いまさらながらの原点回帰
あの世に聞いた、この世の仕組み
マサイの戦士
※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。
※「極楽飯店」の第一話はこちらから。
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「みいつけた!」のスイちゃんも、熊田胡々ちゃんから野原璃乙ちゃんへ世代交代。
4月に突入し、いよいよ新年度スタートの月曜ですね!
そんな、意識転換に理由づけには打って付けの今日。
せっかくですから、「意識」と「思考」のリンクを解いて、これまでとはちょっと違う意識状態を思い出してみましょう。
というわけで、ここ何度かのライブでお話している、雲さん流意識転換メソッドをご紹介します。
これは以前、僕が雲さんに「瞑想ってなに?」という投げかけをした時の返答をまとめ、体系化したものです。
では、早速。
( ̄д ̄ ) 「ねぇ雲さん、瞑想って、どうやったら上手くできるの?」
(  ̄Д ̄) 『なんというか…、いつもながら質問自体がずれているな。
瞑想ってのは「上手くする」とかいう性質のものじゃないんだよ。
「瞑想」は、辞書に載っているような意味(何かに心を集中させること。目を閉じて深く静かに思いをめぐらすこと)でも、考えない努力をすることでもない。
「自我の不在状態(または自我の影響を受けていない状態)」のことなんだ。
だから、瞑想を求めている側(人間の普段の意識状態)が、「瞑想する」ということは、厳密にはできない。
その「瞑想を求めている者」が消えた時が「瞑想」だからね。
言葉を変えるなら、「顕在意識が消えることで、潜在意識が露わになった状態」といったところだ』
( ̄д ̄ ) 「顕在意識が消えることで、潜在意識が露わになる?」
(  ̄Д ̄) 『そう。でも、顕在意識と潜在意識はスイッチを入れ替えているわけじゃないんだ』
( ̄д ̄ ) 「ん? どういうことです?」
(  ̄Д ̄) 『顕在意識(自我)が「ON」のとき、潜在意識(真我)が「OFF」になっているわけじゃない。
潜在意識(真我)は、常に「ON」の状態なんだ。「OFF」になることがない。
「ON」と「OFF」の切り替えが出来るのは、顕在意識の側だけなんだ。
だから、状態としては2通りしかない。
お前の普段の意識状態は「顕在意識ON + 潜在意識ON」。
それに対して、瞑想状態は「顕在意識OFF + 潜在意識ON」ということなんだ』
Σ( ̄д ̄ ) 「なるほど、潜在意識が露わになるってのは、そういうことですか」
(  ̄Д ̄) 『うん。こう考えてみよう。
お前が道に迷っているとして。そのお前の前に二人の人物がいる。
的確な道のりを知ってるAさんと、全く土地勘のないBさんだ。
Aさんはとても物静かで口数が少ない。そして本当に大切な要点だけを、小さな声で囁くように話す。
一方Bさんは、おしゃべり好きで騒々しい。道案内とはまったく関係のない世間話を延々と繰り返しては大騒ぎ。息継ぎする暇もなく、ずっと話続けている。たまに道案内をしてくれたかと思っても、内容はほとんど当てずっぽうだ。
Aさんは正確な道のりを話してくれるが、Bさんの騒々しさでうまく聞き取れない。
さて、そんな状況に置かれたら、お前ならどうするかね?』
( ̄д ̄;) 「そりゃぁ勿論、Aさんが話しているときぐらい、Bさんに黙ってもらうことを望みますが…」
(  ̄Д ̄) 『だよな』
( ̄д ̄;) 「ええ…」
(  ̄Д ̄) 『それが瞑想なんだ』
( ̄д ̄ ) 「あぁー、なるほど」
(  ̄Д ̄) 『で、そんなおしゃべり好きなBさんに「黙れ!」と言ったらどうなると思う?』
( ̄д ̄;) 「『どうして話を聞いてくれないんだ!』って、余計ギャーギャー言われそうですね…」
(  ̄Д ̄) 『そういうこと。もしくは、もっと話を聞いてもらえるように、Bさんも新たな策を練るだろうね。
そんなこんなで、瞑想において「考えないようにしよう」って努力するのは、まさにBさんに「黙れ」というようなものなんだ』
( ̄д ̄ ) 「なるほどね。だから僕は上手く瞑想できないんだ」
(  ̄Д ̄) 『それとね、お前がうまく瞑想に入れない理由はもう一つある』
( ̄д ̄ ) 「え? なんすか、それ」
(  ̄Д ̄) 『Bさんのおしゃべりが面白すぎるんだ』
Σ( ̄д ̄ )
(  ̄Д ̄) 『道を尋ねていたこともすっかり忘れてしまうぐらい、ついつい話に引き込まれてしまう。で、結局、迷子のままになってるんだな』
( ̄д ̄;) 「まるで大掃除の最中に出てきた卒業アルバムみたいなヤツですね。でもまぁ、わかる気がします。
