Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

旅行に行ったら旅先で「郷土料理」は食すべきなのか?

2024年08月15日 23時59分59秒 | Weblog

【そもそも“郷土料理”とは?】


ネットの各辞書によれば、郷土料理とは「その地域に根付いた産物を使い、その地域独自の調理方法で作られ、地域で広く伝承されている地域固有の料理。」と定義されている。


つまり、「地産品を用いたその土地独自の料理」ともいえよう。


たとえば、沖縄地方でいうところの「ウミヘビ料理」であるとか南紀や南房でいうところの「クジラ料理」、山間部における「クマなどのジビエ料理」など挙げればきっとキリがないことだろう。



【特に都市部出身の旅行者は勘違いしがち】


主に旅行計画を立てる上で、郷土料理も食べておかねばならないと企画や企図する方もおられるだろうが、多くの人が「郷土料理=おいしいもの」として考えている方が多い。


実は、まったくそうではなくて、郷土料理とは「やむなく開発した料理」であることを皆さん知っておくべき。


たとえば、雪深い山間部で、暖かい季節のうちに片っ端から野菜を塩漬けにしておいて、冬季に飢えをしのぐに近い感覚で、食いつなぐために開発されたものの由来が郷土料理なのよ。


だから、明後日の方向に住む観光客が、その土地のガチ郷土料理を食したところでウマイわけないじゃんか。
もし仮においしいと思うのなら、それは観光客向けに食べやすく改良や改善といった配慮がなされているからだ。
(当然例外もあって、単純に美味しいものもあろうが。)



【飛騨地方の例を出しておこう】


ここのブログをよくご覧いただく方にとっては、いかに自分が飛騨地方(特に高山)に思い入れがあるかはご理解いただいているとは思って綴らせていただくのだけど・・・。


オレ個人として、勝手に飛騨地方の飲食店(居酒屋等)で提供される特有の郷土料理といえば、「朴葉味噌」「漬物ステーキ」が挙げられることだろう。


なお、ここでは飛騨牛料理、高山ラーメン、五平餅、あげつけ及びみたらし団子は除くものとする。
なぜなら、素材的にまずいわけがないし、それぞれ近年流行りだしたものだからだ。


話を戻すと前述の2種の料理は、現地において飛騨料理をうたうお店に入れば、必ずどちらかまたは両方の提供があるはずである。



<朴葉味噌>

これはこの名のとおり「朴の葉の上で、麹味噌を焼いたもの」が提供されるもの。

場所によっては、ライブ仕様よろしくで固形燃料料理として供されるのだが、これはただ味噌を舐めるようにチビチビと食するもので、酒のアテかご飯のお供として食するものだが、所詮は味噌だからな、特別うまいわけでも何でもない。

朴葉の上で味噌を焼くという行為が珍しいだけだ。


<漬物ステーキ>

これは、白菜の古漬けを鉄板の上で卵とじにして食すというもの。
塩味と卵のバランスが、多少焼かれた白菜と相まって不思議な味を醸し出すものだ。

飛騨地方では、越冬目的でギンギンに塩漬けした白菜をどうやって消化しようかという目的で生み出されたものであることから、地元で好んで食べる人はまずいないと現地ではよく聞かされた。

その理由は、毎日毎日、白菜の漬物を厳冬期は食しており、それも後半はだいぶ強い発酵臭がする古漬けを食すことになるためで、卵でとじたところで・・・というのが本音だそうだ。

つまり観光客用には古漬けではなくて、漬物ステーキ専用で調整した白菜を調理して提供されているものであるから、当然それなりにおいしいものになっている。

しかし、自分のような関東人には、飛騨地方の方が漬けた白菜が美味しいとは思えず、高山で提供される何店舗かで食する機会があったが、どれも美味しいというには近くない判定だった。

ところが、この料理を関東人にも美味しく供するよう調理するお店(柏市某所)を見つけ、そこで漬物ステーキを食してみると抜群にうまかったのよ。

その料理店で色々聞くところによると、やはりこちらの人(関東人・千葉県人)たちに合うように様々漬物そのものから考えているとのこと。

ゆえに、漬物ステーキは食べる場所さえ変われば郷土料理ではなくて、一つの料理というわけなので、地のものとして食せば郷土料理であっても必ずしも万人受けするものではないということだ。


(あまりネギが添えられることは少ないが、基本的にはこのような鉄板に白菜の漬物を炒めたものを溶き卵と合わせるものが漬物ステーキとして一般的。なお、原則としてあと掛けの溶き卵は、客によってかき混ぜてから食すことが多い。)



【だからオレは旅行先で郷土料理はまず食べない】


話のタネ程度の興味本位で郷土料理をいただくことはあるかもしれないが、前述のとおり、地に特化している食材を使っていればいるほど、ヘビーな料理となっていることは明らかなのだ。


重ねてではあるけれど、そうした料理は食べつなぐために開発された料理であるため、うまいまずいの本題ではないのだ。


ただ、便乗商法である場合は話が別だが。


たとえば、「君の名は。」で登場した五平餅や高山ラーメンなどは、現地でブームの頃、るで自分のお店の商品がモチーフだったかのような案内で看板を出していた店も多く存在していた。


その後、数年間だが高山や古川を巡った際には、色々頑張っていた店はあったものの便乗商法はあまり見かけなくなったものと記憶している。



【さいごに/PS】


前述でも紹介したテレビでもさんざん紹介されているはずの「漬物ステーキ」だが、きちんとその人に合うような白菜がベースであれば、間違いなく万人受けする料理だと思うのよ。


作り方は簡単だけど、お酒のアテにもぴったりだし、どこの居酒屋でもやってくれないものかと願うこともあるほど。
しかし、これが言葉だけではなかなかうまく伝わらなくてね、特に飛騨って日本全国的にはメジャーでもない認識があるし。


そのため、過去4年くらい通っていた(結構懇意にしていた)居酒屋でこの話になり、店主から「おいおい、聞いているだけでマズそうだなぁ。まったく美味しそうにも感じないし、ステーキでも何でもないじゃんか。」と一蹴された際には、こちらもブチ切れたという思い出があるほど(笑)


オレの説明も悪かったかもしれないが、この一件は自分が勝手に通いこんだ高山という土地や飛騨料理を提供してくれるお店への冒涜と感じたものよ。


まあ、この一件が引き金になったわけじゃないけれど、その店にも行かなくなったな。
郷土料理って、奥が深いものなのよ。


(漬物ステーキは、ご家庭で作るのも簡単なので試されてみては?本当に白菜の漬物とタマゴがあれば、すぐに作れる。余計なもの入れないほうが、素朴で楽しめることだろう。ただ、しょう油や味噌などの調味料は必須だ。)





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2021年10月中下旬の高山行き紀行<予告編>

2021年10月23日 23時59分59秒 | Weblog

【これがラスト高山になるのかな?】


2021年10月中下旬、従前から予告しているとおり、今回の高山へ向かう。
ただし、この高山行きはこれが最後になるのかもしれないと考えている。


その理由は、高山に行く目的が逸しているというか、現時点で破綻しているほかにならないのだが。
今振り返って冷静になってみると、やっぱり初回に行った時が高山行きのピーク
だったのかもな。



【改めて今回旅の整理】


そもそもは「君の名は。」の聖地巡礼から高山を目指したことだったな。
そこで偶然の出会いとなった居酒屋とラーメン屋の店長(店主)とは、運命めいたものすら感じたほどかなり有意義だった旅だった。


あんな記憶に残る出会いはもうないだろうし、有終の美じゃないが初回旅で高山行きを終わりにしておけば、今ほど高山に執着することもなかったんだけど。


まあ、こちらが勝手に思っていることであり、独りよがりというか高山に行く理由をあえて付していただけだったのかも知れない。



【数少ない親愛なる友人にも】


初回旅の高山からの帰りは、せっかく中央道(中央本線)を通って帰京するということで、十数年ぶりに親愛なる友人にお会いするという機会をいただいた。


自分が無理行ってお付き合いしていただいたので、今振り返っても恐縮することばかりだったが、やはり脳裏のヒダまでしっかりその日の有意義だった出来事が刻まれている。


自分がちょっと勝手ながら高山から帰るとき、どうしてもその地を通過する機会が多く、その際、普段以上に「元気でやっていらっしゃるだろうか」と車窓を眺めていることだ。


だから自分が高山行きを辞めることで、その方に会う機会はもっと減るのかも知れないし、もしかしたら初回の高山旅の帰りにお会いしたのが最後になってしまうかもしれないと思うと複雑だよなぁ。



【今まで高山に向かっていた本当の理由】


高山土産を旅行後は各方面に毎回配っているのだけど、いつも言われるのが「また行ったの?なにかあるの?遠距離恋愛でもしているの?」などなど散々な言われようなんだよね。


