いまさらながらの原点回帰
あの世に聞いた、この世の仕組み
アイソレーションタンク
※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。
※「極楽飯店」の第一話はこちらから。
********************************************
ブログ更新の全くない1ヶ月でしたが、その間もなんやかんやがありまして、北は北海道、南は沖縄まで、日本全国津々浦々うらうらウラウラ…ベッカンコー! っと、クッチャメチャに歩き回っておりました。(ふふふふ。平成生まれの若者に、このネタはわかるまいて)
そんななか、先日お伺いした沖縄での出来事。
今回ソロトークライブを主催してくださったのが、宜野湾市嘉数にございます、アイソレーションタンクと癒しの店「Lenka」の鋒山さんでした。
イベントに向けて前日入りしていた僕は、鋒山さんのご好意で、その夜、このアイソレーションタンクを初体験させていただくことができたんです。
ご存知です? アイソレーションタンク。
ずいぶんと前、ちょうどMatrixがらみのお話をしていた頃に、このブログでも紹介したことがあるのですが、アメリカの脳科学者ジョン・C・リリィ博士が1954年に「外界からの刺激が遮断された環境において、脳はどのような振る舞いをみせるのか?」という好奇心から開発した装置で、最近では「フローティング・タンク」とも呼ばれています。
僕もその存在は以前から知っていて、興味津々だったんですが、これを体験できる施設が日本国内ではそれほど数もなく、なかなか体験できずにいたんです。
このタンク内には濃度の濃い「にがり」のような溶液が張ってありまして、その中で身体を横にしますと、死海のごとくプカっと浮かぶんですね。
で、その溶液は皮膚とほぼ同じ水温(35.5℃前後)に保たれ、熱くもなく冷たくもない、不感温浴状態。
さらにポッドの入り口を閉めますと、外界からの音と光が一切入らない暗室となります。
僕たちは皆、日常生活において、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった刺激を絶えず受けています。
脳は、そういった刺激の数々を処理し、身体や精神のバランスをとるために膨大なエネルギーを消費しています。
アイソレーションタンクは、そういった外界刺激を一時的に最小限にする装置です。
遮光と防音、さらに溶液に浮かぶことで生まれる疑似無重力状態。
そういった刺激が遮断される状態にあると、普段活発に動き続けている様々な感覚が休息に入っていきます。
んでもって、それが普段では到達できない、とても深いリラクゼーション状態・瞑想状態につながると。
呼吸を整えるとか、何か一点を集中して見つめ続けるとか、マントラを唱えるとか、様々なテクニックを使いながらも、なかなか到達できない瞑想感覚を簡単に、安全に、確実に、スピーディに体験させてくれると。
そんな謳い文句を何度も目にしてきたものですから、僕の期待も相当膨らんでいたんです。
鋒山さんから簡単な説明を聞いて、いざ施設内へ!
まずはシャワーブースで身体を清め、溶液が入らぬよう耳栓をしたら準備OK!
スッポンポンのままタンク内に浸かります。
おお!浮かぶ浮かぶ!