で、結局そのBさんに黙ってもらうにはどうしたらいいんです?」
(  ̄Д ̄) 『簡単な話さ。Bさんがしゃべり疲れるまで待つか、もしくはBさんが納得するまで話を聞いてやるか。
どちらにせよ、お前が話しにのめり込むと、Bさんは嬉しくなって益々おしゃべりが加速するからね。
うまいこと聞き流してやるのがポイントだな』
( ̄д ̄;) 「それはそれでしんどそうですね…。なんか、上手く聞き流せるようになるコツみたいなのってないですか」
(  ̄Д ̄) 『あるよ』
Σ( ̄д ̄;) 「あるの!?」
(  ̄Д ̄) 『じゃあね……まずは跳んでみて』
( ̄д ̄;) 「は?」
(  ̄Д ̄) 『跳んで』
( ̄д ̄;) 「と、跳ぶ?」
(  ̄Д ̄) 『そう。マサイの戦士になった気分で、あまり膝を曲げずにピョンピョン垂直に跳ねてごらん。で、しばらくしたらそのまま上半身(特に腕)の力を抜いてジャンプするの』
ピョンピョン ⌒v⌒v⌒ ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ピョンピョン 「こ、こんな感じですか?」
(  ̄Д ̄) 『そうそう。力を抜いた腕が、太ももにパンパン当たる感じでね』
ハァハァ (( ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ハァハァ 「いつまでこうしていれば?」
(  ̄Д ̄) 『疲れるまで』
ハァハァ (( ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ハァハァ
ハァハァ (( ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ハァハァ
ハァハァ (( ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ハァハァ
|壁|ヽ( ̄д ̄;) ハァハァハァハァハァハァ……(←思いの外、すぐに疲れちゃったの図)
(  ̄Д ̄) 『で、疲れたらそのまま椅子に座るの。あ、あんまり深く腰掛けずにね。背筋をピッと伸ばして』
( ̄д ̄;) ハァハァハァハァハァハァ……
( ̄д ̄;) ハァハァハァハァハァハァ……
( ̄д ̄;) ハァハァハァハァハァハァ……(←座っても、なかなか動悸が収まらないの図)
( ̄д ̄;) 「で?」
(  ̄Д ̄) 『そうするとさ、普段忘れてた「鼓動」が感じられるでしょ』
( ̄д ̄;) 「ええ、たしかに」
(  ̄Д ̄) 『自然と生まれる呼吸と鼓動のリズムを感じるんだ。そして、徐々に落ち着いていく鼓動を逃さないように。
腕に指を当てなくても、自分の脈が心臓で感じられるように意識するんだ。
すると、普段は認識しづらい自分の鼓動も、徐々に捉えることができるようになる。
呼吸で潜在意識を捉えていくのと同じように、鼓動を使って無意識を意識してごらん。
この呼吸や鼓動に意識を向けている間は、思考が動けなくなる。
いや、「思考が意識と結び付けなくなる」といった方がいいかもしれない。
普段のお前は、意識(存在感)の中心が思考と一体化している。
考え事の中にいる自分を思い出してみればいい。その存在感の中心が、額や目の周りにあるのが感じられるだろう。
その意識の中心を、呼吸と鼓動を感じることで胸(ハートのチャクラ)に下ろしていくんだ。
まずはこれを繰り返すことで、「意識の中心がハートにある」という状態になれてごらん。
そうすることで、徐々に「顕在意識OFF + 潜在意識ON」という感覚が養われていくから。
そして、Bさんのおしゃべり(思考)でかき消されていた、Aさんの存在が捉えられるようになる。
Bさんのボリュームが下がるほどに、Aさんの囁きが聞こえるようになる』
……続きます。
【ライブ・インフォメーション】
阿部さんと一緒に札幌へ行きます!
◎4月15日(日) 阿雲の呼吸 in 札幌
今回の会場は、これまでの「札幌市教育文化会館」から「アスティ45」に変わっていますので、ご来場の際はご注意を。
詳しくは阿部さんのブログにて。
平日のお話会「月イチ☆」の5月開催分の受付を開始します。
◎5月23日(水)「月イチ☆」
※詳しくは【こちら】(携帯からお申し込みの方は【こちら】)
←押した?押したよね?(オフロスキー調で)
※「極楽飯店」の第一話はこちらから。
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「みいつけた!」のスイちゃんも、熊田胡々ちゃんから野原璃乙ちゃんへ世代交代。
4月に突入し、いよいよ新年度スタートの月曜ですね!