決まってオレが答えているのが「いや何もないのがいいんです。」とか「行ったら行ったで何かあるんですよ。」など、答えになっていない回答を繰り返している。


たしかに聖地巡礼を達成したことで目的を終わっているのに何故またむかうのかという疑問が第三者に生じるのは当たり前。
なぜなら観光地なんか一度行ったら、もう行かないとするのが日本人の暗黙ルールだからだ。


オレが高山に行く本当の理由は、一言でいうなら「一度触れた旅先での出会いの嬉しい感触を、また感じたい」ということなんだよね。



【それってどういうこと?】


この記事の冒頭や本ブログでたびたび登場する「某居酒屋の(元)店長」「高山ラーメンの某店主」がそのキーマンなんだよ。


前者は、すでに当居酒屋にいないが行けば明るく対応してくれた闊達な若者だ。
正直、高山に向かっていた目的は、居酒屋に行けばその彼に会えるわけだし、そこで地のものと楽しいお酒が飲みたいということだった気がする。


後者は、観光客に誰でも気さくに話しかける店主なんだけど、お手透きだったらバンバン話しかけてくれるんだよね。
すっかり気を良くした自分は、その日だけで2回も食したのに、その3か月後に行ったらすっかり忘れられていて(笑)


憶えてもらうまで通い5~6回も対面で食べながら、深い会話してもオレを憶えてくれなかった。
だからラーメンが美味しいのは当然だが、顔を憶えてもらうまで通ってやろうと意地になったこともあるかと思う。



【今回の高山旅で決めていたこと】


今回の高山行きでは、2つのことを決めていた。
ひとつは、すでに当該店舗にいない居酒屋元店長が市内勤務になるまでオレが高山に行くことがないこと。


ふたつ目は、当ラーメン屋店主に「今日は観光ですか?」と観光客向け定型文で挨拶されたら、もうこのラーメン屋に来ることを断念すること。


つまり、ひとつ目の案件がすでに無期限の訪問延期状態であるため、当該ラーメン屋店主に憶えてもらっていなかったら、本当の無期限の高山行き延期が決まるということなんだ。



【その結果は如何に?】


この答えは、この記事が長くなってしまったので次作でシレっと語ろう。
こうご期待!(誰も期待してないかww)


<勘案編へ続く>



(到着したその瞬間に高山駅前をパチリ。決行した日は珍しくいい天気だった。ちなみに高山にド昼間の到着って行軍史上初のことだったという。)




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千葉と岐阜はこんなところでも接点が<安房のはなし>

2020年11月20日 23時59分59秒 | Weblog

【“安房”をどう読むか】


当方は、人生の9割を千葉県で生きてきた人間。
そうなれば、すでに生粋の千葉県人と自負しているところである。


突然ですが、千葉県とは3つの国から出来た県であることくらい、ちょっと日本史をかじったことがある方ならご存じだろう。


ちなみに北から、下総国、上総国、安房国であるが、千葉の人なら安房といったら「あわ」と呼称する。
ところが、岐阜県北部周辺の人は安房といえば「あぼう」と表現する。


自分がこのことを知ったのは、まだ2年も経っていないことなのだけど、スペルは同じでも読みが違うことなんか日本語なら全然普通にあることであるし、特に地名とくればなんでもアリであることを我々日本人は刷り込まれている



【何の因果か1年ちょっとで綿菓子状態に】


自分がいい歳して「君の名は。」キッカケで岐阜(特に飛騨地方)にハマったのは、ここの読者である方ならもうしつこいぐらい承知していることだろうか。


そのことをキッカケに、そもそもの神社巡りという行動に引っ掛けて護国神社を中心に全国を旅するようになった。
当然、岐阜をメインに行動していると北陸方面への行動も生じてくることになる。


そんな飛騨や越中方面に繰り出している頃、富山県で長く修行経験のある板前さんと知り合いになる。
加えて、時を同じくして飛騨料理屋を営む千葉県人の女将と知り合いになり、岐阜で鶏ちゃん専門店を営む伝道師まで紹介されたりする。


つまり、岐阜は高山に割りばしを突っ込んで綿菓子を作るかの如く、突然、ぐるぐると知人らを巻き込んで知り合いがどんどん増えていったんだ。


交友関係のとにかく狭い当方にとっては、いい旅のアクセントが増えたような気持ちでもいるし、お酒を楽しむということが一層楽しくなってきた気がするという不思議な楽しい気持ちになるのよ。



【脱線したが、安房のはなし】


話を戻そう。


富山で修行経験のある人が、千葉と富山をクルマで往復するという話の際、キーワードとして「結局富山から松本経由で帰ってくるルートで一番早かったのは“あぼうとうげ”を抜けてくるルートだった」というネタを何度も聞かされたんだわ。


そのときは会話の中だから、“あぼうとうげ“がどんな字を書くのか全く分からなかった。
ところが、自身が高山から松本まで特急バスにのって向かった際に「安房峠道路(安房トンネル)」を通り抜けたんだ。


その時に「あっ、これが”あぼうとうげ“かぁ」と気づいたわけ。


この時は、その当時、高山と松本のあいだにあったアルプス越えという過酷極まりなかった峠越えの逸話を様々な人から聞いていたので、便利な道路が出来たんだねぇと振り返っていた。



【やっと本題】


思い立って今日、改めて「安房峠」のことをググっていたら、安房国出身の日蓮上人が当該峠を越える際に命名したという記事を発見した。


読み方がどう変わったまでは調べきれなかったけれど、千葉南部と岐阜北部地方(長野西部)がつながっていたという情報は、なぜか興味と嬉しさを覚えたので今回記事にしてみたというお話。


しかし、安房峠を調べているととにかく様々な情報が入ってきて面白いのよ。
それらをすべてここで披露出来ないので、ここから先は各自で掘り下げて欲しい。



【以下余談/蛇足】


日蓮宗は、千葉でも信者が多いのは、当然発祥の地でもあるわけだから当然といえ当然。


だけど、多くの葬式に参加するような年齢になった当方としては、日蓮宗の葬式に参加したことって片手で足りる程度なんだ。


千葉では圧倒的に真言宗が多い印象のよ。
ちなみに当家は浄土真宗(東系)で、こちらも自分の家以外だと片手以下の葬式にしか参加したことがない。
(もともと当家の本家は青森。母方に至っては禅宗”曹洞系“だった。)


千葉では日蓮宗が発祥の地であることは承知していたものの、日蓮宗の葬式にあまり参加したことがないことってどうなんだろうなぁと思って調査を開始してみたわけ。



【想像通り、でも意外なことも】


日蓮宗の寺院の数は、千葉県が最も多く関東圏を除けばぶっちぎりの多さだった。
ちなみに岐阜県は日蓮宗が多くなく、最も多いのは禅宗系(臨済宗など)のようだったから、宗派と地名命名とは関係がなさそう。


参考までに、千葉で最も多いのは、天台・真言系らしく、こちらも日本でトップの寺院数だったというのが面白いところ。
実に千葉県の寺院数では55%以上、日蓮宗が日本一多い割に県内では23%程度に留まっている。


そこで全く関係ないけれど、浄土真宗は北陸圏が最も多く、当家担当の住職も富山から分家しているお人なんだ。


そう思うと人生50年弱生きてきて、ここまで飛騨や越中方面に自分とつながりが出来ていくなんて鉄チャン時代(中学生~20代前半)では想像もしていなかったことなんだよなぁ。



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都内から岐阜県高山まで行くルートを勘案する<まとめ>

2020年11月19日 23時59分59秒 | Weblog

<その3からの続き>



【コスパなら敵なしのルート】


正直なところ、新宿発高山行きの高速バスがコスパ的に最もおススメ・・・といいたいのだけど、途中休憩があるとはいえ、同じバスに5時間半も缶詰にされることは、今の時代的にも精神的にも厳しい。


だから、最も安価に動ける手段として、この路線以外にないし、乗換も一切ないというメリットから面倒なことが嫌いな人向けとして、コレ一択でしょうな。


ただし、移動で一日がつぶれてしまうという大きなデメリットがあるけれど。
(お金と時間は比例するからな。)



【最速なら新幹線】



東京を朝7前後に動き出すことが出来れば、お昼前には高山へ着けるという4時間程度の移動になる。
半日の時間が高山で作れるということは、だいぶ大きい。


それに一度の乗車時間は、それぞれ2時間ぐらいと旅味的にもいいところだろう。


ただし、片道の負担金額は、最安の高速バスに比べるとおよそ2.3倍以上になるから、1時間半の移動時間短縮を、その値段で買える人なのか否かという選択になるだろう。



【飛行機の選択は難ありすぎ】


飛行機という選択は、そもそも論だが出発時刻の1時間前くらいに飛行場にいなくてはならないというところや駅からのアクセスが必要である。


つまり、タイムロスが多いこの選択は、到着空港から高山まで近くないこともあって、結局新幹線ルートより下手すれば遅いという結論になる。


しかもお値段は最高値とあって、この移動は飛行機好き以外にメリットはない。
さらには、コロナ禍の影響もあって、航路も高速バス路線も欠航欠便が実際にあるし、今後も確実ではない。