幼児用プールではしゃぐかの如く何度かパシャパシャと溶液の感じを味わったら、おもむろにタンク入り口を閉じ、身体を横にします。
タンク内部にある照明スイッチを切りますと、本当に真っ暗闇。
かすかな光さえ感じられません。
最初の数分に流れる微かなBGMが途切れると、いよいよアイソレーション(分離・感覚遮断)環境の始まり始まり。
その後、2時間のフローティングを楽しませていただきました。
実際入ってみてどうだっかといいますと…
それはそれは深い瞑想状態に…、とは残念ながらいきませんでした。
でも、それはこの装置の性能云々ということではありません。どちらかというと僕のコンディションの問題でした。
これを継続することで、確かに深い瞑想状態に導かれるだろうという予感をビシビシと感じたのは確かですから。
なんといいますか、これには一種の慣れが必要なのかなと。
この感覚遮断状態ってのが、本当に人生の中で体験したことのない状態なんですよ。
まず、その初めての感覚に慣れるまでに時間がかかってしまったといいますか、身を委ねきれないまま、時間切れを迎えたような感じです。
しかし、そんな中でも、僕自身が日頃どれほどたくさんの刺激の中で生活しているのかということが、ありありと感じられました。
また、普段聞くことのできない、自分の身体の中から発せられる様々な音を耳にすることで、命のダイナミックさを強烈に感じることができました。
ヨーロッパ圏では、代替医療や心理療法などに広く使われているらしく、特にスウェーデンでは国策として120箇所にも及ぶ施設が設置され、国民の健康をサポートしているそうです。
日本ではまだまだ知られていないものですし、タンクそのものの数も数えるほどしかありませんが、もしご興味・関心がございましたら、ぜひ一度お試しくださいませ。

写真は、Lenkaさんのアイソレーションタンク。最新式です。
※東京白金にある「フロートセンター」さんのブログに国内のアイソレーションタンク一覧が紹介されていました。【こちら】です。
【トークライブ・インフォメーション】
フナクリフォーラム「雲 黒斎」トーク会
養老郡養老町にございます、船戸クリニックさんからお招きをいただきまして、9月7日(日)にお伺いする運びとなりました。
詳しくは船戸クリニックさんのHPをご確認ください。
*****
マッキー×黒斎の『人生のシフト』
二人の人生に、どんなシフトが起こったか。また、そのシフトの裏にはどんな背景があったのか。
今年、新刊の『人生のシフト』を上梓した牧野内大史さんとのコラボライブツアー。
今月は名古屋と大阪での開催となります。
【名古屋会場】9月6日(土)13:30スタート
【大阪会場】9月20日(土)14:00スタート
両会場ともにまだお席に余裕がございます![詳細・お申し込み]はコチラ
*****
平日のお話会「月イチ☆」。
東京・大阪・名古屋ともに、9月開催分受付中でございます。
平日のお話会『月イチ☆』(東京開催)
9月26日(金)19:30スタート [詳細・お申し込み]
平日のお話会『月イチ☆WEST』(大阪開催)
9月29日(月)19:00スタート [詳細・お申し込み]
平日のお話会『でら☆月イチ』(名古屋開催)
9月30日(火)19:00スタート [詳細・お申し込み]
←「見たら押す。これジャングルの常識。」
※「極楽飯店」の第一話はこちらから。
********************************************
ブログ更新の全くない1ヶ月でしたが、その間もなんやかんやがありまして、北は北海道、南は沖縄まで、日本全国津々浦々うらうらウラウラ…ベッカンコー! っと、クッチャメチャに歩き回っておりました。(ふふふふ。平成生まれの若者に、このネタはわかるまいて)
そんななか、先日お伺いした沖縄での出来事。
今回ソロトークライブを主催してくださったのが、宜野湾市嘉数にございます、アイソレーションタンクと癒しの店「Lenka」の鋒山さんでした。
イベントに向けて前日入りしていた僕は、鋒山さんのご好意で、その夜、このアイソレーションタンクを初体験させていただくことができたんです。
ご存知です? アイソレーションタンク。
ずいぶんと前、ちょうどMatrixがらみのお話をしていた頃に、このブログでも紹介したことがあるのですが、アメリカの脳科学者ジョン・C・リリィ博士が1954年に「外界からの刺激が遮断された環境において、脳はどのような振る舞いをみせるのか?」という好奇心から開発した装置で、最近では「フローティング・タンク」とも呼ばれています。
僕もその存在は以前から知っていて、興味津々だったんですが、これを体験できる施設が日本国内ではそれほど数もなく、なかなか体験できずにいたんです。
このタンク内には濃度の濃い「にがり」のような溶液が張ってありまして、その中で身体を横にしますと、死海のごとくプカっと浮かぶんですね。
で、その溶液は皮膚とほぼ同じ水温(35.5℃前後)に保たれ、熱くもなく冷たくもない、不感温浴状態。
さらにポッドの入り口を閉めますと、外界からの音と光が一切入らない暗室となります。
僕たちは皆、日常生活において、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった刺激を絶えず受けています。
脳は、そういった刺激の数々を処理し、身体や精神のバランスをとるために膨大なエネルギーを消費しています。
アイソレーションタンクは、そういった外界刺激を一時的に最小限にする装置です。
遮光と防音、さらに溶液に浮かぶことで生まれる疑似無重力状態。
そういった刺激が遮断される状態にあると、普段活発に動き続けている様々な感覚が休息に入っていきます。
んでもって、それが普段では到達できない、とても深いリラクゼーション状態・瞑想状態につながると。
呼吸を整えるとか、何か一点を集中して見つめ続けるとか、マントラを唱えるとか、様々なテクニックを使いながらも、なかなか到達できない瞑想感覚を簡単に、安全に、確実に、スピーディに体験させてくれると。
そんな謳い文句を何度も目にしてきたものですから、僕の期待も相当膨らんでいたんです。
鋒山さんから簡単な説明を聞いて、いざ施設内へ!