そんな、意識転換に理由づけには打って付けの今日。
せっかくですから、「意識」と「思考」のリンクを解いて、これまでとはちょっと違う意識状態を思い出してみましょう。
というわけで、ここ何度かのライブでお話している、雲さん流意識転換メソッドをご紹介します。
これは以前、僕が雲さんに「瞑想ってなに?」という投げかけをした時の返答をまとめ、体系化したものです。
では、早速。
( ̄д ̄ ) 「ねぇ雲さん、瞑想って、どうやったら上手くできるの?」
(  ̄Д ̄) 『なんというか…、いつもながら質問自体がずれているな。
瞑想ってのは「上手くする」とかいう性質のものじゃないんだよ。
「瞑想」は、辞書に載っているような意味(何かに心を集中させること。目を閉じて深く静かに思いをめぐらすこと)でも、考えない努力をすることでもない。
「自我の不在状態(または自我の影響を受けていない状態)」のことなんだ。
だから、瞑想を求めている側(人間の普段の意識状態)が、「瞑想する」ということは、厳密にはできない。
その「瞑想を求めている者」が消えた時が「瞑想」だからね。
言葉を変えるなら、「顕在意識が消えることで、潜在意識が露わになった状態」といったところだ』
( ̄д ̄ ) 「顕在意識が消えることで、潜在意識が露わになる?」
(  ̄Д ̄) 『そう。でも、顕在意識と潜在意識はスイッチを入れ替えているわけじゃないんだ』
( ̄д ̄ ) 「ん? どういうことです?」
(  ̄Д ̄) 『顕在意識(自我)が「ON」のとき、潜在意識(真我)が「OFF」になっているわけじゃない。
潜在意識(真我)は、常に「ON」の状態なんだ。「OFF」になることがない。
「ON」と「OFF」の切り替えが出来るのは、顕在意識の側だけなんだ。
だから、状態としては2通りしかない。
お前の普段の意識状態は「顕在意識ON + 潜在意識ON」。
それに対して、瞑想状態は「顕在意識OFF + 潜在意識ON」ということなんだ』
Σ( ̄д ̄ ) 「なるほど、潜在意識が露わになるってのは、そういうことですか」
(  ̄Д ̄) 『うん。こう考えてみよう。
お前が道に迷っているとして。そのお前の前に二人の人物がいる。
的確な道のりを知ってるAさんと、全く土地勘のないBさんだ。
Aさんはとても物静かで口数が少ない。そして本当に大切な要点だけを、小さな声で囁くように話す。
一方Bさんは、おしゃべり好きで騒々しい。道案内とはまったく関係のない世間話を延々と繰り返しては大騒ぎ。息継ぎする暇もなく、ずっと話続けている。たまに道案内をしてくれたかと思っても、内容はほとんど当てずっぽうだ。
Aさんは正確な道のりを話してくれるが、Bさんの騒々しさでうまく聞き取れない。
さて、そんな状況に置かれたら、お前ならどうするかね?』
( ̄д ̄;) 「そりゃぁ勿論、Aさんが話しているときぐらい、Bさんに黙ってもらうことを望みますが…」
(  ̄Д ̄) 『だよな』
( ̄д ̄;) 「ええ…」
(  ̄Д ̄) 『それが瞑想なんだ』
( ̄д ̄ ) 「あぁー、なるほど」
(  ̄Д ̄) 『で、そんなおしゃべり好きなBさんに「黙れ!」と言ったらどうなると思う?』
( ̄д ̄;) 「『どうして話を聞いてくれないんだ!』って、余計ギャーギャー言われそうですね…」
(  ̄Д ̄) 『そういうこと。もしくは、もっと話を聞いてもらえるように、Bさんも新たな策を練るだろうね。
そんなこんなで、瞑想において「考えないようにしよう」って努力するのは、まさにBさんに「黙れ」というようなものなんだ』
( ̄д ̄ ) 「なるほどね。だから僕は上手く瞑想できないんだ」
(  ̄Д ̄) 『それとね、お前がうまく瞑想に入れない理由はもう一つある』
( ̄д ̄ ) 「え? なんすか、それ」
(  ̄Д ̄) 『Bさんのおしゃべりが面白すぎるんだ』
Σ( ̄д ̄ )
(  ̄Д ̄) 『道を尋ねていたこともすっかり忘れてしまうぐらい、ついつい話に引き込まれてしまう。で、結局、迷子のままになってるんだな』
( ̄д ̄;) 「まるで大掃除の最中に出てきた卒業アルバムみたいなヤツですね。でもまぁ、わかる気がします。
で、結局そのBさんに黙ってもらうにはどうしたらいいんです?」