【まとめのまとめ】


高山へ「行って来い」の旅をするとなった場合、高速バスの往復が最も安価ではあるけれど、もっとも旅味が少ないと思ってしまう。


かといって鉄路も行きと帰りでルート(行きは名古屋回り、帰りは富山回りなど)を変えるという片道きっぷの旅も大変面白そうだけど、そんなパック旅行は売っていないから、割高にもなる。


飛行機は「行って来い」なら論外の選択。


だから、その中間をとって、行きは東海道新幹線ルート帰りは高速バスというルートが案外楽しめるのではないかと推奨しておきたい。



【エピローグ】


自分が高山をお気に入りの街へと誘ったキッカケは「君の名は。」に他ならない。


自分と同じように高山へ行ったことがない人ならば、「君の名は。」よろしくで行きは東海道新幹線で名古屋まで行って「特急ひだ」に乗り換えて行ってみることをお勧めしておきたい。


出来たら、別ログで綴ったように名古屋駅では駅弁を買って、その日でなくてもいいので高山以北の飛騨古川まで行っていただけたら、もう「君の名は。」を半分以上楽しめたことになるのでどうでしょうかね(笑)



<その1へ戻る>



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高山復活へは、飛騨高山を聖地化するしかない?

2020年08月24日 23時59分59秒 | Weblog

飛騨高山、見えぬGoTo効果 開始1カ月「客足戻った実感ない」
~株式会社岐阜新聞社~2020年8月23日~
https://this.kiji.is/670077991865533537



【元々地盤が脆弱な場所】


ここでいう地盤とは、立地のことではない。
もちろん、荒天には弱い土地柄であるが、それよりなにより高山の魅力というポイントが現状において少ない。


これは、自身が高山へ何度も行くようになって感じていることであって、地元の人でさえ、「4回来たら飽きる(@高山市内在住の元居酒屋店長N氏談)」というほどだし。


たしかに高山って、目玉らしい目玉は陣屋跡、古い町並みおよび宮川朝市くらいだろうから、そんなもん一日で巡れちゃう。
足を延ばしたところで、鍾乳洞もあるが白川郷や五箇山に比べたら弱い。


それこそ白川郷などの合掌造り巡りだってそれぞれ一日コースだけれど、厳密には高山のエリアではない。
合掌造りって、若い人たちにはウケないと思うし、どれもこれも一回見たら十分ってやつだもんな。


だから新たに日本人を取り込むとなったら、超限定的であることは、誰の目から見ても明らかなことだろう。
つまり、この岐阜新聞社のニュースなんて、想像の域を超えてこないというものになるよなぁ。


だって、インバウンドの客をのぞけば、日本人の観光客なんてほんの一握りであるわけだから、海外客を開放しない限り、(高山祭をのぞけば)客足が戻ることなんかきっとないことだろう。



【そうなると復活への足掛かりは?】


目玉がない、家族旅行で行く場所でもない、若者受けもしないとなれば、このブログのタイトルのとおり聖地巡礼の客を引っ張り込むしかない。(まあオレがそうだったように・笑)


たとえば、「君の名は。」だとメインの舞台は隣の飛騨市になるが、舞台のモデルの一部になったとされる日枝神社があるので高山市も全く無縁ではない。


それに飛騨市より高山のほうが安価で宿泊施設に泊まれるケースが多いし、ラーメン店などの飲食店も多いから「君の名は。」級のヒット作に巡り合えば、大いに再賑の期待はある。


前述のN氏によれば、君の名はよりもアニメ「氷菓」のほうが高山駅周辺にとっては賑わったようなので、同様のアニメのヒットは、GoToにもっと引っかかれば復活への足掛かりになることは期待できそうだ。



【今の期待はラーメンのみ】


高山駅周辺の徒歩圏内には、数多くのラーメン店がある。
老舗から新興勢力まで様々あるが、密度としてはその辺の都市部の方が圧倒的に多い。


つまり、観光地において土産物店をのぞけば、ラーメンくらいしか食指が動くものがないのかもしれない。
だけど、それぞれ特徴的で面白いことは事実なので、ラーメンの食い倒れ目的で行ってみるのも悪くないはずだ。


オレも秋は、ラーメン旅で行くはずだったんだけどなぁ・・・
(過去ログ参照)



【まとめ】


高山復活へは、インバウンド客がいない今、「氷菓」や「君の名は」のようにアニメが流行って聖地化となることを期待するほかに、茨城県大洗町のように定期的なイベントの開催や地元の人たちの協力によって、町ぐるみで過去に流行ったアニメ作品を再盛り上げするといった企画もありのような気がする。


少なくても話題になるだろうし、7月豪雨で傷を負った地域もあるのだから、下呂~高山~飛騨市(古川)の地域でなんらかしらの共通イベントでも・・・。


さらにこのあたりは、日本酒の美味しい場所でもあるし、きっかけは何でもいいような気がする。
体力さえあれば、きっと負けないと思うのだけど・・・・・全くの部外者がノーガキを言ってるだけじゃダメよな(反省)


(この画像は、岐阜新聞社の記事から引用し加工したものです。この画像は最盛期に近いものかと思うけれど、もっとインバウンド客がこの古い町並みには多く存在する。)


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白川郷へGO!

2020年04月10日 23時59分59秒 | Weblog

【高山に来るようになったのは16か月前から】


数年遅れで拝見したアニメ「君の名は。」で衝撃的にハマって、高山という街に来ること数度、いよいよ有名地「白川郷」へ行くこととなった。


地元の人に高山といえばを尋ねると「マジでどこもない」と答える人が多い中、「奥飛騨温泉郷と白川郷だけは一度くらい行っておけ」という言葉を信じてようやく旅程に組み込んだんだ。


でも千葉県在住の高山ファンの先輩に
「いやぁ一時間もいれば十分じゃない?それも展望台へ行って来いの工程でいいと思うよ。」
と聞かされていたので、高速バスの時間にあわせて白川郷に1.5時間だけいる旅程を組んだんだ。


【天気予報は大雨予想】


高山では行きつけの居酒屋でしっぽり飲んでいたんだけれど、「明日白川郷へいよいよ行くんだけど、大雨じゃなくて雪模様だと来た甲斐あるよねぇ」と話したら、「最近は高山でさえ雪すらほとんど降っていない」という。


今季だけでも積もったのは2~3回だというから、マジで大雨での白川郷巡りを本当に覚悟してお店を後にしたという。
(天気ばっかりは仕方のないこと。)


【大雨予報のハズが】


寝る前に改めてピンポイントで天気予報を見ると白川郷方面は、あきらかに大雨予想。
自分の旅行時のおける雨男っぷりをひたすら嘆くばかり。


ところが朝、ホテルの屋上から東のほうを眺めると、なんと雪模様ではないか!
目的地は、ここ高山よりも北西方面ではあるけれど、もっと山深いところにあるあるからして大雪必至。


個人的には、うっすらと合掌造りに積もるくらいでいいんだけどなぁ・・・
さすが自分の運、丁度良くはならないということで。


(ホテルの屋上から飛騨山脈方面をのぞむと街中がうっすらと雪化粧していたという。)



(出発前の高山BCもご覧のとおり。雪が本降り。街中でこうなら山の中は・・・)



【移動中から積雪祭】


高山濃飛BCから高速バスで白川郷へ向かうのだけど、時間的に50分ほどで到着するのが定刻。
しかし、現場へ近づくほど雪が積もりに積もって5分以上遅れて白川郷BTに到着する。


しかし、ここに降ろされたのはいいけれど、目当ての展望台へ向かうまでが分からないほど雪が降りまくる。
仕方がないので案内所で、展望台行きのシャトルバスの乗車場所を聞くと・・・


「今は雪が凄いので運休中です」


というまさかの返答が。
雪が降って歩けないほどだからバスが出ているんじゃないの??


