシファー。その強い愛情はいつしか嫉妬心から怒りを生み出していた。

「嫉妬・羨望」も、煩悩の一つ。誰かや何かを羨む気持ちは、結局自分を苦しめます。

この映画では、トリニティをめぐる、ネオへの嫉妬が描かれていますね。


◎堕天の理由その3「自由意思」

神が天使を創り出した理由。それは、自分自身を尊重させる為。神は意図的に天使に自由意思を持たせ、自分を崇めても崇めなくてもよいようにしました。それは、天使自らが自発的に崇めることができるか、無の心中から自分自身への愛情を芽生えさせることが出来るかどうか、という試みがあったから。
しかし、自由な意思を持つ天使達には、自分から神に従おうとする服従心はありませんでした。その結果、彼らは天界から追放され地上で人間に変わり、またさらに深く堕ちた者は悪魔となりました。

ちなみに、この説によれば人間は天使になれるとされ、悪魔は天使に戻れるとされています。

つまり、表現の方法はだいぶ違いますが、見方によっては「六道輪廻」の西洋的解釈になるかと思います。


さて。

今日のところはこの辺で。


←あれだね。毎日更新しないと、やっぱすぐ下がるもんなんだね。

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マトリックス.17

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えー…

最近、この連載を楽しみにしてくれている人の多さに驚いております。

と、言うわけで、お待たせしました。「マトリックスシリーズ」の連載に戻りますよぅ。


【chapter.18/深く静かに潜行】

モーフィアスの携帯に伝えられるクルーからのメッセージ。


「緊急事態発生」


場面は変わって、古い汚水管の中を進むネブカドネザル号の操縦席。

その操縦席には、イカの様な触手を持つ敵機「センチネル」のホログラム画像が映し出されています。


「イカ野郎が来る。」

「イカ?」

「攻撃部隊よ。目的は一つ。」

「敵を捜して撃滅。」

「そこへ隠れろ。」

「パワー・オフ。」



船のエンジンを停止し、静かに隠れるネブカドネザル号。


「静かに。」


息を潜めて隠れるネブカドネザル号のメンバー達。

そして無事、センチネルに見つかることなく、窮地を脱しました。


さて。

この「センチネル」もまた「自我」のメタファーです。

つまりは現実世界で人間達の動きを見張る「監視人」。

「エージェント」と同じ意味合いです。

でも。

ちょっと「sentinel」という、この敵の名前に注目してみたいと思います。

「sentinel」は、ズバリ、「歩哨」「見張り」「番兵」「監視員」といった意味の英単語。

なのですが、この意味の単語は、現在ではふつう「sentry」が使われるんだそうです。

「sentinel」は、同じ意味でも古めかしいニュアンスの単語。


だとしたら…

この「センチネル」は同じ「自我」でも、特に「古くから抱え続けている自我」と捉えてみることが出来るんじゃないだろうかと、僕は思っているんです。


「ニュー・アース」の中で「ペインボディ」と表現されている、古い記憶を引きずることで出来上がった感情的な苦痛の集積体(ネガティブなエネルギー場)。

それが、この「センチネル」なんじゃないだろうか。


※この「ペインボディ」を具体的に説明しようとすると、それだけで一つの連載になっちゃうぐらい長くなりそうなので、出来ましたら『ニュー・アース』の第五章「ペインボディ――私たちがひきずる過去の古い痛み」をご参照ください。


そして、その「心が引きずる古い痛み」から自分を引き離すために必要となるのが、「今にある」という静謐(せいひつ)な状態。(リラックスした、静寂な心の状態)


心を静かに落ち着かせることで、自然とペインボディは自分から遠のいてゆく――

「ネブカドネザル号のパワー・オフ」というこのシーンは、そのことを指した表現に見えるのです。



←緊急事態発生

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満員御礼

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えー…。

講演会へ向かうため先送りにしたていた仕事が山盛りになっておりまして、すっかり更新が遅くなってしました~。


思いっきりタイミングが遅くなってしまいましたが、会場へお越し頂きました皆様、改めてありがとうございました。

どれほどの規模の講演会になるのか、阿部さんからお話をいただいた当初はサッパリ検討がつきませんでしたが、お陰様をもちまして、約300人(!)の方々にお集まりいただきました。

その中には、関西圏、関東圏からこのために駆けつけてくれた方も多数いらっしゃいました。本当にありがとうございます。


また、会場には行けなかったけども、PCのモニター越しに応援していたよ!という皆様にも、改めて御礼申し上げます。

わたくし黒斎、この初舞台、なんとかやりきりました。w


もうね、始まる前の緊張といったらアナタ、大変なものでしたよ。

会場のセッティングが終わってからしばしの間、阿部さんと二人、楽屋で静かに瞑想をしていたのですが、本番が近づくにつれ大きくなる会場のザワザワ音が気になっちゃって…。

てんで瞑想どころじゃありません。w

妻の出産時以来のソワソワっぷりで、そんな様子を見た阿部さんは「こいつ本番大丈夫だろか?」ってなられていたんじゃないだろか。。。


それでも、さすが阿部さん。

本番では絶妙なリード&フォローで、スムーズな流れと、心地よい空気を作ってくれました。

ホントにね、阿部さんの言葉の選び方、間合いの取り方、ボケ・ツッコミのタイミング等が絶妙なんですよ。

お陰様で、僕がどんなにシリアスな話をしていても、最後には爆笑に変わっていました。w


さて。

ありがたいことに、そんな講演会の様子をまとめてくれている方がいらっしゃいましたので、ここでご紹介させていただきます。


みりいさんのブログ「ココロとカラダとタマシイの学び」より

◎「あの世に聞いたこの世の仕組み 阿部敏郎vs雲黒斎」パート1

◎「あの世に聞いたこの世の仕組み 阿部敏郎vs雲黒斎」パート2


ぽんつくさんのブログ「脱主婦宣言。」より

◎あの世に聞いた、この世の仕組み in 沖縄


みりいさん、ぽんつくさん、ありがとうございました。<(_ _ )>


この他にも、「私も書いたよー!」と言う方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄でURLを教えてください!





それにしても、阿部さんとの掛け合いは、本当に楽しかったです。

もう、クセになりそう。w


ってことで…


なんとすでに次回コラボ講演が決まっております。w


来る4月4日(土)、東京にて開催させていただきます。

今回も、具体的な進行につきましては、阿部さんにおんぶにだっこ状態です。^^;

詳細が見え次第、改めてお知らせさせていただきます。



←業務が立て込んでおります。若干更新頻度が下がるかとは思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。

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