(  ̄Д ̄) 『簡単な話さ。Bさんがしゃべり疲れるまで待つか、もしくはBさんが納得するまで話を聞いてやるか。
どちらにせよ、お前が話しにのめり込むと、Bさんは嬉しくなって益々おしゃべりが加速するからね。
うまいこと聞き流してやるのがポイントだな』
( ̄д ̄;) 「それはそれでしんどそうですね…。なんか、上手く聞き流せるようになるコツみたいなのってないですか」
(  ̄Д ̄) 『あるよ』
Σ( ̄д ̄;) 「あるの!?」
(  ̄Д ̄) 『じゃあね……まずは跳んでみて』
( ̄д ̄;) 「は?」
(  ̄Д ̄) 『跳んで』
( ̄д ̄;) 「と、跳ぶ?」
(  ̄Д ̄) 『そう。マサイの戦士になった気分で、あまり膝を曲げずにピョンピョン垂直に跳ねてごらん。で、しばらくしたらそのまま上半身(特に腕)の力を抜いてジャンプするの』
ピョンピョン ⌒v⌒v⌒ ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ピョンピョン 「こ、こんな感じですか?」
(  ̄Д ̄) 『そうそう。力を抜いた腕が、太ももにパンパン当たる感じでね』
ハァハァ (( ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ハァハァ 「いつまでこうしていれば?」
(  ̄Д ̄) 『疲れるまで』
ハァハァ (( ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ハァハァ
ハァハァ (( ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ハァハァ
ハァハァ (( ヾ( ̄д ̄;)ノ )) ハァハァ
|壁|ヽ( ̄д ̄;) ハァハァハァハァハァハァ……(←思いの外、すぐに疲れちゃったの図)
(  ̄Д ̄) 『で、疲れたらそのまま椅子に座るの。あ、あんまり深く腰掛けずにね。背筋をピッと伸ばして』
( ̄д ̄;) ハァハァハァハァハァハァ……
( ̄д ̄;) ハァハァハァハァハァハァ……
( ̄д ̄;) ハァハァハァハァハァハァ……(←座っても、なかなか動悸が収まらないの図)
( ̄д ̄;) 「で?」
(  ̄Д ̄) 『そうするとさ、普段忘れてた「鼓動」が感じられるでしょ』
( ̄д ̄;) 「ええ、たしかに」
(  ̄Д ̄) 『自然と生まれる呼吸と鼓動のリズムを感じるんだ。そして、徐々に落ち着いていく鼓動を逃さないように。
腕に指を当てなくても、自分の脈が心臓で感じられるように意識するんだ。
すると、普段は認識しづらい自分の鼓動も、徐々に捉えることができるようになる。
呼吸で潜在意識を捉えていくのと同じように、鼓動を使って無意識を意識してごらん。
この呼吸や鼓動に意識を向けている間は、思考が動けなくなる。
いや、「思考が意識と結び付けなくなる」といった方がいいかもしれない。
普段のお前は、意識(存在感)の中心が思考と一体化している。
考え事の中にいる自分を思い出してみればいい。その存在感の中心が、額や目の周りにあるのが感じられるだろう。
その意識の中心を、呼吸と鼓動を感じることで胸(ハートのチャクラ)に下ろしていくんだ。
まずはこれを繰り返すことで、「意識の中心がハートにある」という状態になれてごらん。
そうすることで、徐々に「顕在意識OFF + 潜在意識ON」という感覚が養われていくから。
そして、Bさんのおしゃべり(思考)でかき消されていた、Aさんの存在が捉えられるようになる。
Bさんのボリュームが下がるほどに、Aさんの囁きが聞こえるようになる』
……続きます。
【ライブ・インフォメーション】
阿部さんと一緒に札幌へ行きます!
◎4月15日(日) 阿雲の呼吸 in 札幌
今回の会場は、これまでの「札幌市教育文化会館」から「アスティ45」に変わっていますので、ご来場の際はご注意を。
詳しくは阿部さんのブログにて。
平日のお話会「月イチ☆」の5月開催分の受付を開始します。
◎5月23日(水)「月イチ☆」
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