でも案内所の人は、そんな困惑状態のオレに淡々と「歩いても10分ちょっとですから」と事務的な返しをされてしまい、まったくアテにならないペラペラの案内図を渡してくれて突き放されてしまった(笑)


(白川郷BTは、新しいのか綺麗だった。看板はさらに新しいけれど、真っ白なBTに放り出されても・・・)



(白川郷BTを遠景で見た様子。もう無茶苦茶降ってますや~んwww)




【仕方がないからそのままそれっぽいところへ】


すでにしっかり30~40mmほど降雪している道路は、自分が履いてきたローカットのスニーカーだと、ほんとにギリギリ。
もしかしたらギリギリアウトかも知れない状態で、なんとなくの感覚で歩き続けて展望台へ向かったという。


(なんとなくの感覚で歩き出したはいいけれど、集落の様子よりも展望台への道がこれでいいのか気になって・・・)



(しんしんと雪の降る中、徒歩4分くらいで到着した道しるべ。城山展望台方面へ向かえることは分かったが雪が凄いよ。)



(さっきの道標からが登山開始。ここから上り坂を延々と登ることになる。スニーカーだと滑ってねぇ・・・)




【実は展望台って】


徒歩10分強という距離だとは言え、なかなかの上り坂で積雪と吹雪もあって、時間はちょうど2倍の20分かかった。
展望台は、完全民間施設であり正式には「荻町城跡 天守閣 お食事処展望台」というらしい。


マナーの悪い観光客が多いのか、トイレ内から各所のあちらこちらに注意喚起を示すものがいっぱいあった。
そのせいなのか、自分が展望台の見晴らしのいいところで荻町集落の様子を撮影しようとしたら、


「風景を撮るだけなら端でやってください」


と強めに追い出されたという。
つまり、ここの展望施設は民間施設なので、一番のいいスポットは有料で対応するということ。


たしかに何組かは、自身のスマホを係りのお姉さんに渡してモゾモゾやっていたのを確認できた。
まあ商売ですからねぇ、その辺の気持ちもわかりますがもう少し言い方もあるような気もしますよ。


なお、こちらにもお土産屋はあるのだけど、この展望台でしか買えないものはお菓子が1品あるだけで、あとは麓やSAで買えるものばかり。


しかもお支払いは現金オンリーだ。
徒歩で来た方は、こちらでわざわざ買っちゃうと荷物になるのでちょっと考えて購入しましましょう。


ちなみに展望台の滞在時間は10分もいなかった。
展望台とお土産コーナーを少し眺めるだけで、こちらにはもう用がなくなったというか、なんか居ずらいんだよねぇ。



(やっとの思いで到着した展望台。入口は融雪剤がまかれていて除雪作業もマメに行われていた。)



(展望台のお土産屋さんという触れ込みだが、中に入って見学している人は、ほとんどいなかった。)



(こちらがアチコチに掲示してある注意書き。色々嫌なことや迷惑沙汰があったのだろうと推測できる。)



(展望台の”端”から撮影した様子。ほとんどの合掌造りがコチラ向きか道路沿いに作られていることがわかる。)



(この写真が怒られる直前に撮影したもの。お金を払えば白川郷というプレートをバックに撮影してくれる・・・のかしら?)



(こちらの展望台には、自分が歩いたルート以外にも来ることができる。)



(その詳細がこれ。晴れていれば目の前の山の上に展望台が見えるに違いない。)



(帰り道の道中は、真っ白になるほどの吹雪も発生。)



【実は展望台よりもいい絶景スポットあり】


帰りの下り道も延々歩くのが鬱陶しかったけれど、シャトルバスはあいにく運休中だからやっぱり歩いて下るしかない。
だけど、先の展望台よりも眺めのいいスポットがあるのよ。


怪我の功名じゃないけれど、なんか展望台でのモヤモヤがこれでスッキリしたかなぁ。
(吹雪が凄かったけれどね)


(このカーブミラーが目印。ここから眺める景色で十分??)


(それがこの景色ね。展望台より、むしろ様になっている気がするww お急ぎの方なら、もうここでOK?)




【おっと、シャトルバスじゃん(笑)】


山を下りて、白川郷BT周辺のお土産屋さんや有料見学施設の入口をフラフラ歩いていたら、なんとシャトルバスがバス乗り場でスタンバイ中ではないか!


聞けば、その1本前から運行を開始したらしい。
時間的に自分の場合は利用できなかったけれど、ホントについてないわ~って思うしかないよな。


まあ、逆に運よくバスの往復乗れたら、白川郷BTで50分以上の時間を持て余してしまっていたからね。
雪山のプチ登山も悪くなかったとしておきたい。


(なんとまぁ、大雪だから運航休止だったというシャトルバスが山を下りたら普通に走っていたというオチね。)



【実はレンタルあり】


そうはいっても白川郷BTでは25分くらいの待ち時間が出来てしまっていた。
のんびり荷物の整理をしながら、ホットコーヒーでカラダを温めていたら、気になる貼り紙発見!


「長靴レンタルできます」


マジかよ~、だからすれ違った外国人は、みんな長靴を履いていたのかぁ・・・
みんな用意がいいなあって思ってたわぁ。


なのでスニーカーで来た方も安心。
白川郷BTの案内所で長靴がレンタル可能。


あ、あとマイカーでは入れる場所が限られていることと、白川郷BTには停められないので注意。
前もって行ける場所と停められる場所をチェックしておこう。


参考までに車で集落を一周できなので、フルコースだと3~4時間かかることも覚悟されたい。
(展望台にも、ぐるっと回ればマイカーで行ける)


【実はお土産なら】


先ほども展望台でのお土産の話をしたけれど、お土産を白川郷BTから程近い複数あるお土産屋さんで買うほうが色々優位性がある。


例えば品数だったり、かさばらないということ。
個人的に強い優位性を持つと思ったのが、各種電子マネーやクレジットカードが使えるということ。


中には使えない店もあるかも知れないけれど、自分がのぞいた2店舗ではしっかり対応していた。
まあ、もう来ることは無いかも知れないけれど、今後往訪する皆さんのご参考になれば。


(白川郷BTから、南側にある合掌造りが多くあるメインの建屋のほうをのぞむ。その両脇にお土産屋もある。)


【PS】


高山という街への観光といえば、古い街並みや朝市などの街中散策、年二回の高山祭、白川郷(大野郡)、平湯や新穂高などの奥飛騨温泉郷の4点セット。


高山祭には興味がないので、いよいよ残すは奥飛騨温泉郷と行けていない街中の陣屋跡や鍾乳洞くらい。
でも、行くべき観光地がなくても高山駅周辺にあるお店は、どれも人情味があって味のあるお店が多い。


早くコロナ禍も落ち着いて多くの観光客が訪れる街に復活してほしいと強く願う。
それだけ、大好きな街なので。



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岐阜市内から「いざ高山」へ

2020年04月09日 23時59分59秒 | Weblog

【コロナ禍の影響は?】


ここ1~2年くらいで岐阜駅周辺には、今回で3回訪れたことになった当方。
今回は、柳ヶ瀬のヤマト運輸配送センターや駅南口周辺も多少探索することとなったため、多少の土地勘が芽生えてきた。


岐阜駅周辺や駅から少し離れたところにあるドン・キホーテなどを散策していると、人通りが少ないようにも思えなかったし、スーパーも結構な混雑具合でコロナ禍の影響は、当時だとあまり感じなかった。



(本来の予定ではJR岐阜駅に来ることはなかったんだよなぁ・・・でもシュッとしていてオレは嫌いじゃない。)



【岐阜に来た目的は?】


すでに別ログで紹介しているのだけど、岐阜に来た目的は一度ハマった「鶏ちゃん」をまた食べに来ただけ。
その他市内をグルグル回っているけれど、鶏ちゃんを食べるために時間調整しているというのが正しい。


(そうは言いながら、またこの岐阜駅には鶏ちゃんを食したり自分が高山へ顔を出し続ける限り、今後もお世話になるだろうな。)



(あれ?前から岐阜駅前にこんな金ピカの像がありましたっけ??)


詳細は、そちらもご覧ください。
(ほかに神社を2社回っていますが、いずれ記事にします。)


(岐阜の駅標。もし繁忙期だったら自由席で高山へ向かおうと思わなかっただろうな。そう思いながらパチリ。)



【まさか鉄路に変更となるとは・・・】


前回の岐阜旅では、思いのほかゆっくり鶏ちゃんを楽しんだため、電車の時間がギリギリになってしまい、お酒が入っているのに鬼ダッシュで移動して名鉄岐阜駅へ飛び込んだという失態があった。


従って、今回はゆっくり鶏ちゃんを食す予定だったのだけど、当該店が自分の想定以上に混雑することとなり、早めに退散したことで逆に時間が出来過ぎてしまったワケ。


そのため、名鉄岐阜駅発15時過ぎの高速バスをキャンセルして、JR岐阜駅から特急ひだ号が運よく使えそうなことも判明して、そっちへ乗り換えたんだ。


(岐阜駅に入線してきた特急ひだ号。列車は、ここでスイッチバックして高山へ向かうので見えている車両が今度は最後尾になる。)



(特急ひだ号はFREE Wi-Fiがつながる。と、同時に遅延しがちの高山本線の情報など得ることもできる。)



【予定どおりにいかないのも旅】


概要版でもこのあたりは情報開示しているので割愛するけれど、「君の名は。(聖地巡礼ツアー)」で特急ひだ号に乗車した以来の鉄路旅になった。


今回は前回と違って道中が暗くないので、右へ左へ大きくくねる様子を味わいながら一睡もすることなく車窓をガッツリ眺めていたという。


(高山本線は飛騨川沿いを北上しながら走る。飛騨一ノ宮駅くらいから宮川沿いを北上するように走る。)


【高山に来たのはもう何回目だっけ?】


もうすっかり慣れた高山駅の東口から、もうすっかり行き慣れたホテルまで一直線に向かう。
高山では行き慣れた居酒屋 、行き慣れたラーメン屋にそれぞれ顔を出して、情報収集したり近況報告などを行ったんだ。


それぞれの店舗やほかのお店からは、結構なニュースを耳にしたのは過去ログのとおりだ。
こちらの記事をご参照ください。「今こそ旅行に行こう」という記事なんだけどねぇ、時節が時節だけに・・・)



(高山駅から降り立ったら、なんとなく高山バスセンターを眺めるのがいつものルーティーンだったりする。)


【翌日は白川郷へ向かう】


翌日は朝も早い時間から白川郷へ行くことになっていた。
前述の飲食店店長らからの情報だと、今年は思いっきり暖冬で写真映えのする雪の白川郷はきっと拝めないとさんざん言われたんだ。


しかも、加えて翌日の現地は大雨の予報(笑)
今期は、本当に数えるほどしか降雪はなかったといい積もったのも1~2回だったというから、雨の白川郷を覚悟して翌日に備えたんだわ。



(訪れたこの日も高山祭の提灯と幟があった。時期的には翌月に当たるのだけど・・・今年は残念ながら4/7付けで中止となった。)


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新海監督の新作品「天気の子」ってどうよ?

2019年07月21日 23時59分59秒 | Weblog

映画 天気の子




鑑賞前に鑑賞しない宣言!?
(by nobizou)




【少々前評判が高すぎやしないか?】


個人的には、聖地巡礼までした新海作品「君の名は。」のこともあって、この新作品「天気の子」も当然興味ある。


しかし、あらすじ※の映像を見たこともあるせいか食指が全く動かないのだ。
まあそれとは別に、あくまで個人的な主観からどの程度ヒットするかを検証してみたいと思う。


天気の子のあらすじ※】


家出少年がバイト先で同僚となった女の子と知り合う。
と、同時に家出少年は銃を偶然拾う。


彼女には天気にかかる特殊な能力があることを少年は知り、その能力を使って金策を得る行動をとる。
当面は、安定するがその能力に目を付けた集団が彼女を利用しようするため命の危険にさらされる。


もしくは、銃を拾ったことでアッチの方から追いかけられる状況になったか?
・・・まあそんなところだろうか。


(あくまで予告編から推測をしただけだけど、違ってたらゴメンよぉ)


【前述のあらすじは、オレの想像だよ!?】


つまり、なんとなく「君の名は。」に大筋は似通っているとも思えるストーリーだが、決定的に違うのは今作は「現代・現在」を舞台としていて、人間臭い場面が多いということだろうな。


ここが前作と違ってどうなるかということかな。
人間臭いところは、果たして万人にウケるか?


学生にウケるか?おじさんにウケるか?海外にウケるか?
この辺りの条件がそろってないと前作ほどのヒットは難しいだろう。


【似ているようで似ていない?】


ラブストーリーとは思えない壮大なファンタジー作品だった前作は、時空をこえて現在に結び付けハッピーエンドに近い終焉を迎えた。


それでいて、一つの結論を見せておきながら、それを覆しつつもしかしたら現実世界でも起こりうることなのではないかと結び付けたスケールのある作品だった。


そして今回の「天気の子」は、最初から現代ペースでストーリーが進み、実際には起こりえないことをキッカケに多くの障害を乗り越え、天気をコントロールできるというファンタジーを絡めつつハッピーエンドとなるのかならんのかという作品。


今作もラブストーリーではあるものの、前作が恋愛について大きくぼやかした割りに、今回はガッツリ恋愛を描いていそうなところがハマる年齢層を絞らせてしまいそうだ。


また、すでに聖地も明らかにはなっているが、あの名もなき坂のほか都内の改築現場や改装ポイントが舞台となっていて、二次的な効果も期待は薄い。


ゆえに話の主観は、前作と似通ってもいるがファンタジー感やリアル感前作と大きくニュアンスが変わっているともいえることだろう。


【新海作品の過去作をチェック】


これまで7作を世に出した新海作品だが、大ヒットした前作以外には、興行収入的に記録があるのは3作品のみとなっている。


つまり、「君の名は」の大ヒットによって視線が集まった新海作品ではあるが、これまではジブリ作品のように安定したヒットがあるわけでないところがポイントである。


<新海作品における国内の興行収入など>

①ほしのこえ(2002) 興収不明

②雲の向こう、約束の場所(2004) 興収不明

③秒速5センチメートル(2007) 興収1億円

④星を追う子ども 興収2000万円

⑤言の葉の庭 興収1億5000万円

⑥君の名は。 興収250億円

⑦天気の子 興収???



【自分は観る予定なし】


前作「君の名は。」のヒットについては、様々憶測が読んでいる。
たとえば、「封切りのシーズンに大きなライバルがいなかった」など偶然のスマッシュヒットが破壊的に広がったことが要因とされている。


個人的にはそう思っていなくて、「君の名は。」の前作「言の葉の庭」こそ売り上げ的には多少あったものの、それ以前に「秒速5メートル」を除けば目立つ興行収入的なものは存在しない。


つまり、そんな監督の作品をどこの映画館が上映をするかって話だよ。
ところが、小さなスタートがクチコミがクチコミを呼んで前作は超大ヒットとなった。


これは単純にリピート鑑賞客を含め、口コミによって学生を中心に広がり、夏休みのシーズンを過ぎて大人が観るようになって途絶えなかった観客の賜物だったわけだ。


今回もプロモーション的には同時期だけど、ヒットの大きさは学生たちの感受性にかかっているともいえよう。
従って、今回は売れに売れた監督の新作品だから、そりゃあスタートダッシュは期待できるはずだ。



【ズバリ、大ヒットするか??】


オレの予想では5億の興行収入があれば御の字で、そこまでHITしないと踏んでいる。
まあよくて2億ぐらいじゃないかなぁ。


今回は、多くの劇場が上映を予定しているから、前述のようにスタートダッシュは成功するはず。
しかし、先にコメントしたようにターゲットにした年齢層がだいぶ上に設定しているところは気になるところ。
(すでに拝見した知人の情報でもR15でも良かったかもと言っていたのでね。)



でもその後はどうか?
前作によってハードルが上がりすぎちゃっていないか?
(多くのCMとのタイアップもアニメ映画界では異例ではないか?)


前作は海外もハマるほど多くの人にウケた異常な大ヒットだったんで、その辺はうまく感じ取って新作品と接してほしいわ、でもオレは観ないな多分(笑)


だって予告編で結構ネタバレしちゃっているし、予告がピークであるようにも感じてしまったから。
(断っておくが、オレは「君の名は。」にハマったが新海作品にハマったわけではない。)



【PS】


RADWIMPSの楽曲も今回の作品に主題歌・挿入歌など様々加わっている。
このことにより「君の名は。」で構築された楽曲との結びつきと、今回果たして棲み分けできているかも大きなポイントだろう。


映画「クローズ」のビーツ(THE STREET BEATS)の楽曲との結びつきとも意味が違うから、RADWIMPSの楽曲だけで作品のイメージを変えるって難しいと思うぜ?