まずはシャワーブースで身体を清め、溶液が入らぬよう耳栓をしたら準備OK!
スッポンポンのままタンク内に浸かります。
おお!浮かぶ浮かぶ!
幼児用プールではしゃぐかの如く何度かパシャパシャと溶液の感じを味わったら、おもむろにタンク入り口を閉じ、身体を横にします。
タンク内部にある照明スイッチを切りますと、本当に真っ暗闇。
かすかな光さえ感じられません。
最初の数分に流れる微かなBGMが途切れると、いよいよアイソレーション(分離・感覚遮断)環境の始まり始まり。
その後、2時間のフローティングを楽しませていただきました。
実際入ってみてどうだっかといいますと…
それはそれは深い瞑想状態に…、とは残念ながらいきませんでした。
でも、それはこの装置の性能云々ということではありません。どちらかというと僕のコンディションの問題でした。
これを継続することで、確かに深い瞑想状態に導かれるだろうという予感をビシビシと感じたのは確かですから。
なんといいますか、これには一種の慣れが必要なのかなと。
この感覚遮断状態ってのが、本当に人生の中で体験したことのない状態なんですよ。
まず、その初めての感覚に慣れるまでに時間がかかってしまったといいますか、身を委ねきれないまま、時間切れを迎えたような感じです。
しかし、そんな中でも、僕自身が日頃どれほどたくさんの刺激の中で生活しているのかということが、ありありと感じられました。
また、普段聞くことのできない、自分の身体の中から発せられる様々な音を耳にすることで、命のダイナミックさを強烈に感じることができました。
ヨーロッパ圏では、代替医療や心理療法などに広く使われているらしく、特にスウェーデンでは国策として120箇所にも及ぶ施設が設置され、国民の健康をサポートしているそうです。
日本ではまだまだ知られていないものですし、タンクそのものの数も数えるほどしかありませんが、もしご興味・関心がございましたら、ぜひ一度お試しくださいませ。

写真は、Lenkaさんのアイソレーションタンク。最新式です。
※東京白金にある「フロートセンター」さんのブログに国内のアイソレーションタンク一覧が紹介されていました。【こちら】です。
【トークライブ・インフォメーション】
フナクリフォーラム「雲 黒斎」トーク会
養老郡養老町にございます、船戸クリニックさんからお招きをいただきまして、9月7日(日)にお伺いする運びとなりました。
詳しくは船戸クリニックさんのHPをご確認ください。
*****
マッキー×黒斎の『人生のシフト』
二人の人生に、どんなシフトが起こったか。また、そのシフトの裏にはどんな背景があったのか。
今年、新刊の『人生のシフト』を上梓した牧野内大史さんとのコラボライブツアー。
今月は名古屋と大阪での開催となります。
【名古屋会場】9月6日(土)13:30スタート
【大阪会場】9月20日(土)14:00スタート
両会場ともにまだお席に余裕がございます![詳細・お申し込み]はコチラ
*****
平日のお話会「月イチ☆」。
東京・大阪・名古屋ともに、9月開催分受付中でございます。
平日のお話会『月イチ☆』(東京開催)
9月26日(金)19:30スタート [詳細・お申し込み]
平日のお話会『月イチ☆WEST』(大阪開催)
9月29日(月)19:00スタート [詳細・お申し込み]
平日のお話会『でら☆月イチ』(名古屋開催)
9月30日(火)19:00スタート [詳細・お申し込み]

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 始業式 | 未来は決まっ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |