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マトリックス.19

※初めての方はこちら「プロローグ」「このblogの趣旨」からお読みください。

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発熱&咳&鼻水&下痢&関節痛という、風邪症状のロイヤルストレートフラッシュを叩きだし、3時間に及ぶ点滴を受けてまいりました。

こんにちは。それでも働く日本のお父さん、黒斎です。


_| ̄|○⇒_|\○_⇒_/\○_⇒____○_ ぐったり


そんな最中においても、こうして更新作業を続ける健気な僕を、褒め称えてあげれば良いと思います。(っつーか、自分の体調管理がまるで出来ていない自分自身にビックリです。)



【chapter.20/予言者に会いに~chapter.22/選択とクッキー】

「ドーザー。通信可能域まで上昇だ。侵入するぞ。ネオを彼女に会わせる。」

「彼女?」

「予言者さ。」



さあ。いよいよプンプンに臭うシーンに突入ですよ。


「ご搭乗の皆様、“シートベルト 禁煙”のサインです。では快適な空の旅をお楽しみください。」

ジリリリリリリン…ジリリリリリリン…ジリリリリリリン…

マトリックスに侵入したメンバー達は一路、予言者「オラクル」の元へ。


【oracle(オラクル)】の意味は、そのものズバリ「神託・神のお告げ」。


ですが、このキャラクターは様々な暗喩に満ちていて、一言ではまとめきれません。

そのシーンによって、意味合いがかなり変わってしまうんです。


まずはこのオラクルが待つマンションの一室。

そのキッチンの入り口上には「汝自身を知れ」と書かれたプレートが掲げられています。

このことから、この場所は古代ギリシャの「デルポイのアポロン神殿」を、そしてオラクルはデルポイ最初の巫女「フェモノエ」のメタファーと考えられます。


さて。

この「汝自身を知れ」という古代ギリシャの格言。

この一言に込められた意味はとても深く、その哲学的かつスピリチュアル的な内容は、現代を生きる私たちにとっても非常に重要になるメッセージです。


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「汝自身を知れ」。これは聖なる預言が授けられたデルフォイのアポロ神殿の入り口に掲げられていた言葉だ。古代ギリシャの人々は、自分にはどんな運命が用意されているのか、状況がその後どのように展開するのかを知りたくて、預言を聞きに神殿を訪れていた。その訪問者のほとんどが神殿に入るときこの言葉を読んだだろうが、これがどんな預言よりも深い真実を指し示していることには気付かなかったのではないか。またどれほど偉大な啓示があり、与えられた情報がどれほど正確であっても、結局はそんなものは無益であって、「汝自身を知れ」という命令に隠された真実を見出さない限り、さらなる不幸や自業自得の苦しみから救われはしないことも知らなかっただろう。この言葉が語っているのは、こういうことである。質問をする前にまず、お前の人生における最も基本的な問題を問わねばならぬ。私は何者か、と。

(エックハルト・トール著「ニュー・アース」203ページより引用)

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あー。ダメだ。

今日は頭が回らない。

ってことでゴメン。続きは後日。


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