 


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『北陸&高山ツアー』「飛騨市古川編」

2019年07月17日 23時59分59秒 | Weblog

【今回、高山に来た大義名分】


初めて飛騨高山に来た時の目的って、ズバリ聖地巡礼
そして二回目は、高山市内を中心とした神社巡り


厳密には、あの居酒屋に行くというのが二回目の目的だったけれど。
そして三回目の今回は・・・見事に目的も何もなかったりするんだよ(笑)


過去ログで語ったとおり、今回の旅は偶然にも富山県氷見市がピンポイントでイベントをやったおかげで、そちらへ行けず高山市へ流れるような形で現地入りすることになったわけで。


そして高山まで来たはいいけれど目的もないため、予定ではその流れ着いた翌日に飛騨市内の酒造屋さんが偶然にもイベントをやるというので、それに乗っかって古川までやってきたというワケ。


逆に言えば、このイベントがなければ、完全にどこを巡ろうか悩んだであろうし、あいにくの天気でもあったから鍾乳洞くらいしか行き場所はなかったかもしれない。


【レンタカーで人生二度目の飛騨古川入り】


高山駅近くのレンタカー屋さんで軽自動車を借りて飛騨市古川へ向かう。
思えば、観光目的で自分のためにレンタカーを借りたのって人生初かも。


仲間のために借りたこととか引っ越しの手伝い、仕事関係などにしかレンタカーって借りたことなかったなぁ・・・と思いながら、コーヒー牛乳を大量にぶちまけたかのように荒れ狂った宮川沿いに飛騨市を目指したんだ。
(写真なし。宮川に怖くて近づけなかったほど川は荒れ狂っていた。)


【久々の古川は・・・】


自分が走らせたレンタカーは、ナビの指示に従って飛騨市役所の駐車場に入れた。
しかし、朝9時過ぎの段階でほぼ満車状態。


無料で使えるとはいえ、大雨が散々降って警報まで出ている段階なのに県外ナンバーのクルマを中心に駐車していた。
なお、目的地の酒造店は、ここから歩いて10分もかからないところ。


昔取った杵柄ではないが、一回地図を見ておけば得意のグーグルマップの出番なく現場に到着できた。



<ちょうど雨が上がったタイミングとなった飛騨市役所(図書館)駐車場の様子。>
<普段は結構停められるらしいけれど、タイミングが悪かったら停められないおそれもある。>



【イベント会場は、やや閑散と】


目的地は飛騨市古川ではもっとも有名であろう「渡辺酒造店」さん。
こんな天気にイベントを実施してくれてこっちが感謝したいくらいのピンポイント開催には、何度でもお礼を申し上げたいところ。


そんなテンションなので、オレもワクワクしながら腕をまくって店先まで来ると・・・
おやおや?


奥で酒粕についての講義を受けている人を除けば、5名前後の客しかいない。
むしろ対応スタッフのほうが人数は明らかに多い。


天候の問題か周知不足かわからないけれど、これは明らかにさみしい。
そんななか自分といえば、木桝を500円で買ってお酒飲み放題という企画に参加した。


もちろん、クルマで来たので原酒やドブ酒などの日本酒は「香りをかぐ程度」とし、甘酒を2杯程度味わい、渡辺酒造店で使っているという水を飲んでみたというところ。


ほかにガチャガチャなどのイベントもあったが、ガラス製品自体が荷物になることもあるし、もしレンタカーの車内で破損などしたら多くの代償を支払うことになるので諦めた。


なお、隣接するテントでは、イワナの塩焼きとかあるはずだったのだけど、客もほとんどいないし、活気なく、ピザとかもあるのかわからない状況だったので限定プリン(当日の賞味期限)だけを食して引き上げることにした。




<350円だったかな?麹がふんわり効いていてまずまず・・・ということにしておこうww>


【古川の滞在は1時間未満(笑)】


渡辺酒造店には、20分もいなかったようなのだけど、飛騨市役所に戻ると駐車場はパンパンになっていた。
この日は、渡辺酒造店さん以外にイベントもないはずだったが、図書館とかでなにかあったのかも。


自分もまさかここまで短い滞在時間になるとは思っていなかったが、クルマをひとまず高山市内へ向けるのだった。
(渡辺酒造さんで過ごした様子を写真にもっと納めたかったけれど、あまりに人がいなくて・・・)


<日本酒カブレにこのフレーズを聞かせたい。酒造メーカーが言う一言なら響いてくれるだろう。(渡辺酒造のテント内にて)>



【PS:味処古川と瀬戸川】


先日も少々ネタにしたけれど、自分が飛騨地方を訪れた6/30には、「君の名は。」のTV再放送があった。
もしかしたら、それでまた飛騨方面に巡礼へ来る人も増えるのかもしれない・・・


そう思っていたけれど、さすがに飛騨市役所味処古川で写真を撮っている人は、まだ再放送前の当日だっただけに見受けられなかったなぁ。


<街中を走る瀬戸川も台風の影響で大濁り。清水を泳ぐ様子の面影はないが、鯉は元気そう。>


あと最後に、当映画でも優雅にコイが瀬戸川を泳ぐシーンもあるのだけど、さすがに雨の影響でその瀬戸川も泥水状態。
鯉も驚いていることだろうな。


<軒先には、いまだ当映画のポスターやチラシがある味処古川さん。さすがに少し様子は変わったけれど、あの元気な名物おじさんの姿が見えなかったのが少々気がかりだったり。>

 



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「君の名は。」といえば”RADWIMPS”だけど...

2019年06月19日 23時59分59秒 | Weblog

テレビ朝日系列で今月末に映画「君の名は。」が二回目のTV放送があるということで話題になっている。


それとあわせて自分も記事にさせていただいたところであるが、ちょっとコメントを残したいネタがあるので個人的に今回も記事にさせてもらおう。


『君の名は。』6/30地上波放送>今回はどんな“仕掛け”が…?ワクワクがとまらない!(テレ朝POST)


この記事を何気にスマホで読んでいたのだけど、関連して思い出す曲があることを合わせて思い出したんだ。


本来、この映画の楽曲として RADWIMPS の「なんでもないや」や「スパークル」などが代表曲であり、それらの曲を実際に耳にすれば「あっ、君の名は。じゃね??」と連鎖的に沸いてくるのは当然の反応だよね。


でもね~。
オンタイムでこの映画を見なかった自分は、有線とかでこの曲が流れるとなぜか「君の名は。」を思い起こしちゃうんだ。


「化物語」とかいう作品すら知らないのにね。
・・・・不思議なものです。



君の知らない物語 - supercell

 



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大人が考える「大人の友達のつくり方」

2019年06月10日 00時00分01秒 | Weblog

【大人になると友達作りは難しい】


個人的には元々、人付き合いがとにかく苦手で、友達は小さいころから作るのが苦手だった。
と、いうのも35歳前後を過ぎるまでは、正直性格が悪く、気遣いができない性分だったこともあると思っている。


そんな性分も近年改善した(?)とはいえ今年48になろうといしている現在において「今日飲みに行かない?」と気軽に誘える友達はゼロだ。


中学時代まで過ごした同級生らもつながりが無くなって15年は経つし、高校時代の仲間のつながりもすっかり疎遠。


たまに声をかけてくれる別の仲間も、最近はコチラとのスケジュールが全く合わずで、結局、数少ないオレの仲間らと会う機会が激減した。


まあ、チョンガーはオレだけだし、みんな家族と仲良くやるのが中心だから、暇なアラフィフと付き合う余裕もまずないということだ(笑)


つまり、まったくの足場なしの状態から、友達というか行きつけのお店で多少の会話ができる知人を作るという作業は、やはり自分の性分を鑑みても相当難しいことは容易に想像できる。


【それでも”おひとりさま”は得意な当方】


かつての性分が育んだ今の環境は、とても取り返しがつくものではないと割り切って、ちょうど10年くらい前(38,39歳くらいからかな)からお酒によるリフレッシュ作業を行うようになって今に至っている当方。


要は”おひとりさま”の延長として「一人居酒屋」をここ10年弱やっているのだけど、そりゃたまにはちょいと話せる相手も欲しい時もある。


でもそこは、知人を無理に開拓するよりも、しっぽり一人で飲むことが多い当方。


そこで、お店の店長やスタッフが稀に相手をしてくれることはあっても、行った先でお客同士による仲間意識が働くような会話が成立することは10年程度の時間、一人居酒屋をやっているが皆無に等しかったわけよ。



【それができる先輩の一言とは】


雑誌やメディア・実用本など様々なところから、大人になってからの友達のつくり方を(自然に)学ぼうとするのだけど、だいたいみんな言うことは同じ。


「積極的になること」
勿論そんなことができるのなら、そりゃ苦労しない。



自分がかつてお世話になった先輩(すでに亡くなっている釣りの師匠)は、コミュ力が高く、多くの仲間たちと常に行動していて、そんな先輩が常々言っていたフレーズがあった。


「町の居酒屋や喫茶店、中華料理屋などにマメにチョイチョイ顔を出していれば、自然と知り合いは増えていくものよ」


当時は、友達を増やそうとは思っていなかったから「ふ~ん、そういうものなんだぁ」としかとらえなかった。


それに、思い返せばここ4か月前まで8年以上通った居酒屋があったけれど、一切横のつながりはなかったけどなぁ・・・と、振り返る当方。



【偶然にも似たような行動をとっていたのだけど・・・】


前述でも少し紹介したとおり、自分には8~9年間ほど通った居酒屋がある。
当然それだけ通ったわけだから、お店のスタッフには多少覚えてもらえるくらいの存在にはなった。


しかし、客同士の触れ合いは殆どなくて時間は流れた。


これって、自分のコミュ力不足であったり性格的な問題もあるが、最近様々な店に出入りすることで判明したことがある。
それは・・・


「お店の居つきの客(常連客)の問題」


この答えを知るまで、なんとも様々なことがありすぎたけれど、ようやくこれを知ることができた気がしたので、自分と似たようなお悩みやお考えがある人に向けてお伝えしようと思い筆をとったわけ。



【それではその経緯を】


過去ログにも登場しているのだけど、最近月に2~4回ほど通わせてもらっているB店という店がある。


この店は、8年以上通ったE店に変わる店として、2~3か月ほど行っているから、回数的には10回そこそこ行っているという感じかな。


ちなみに通い倒したE店には、月に平均5回以上9年間行ったと仮定したら540回も通ったことになる。


そんなE店に対して、B店は10回くらいと仮定すると単純に5分の1にも満たないのだけど、もうこの店の常連さんとはワンツートークを交わすほどの間柄になっている。


540回も通ったお店では、そんなことは今の今まで一度もなかったことを踏まえたら、やはり居つきの客の問題という答えしかない。


参考までに、並行して通うD店(もう20数回くらい行ったかな)では、たまに隣客と会話になることがある。


やはりD店においても、店長の気概もあるけれど、D店では客同士が会話することなんか結構日常的だったりする。
のちにきけば、そこで会話になった客は、たいがいオレよりずっと常連さんだというから納得というモノ。



【結論】


友だち作りのためとは断言できないけれど、近所の居酒屋などのお店に10回ちょっとも通えば、知り合いとなっていずれ友達となってくれそうな人が見つかるということだ。


逆に10回少々通って、その雰囲気が少しも感じられないなら、よほど居心地がいい場合を除き、見切ったほうがいいかもしれないということでもある。


もしそんなお店を見つけたら、あとはじっくり通うしかないだろう。
時間はかかっても、いつも自分が過ごす時間よりきっと楽しい時間が待っているに違いない。


ちなみにオレが500回以上通ったお店も、思い返せば無駄ではなかったと思っている。


それは、そのお店を通じて今の行きつけとなるお店を2店舗開拓できたのだから、その関係者の皆さんに強く強く感謝しかない。



【PS】


たった1回しか行ったことのないお店でも、思わぬつながりとキッカケを呼ぶこともある。
詳細は語れないが、ヒントとして以下にリンクを用意させていただいたのでご参考まで。


https://blog.goo.ne.jp/naked-soul/e/f9d6b747ca1aa3270fd0877c5bab786e




【おまけ:最近見たTV番組でも】


偶然にもこの答えが導かれるタイミングのころ、俳優の藤竜也氏がTV番組でこんなことを言っていた。
友だちを作りたいなら・・・


「町内の居酒屋かカレー屋に行くと仲間が増えますよ」


と平然と言ってのけていたんだ。


彼は多趣味で友達も多いということなので、オレの導いた結論もそう遠くないことが彼の一言でも証明できたような気がしている。


 


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「君の名は。」一度も観ていない人は、是非この機会に鑑賞して!!

2019年06月09日 13時13分13秒 | ニュースのレビュー


「君の名は。」新海誠監督の大ヒット劇場版アニメが6月30日地上波放送(モデルプレス)

「君の名は。」新海誠監督の大ヒット劇場版アニメが6月30日地上波放送(まんたんウェブ)




【まずはまだ見たことのない人へお願い】


「君の名は。」劇場版が、2018年1月3日以来の再放送としてテレビの地上波で流されることになった。
まだ観たことのない人や、また鑑賞したい人はぜひ今度の6/30にはテレ朝系でじっくり観てほしいとコメントさせて下さい。


【自分がハマったキッカケ】


自分は2016年8月にこの映画が封切りされてから、まったく興味も関心もなかったのに、たまたま前回の地上波放送を偶然、BDレコーダーが勝手に自動録画していたことがキッカケの始まり。


でもやっぱり関心がないからそこから3か月放置しておき、その後BDレコーダーのメモリーに影響が出ていたのでDVDへ焼き付けておいたんだ。


そこで、ある日の通勤中の行き帰りのタイミングでTV地上波版を2018年の4月中旬に鑑賞することになったんだ。
そこでの鑑賞後の率直な意見は・・・


「色々刺さったわ」


当時の様子って我ながら良く覚えていて、その次の週末には映画のラストカットとなった四谷須賀神社まで訪れてしまったからね。


そうなるとその後の流れは必然。
その年の秋には、自身の県外出張と掛け合わせて飛騨高山方面へ足を運ぶという”らしからぬ”聖地巡礼まで行ってしまったというオチね。


【よかったら、そんなワタクシのレポートか見て下さい】


・ 映画のレビュー (観てない人は、見た後に読んでください)

・ 聖地巡礼ツアー (飛騨地方を巡った全7作の大作です。)



【40代のオッサンがハマる映画でもあるという事実】



現役の高校生から、50代の世代までグッとつかまされる映画であることは確実である。
それは、40代後半のオジサンが聖地巡礼を各所で展開して気づいたことだから間違いないこと。


勿論、当映画について賛否両論あるけれど、社会現象になるほどの映画だったことは覆しのない事実。


観れば納得する人もいるだろうけれど、観ていない人にとっては面白いというハードルを上げてしまうので、期待を上げるコメントはここまでにしておこうかな。


それと、自身が聖地巡礼したタイミングは、映画の封切りから2年以上たってからであったのにもかかわらず、須賀神社の階段には無茶苦茶多くの人が訪れていたし、舞台となった飛騨高山方面ではアジア系の観光客が巡礼地にたくさん訪れていた。


過去、そんな映画ってあったかなぁと思うほどの映画であり、アンチアニメ派の当方が刺さったのだから、きっと貴方も刺さる気がしてならないので、この機会にぜひ鑑賞して!!!とお勧めしたいんですよ。


【運命とは奇しくも・・・】


偶然が偶然を呼ぶってこういうことなのかもしれないけれど、地上波再放送が流れる6月30日って当方が3回目となる高山旅行に行く日でもあるのよ。(マジビックリ!!)


厳密には、6月29日の夕方から翌日30日の日中まで高山市にワタクシおります(笑)
そして、6月29日には自分にとって運命的な出会いも生じた居酒屋さんにも顔を出します。


もし、このブログを読んでくださった貴方が飛騨高山へ行きたくなったら、ぜひアドバイスさせてください!
あと、とっても素敵な居酒屋さん・・・いや行くべき居酒屋さんとして紹介しますのでご一報ください(笑)


 


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高速バス「新宿高山線」乗車記

2019年03月29日 23時59分59秒 | Weblog

【はじめに】


高山からの帰りの便として、今回初めて高速バスにて帰京するという選択をして、当バスに乗車してきたというお話を綴ろうと思う。


一番の目的はコスト削減だけど、なにより経験しないとわからないことも多いので、まずは乗車してみたかったことが最大の理由。
もちろん気に入ったら、今後の高山への行き帰りにおいて大きな選択肢の一つとなるので、注意深く乗車してきたのだけどね。


【利用便は、高山15時の濃飛バス“バスタ新宿”行き】


個人的な事情としては、新宿へ19:00過ぎくらいに到着して欲しいため、本来は14時ちょうどくらいに高山を出る便に乗りたかったのだけど、あいにくそんな便が用意されていないため、この便に乗車する選択をしたんだ。


(こんな小さなバスセンターから遠い新宿まで一発で行けるんだから不思議なもんよ、これが「君の名は。」の三葉も利用していたら、話はちょっと違ったのかもな。)


この日の乗車率は、7割弱といったところで、「女性専用シート」も「ひとりだけシート」にもそれぞれ空きがある状況だった。
つまり、ちょっと割高のお金を払って専用シートを確保した人は、その賭けに(ある意味)負けたともいえる。


ちなみに、乗客の平均年齢は50過ぎで女性中心、20代から70代まで幅広い利用だった。
(男女比は、2:8ぐらいだ。)



(座席表は京福バスから引用して加工したもので、濃飛バスもほぼ同じ構図。ポイントは、左右で段になっていることだろうか。ちなみに、ほとんどの高速バス会社は座席表を掲載しないので探すの大変。ありがとう京福バスさん!)


【定刻に高山BCを発車】


濃飛バスセンター所属であろう綺麗でカワイイ女性スタッフさんが、トランクへの誘導や積み込み作業を行い、定刻になるとそのままお見送りをしてくれるという光景を眺めながら、もう随分見慣れた高山バスセンターを後にする。


やはり、また来ることはわかっていても高山を離れるときは、不思議な感情がこみ上げる。
これが旅情であって、これも旅情なのだと自分に言い聞かせる。


バスは高山の街中を抜け、淡白な郊外の道路を走るとまもなく最初の乗車バス停「丹生川」で何人か拾う。
ここは、JAの支店なのか丹生川村の関連施設なのか不明だが、そこそこ立派なバス停留場があった。


その後、びっくりするほどの山道を大型バスが縫うように登っていくことになる。


(全座席にコンセントがついている。ありがたい。)


【平湯はまだ冬真っただ中】


たぶん、乗り物に弱い人なら、すでにギブアップしていそうな山道を小一時間走ると、3月下旬であるがそこには一面の雪景色が展開する。


平湯ではトイレ休憩兼乗車案内のため、この平湯温泉バス停で小休止。
この時点で3分遅れだったが、しっかり13分の休憩後に出発した。


なお、当便が休憩停車しているのにもかかわらず、わざわざバスのトイレを使用した小娘がいた。
そもそもバスのトイレは緊急用だとアナウンスもあったし、案内がなくてもそれが常識だと思うのだが、当人は恐縮する様子もなく情けない限り。


100歩譲って、足腰が弱い年寄りならまだしも、今回はそんな老体は乗客に存在しないので、本来なら緊急時以外でトイレ利用者はいないはずなのだが。


(勿論、USBもWi-Fiも完備。スマホユーザーには至れり尽くせりだ。)


【平湯からも厳しい道路が続く】


イライラしやすい性格の性分なので、そんなことで苛立っていたら、一向に眠くもならずバスからの車窓をひたすら眺める当方。


高山から平湯温泉を経由して走る国道158号線は、聞けば今よりも酷道だったようだけど、それでも厳しい山道である。
途中、中部縦貫自動車道としていくつかの峠を多少超えられるようになったみたいだが、穂高の南側を通り抜けるという本当に厳しい道路であることは乗車していて強く感じ取れたことだ。


その後、山道が落ち着いていつしかバスは松本市内に入り、通称「あずさ街道158」と呼ばれる一帯から、この日の一番の自然渋滞に巻き込まれたのだった。


【松本からは比較的順調?】


いくつかの峠越えと渋滞の影響で、多少車酔いの感じも出ていたが、寝不足の影響も少なく目がギンギンのまま、バスは長野自動車道に突入した。


車窓も高速道路特有の落ち着いた風景になったころ、ようやくウトウトモードへ。
しかし、それもつかの間ですぐ車内メロディとアナウンスによって、次の休憩場所である諏訪湖SAに入線することを知らせてきた。




時計を見ると17:45ごろであり、それが定刻で運行しているのか不明だったが、ドライバーさんいわく「10分は休憩時間が必要なので」で注釈を入れたアナウンスがあったことから、定刻よりも遅い運航であることが感じ取れた。


(諏訪湖SAではトイレから諏訪湖が拝めるというから面白い。すでに薄暮でなんなのだが。)


【バスは東へ】


中央道の諏訪湖SAを18:00に出発すると、しばらく南下を続けた後、バスが甲府に近づくにつれ、いよいよ東へとバスは向かうことになる。


(諏訪湖SAに停車中の同バス。諏訪湖SAはトイレがきれいで数多い。だから休憩所のポイントなのかも。)


諏訪湖SAから丁度一時間が経過したころ、最後の休憩地点「釈迦堂PA」にバスが入線する。
もうさすがに夜7時となれば、外は真っ暗で長い距離を移動してきた実感が沸いてきた。


ここでは、11分の休憩だったが、高井戸ICまで2時間の案内表示が気になった。
(混雑フリーなら、ちょうど1時間の距離だから、推定到着時刻はどんなに差し引いても定刻より30分は遅れる計算になる。)


(釈迦堂PAに着いた頃には、もう真っ暗。それにしてもバス旅って移動している感覚が鉄道より弱く感じるのは気のせい?)


【30分の遅延は挽回できるか?】


最初の降車設定があるバス停は、中央道八王子。
このバス停に来なければ定刻は把握できなかったのだが、降車のアナウンスによって10分遅れまで挽回していたようだった。


個人的には、あまり遅れると最寄りの駅からのバスがなくなってしまう懸念があったため、八王子で時間を確認できた瞬間は安堵の気持ちにもなった。


その後、日野にも停車したが、府中・深大寺・三鷹を通過したためか、バスタ新宿には6分遅れで到着することが出来た。
まあ、バスの移動時間が5時間半(330分)のところ、大都市大東京への到着予定時刻の6分遅れならば、誤差2%未満というところ。


この旅は、異常な混雑もなく、大いに優秀な移動だったと評価できよう。




【総評】


昼行便で5時間半というバス移動は、自身の一人旅においては最長距離。
あと、高山から松本への安房峠などの峠越えや山を縫うような山道は、相当きつく痺れたなぁ。


ただ、バスの前後の座席間は余裕があることや3回の途中休憩があることなどから、それほどまで肉体的苦痛は生じなかった。
しかし、夜行便にはない目に入る嫌な場面に多く遭遇するリスクが増えることから、心身的なダメージは強く残るだろう。


また、鉄路と違ってバス旅は、心地よい揺らぎ(1/fゆらぎ)が生じにくいのか、ほとんど眠くなることはなかった。
イライラしっぱなしだったことが眠くならなかった大きな要因のような気もするが、あと1回くらいは使ってもいいかなぁという気持ちかな。


思っていたほど悪くはないというところかな。



【PS:予約の方法】


この便は、濃飛バスと京王バスとの共同運航便なので事前予約は、京王電鉄バスのネット予約システム(ハイウェイバスドットコム)が利用できる。


ちなみに楽天トラベルでもこの便は予約できるのだけど、前述で登場した専用シート「女性専用シート」「ひとりだけシート」は予約できないので注意が必要だぞ。


 

 


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「君の名は。」で飛騨市をイジることをオレは許さない

2018年12月10日 00時00分01秒 | Weblog


「君の名は。」の聖地が進める「君の名は。」離れ~飛騨市古川町、聖地巡礼ブームのその後~


この記事、読んでいて非常に気分が悪くなった。
本当にこの記者は、映画を見たのか?ということと、現地に行ったのか?ということだ。


ただの電話取材で終わらせたんじゃないかと思うくらいお粗末なレポートだった。
まず、観光客(特に若い女性)が増えたという聞き取り調査結果だ。


まあおそらく、タマ数(観光客自体)が増えたのは事実だろう。
でも土産物屋が、それでなぜ増やさなかったのかという記事に違和感を覚える。


そもそも、古川がある飛騨市には、映画にちなむお土産屋は2軒しかない。
だが、そんなお土産屋は、映画の影響ではじめたわけじゃない。


この記事にもあるように、およそ12年位前にも古川町を舞台にした作品の影響でブームになったことがあるらしい。
だけど、商業目的で古川の街を展開させなかったわけだし、君の名はでもそうだ。


この記者は、本当に現場に行ったことがあるのかと発言したのは、古川の駅から少し離れた「起こし太鼓」が展示されている公園というか広場があるところに、むちゃくちゃ多数の観光客(インバウンドの外国人客を含む)がいたということを確認しているのかということに由来する。


その広場に多く観光に来ていた客の年齢層は、外国人客を除くとほぼ高年齢層だ。
つまり、映画とは関係なく観光に来ているのだ。
(映画の恩恵があるお店だって、前述の同じ2店舗)


彼らの目的は、太鼓のほかに瀬戸川だったり白壁土蔵街、旧・福全寺(大イチョウ)など、様々見どころがいっぱいあるから観光に来ているのだ。
「君の名は」のモチーフとなった味処古川という土産屋兼食事処は、もともとは、そんな観光客らをもてなすためのお店でしかなかった。


たしかに現地に行った感じでは、君の名はに関連して、まだだいぶしゃぶっていたけれど、一時の波に奢らず粛々と営業しているようにしか見えない。
なぜなら、お年寄り中心の観光ツアーとして大型バスが到着するくらいの活気も確認できたからだ。


自身のブログでもつづったが、そもそも映画の恩恵があった施設は、飛騨市古川にあるなかでもごくわずか。
高山市に至っては、モデルとなった神社が果たしてどこまでって感じだし。


つまり、たくさんの観光客が訪れたのは事実だろうが、古川の街中では、ほとんどお金を落としていないのだ。
高山市では宿泊費が落ちているかも知れないので、まあ、この辺は記事のとおりかもしれん。


記事中で納得できたのは、そんな宿泊施設問題だ。
オレも本来は、バス停にも行けたら行くという縦軸を用意した旅行を計画していたのだが、古川には適当な宿がなかったため、高山に泊まった事実がある。


おそらく、大挙して訪れたという時代は、古川に宿泊施設が限られるため、多くの人が高山に泊まったのかもしれない。
でも、だからといって、古川に景色のバランスを壊してまで宿泊施設をつくることは、オレも望まない。


のままでいいんじゃないの?
高山市と古川市の棲み分けはできているような気がするので、記事にある「民泊系の宿泊施設を古川に作るべきでは?」という提案には反対。


改めてこの記事で許せないことは、君の名はのブームが去れば古川の街が寂しくなると記述していること。
いやー、オレは観光客が減っても落ちるお金は変わらないと考えるのだが?


オレのブログでも綴ったが、聖地巡礼でくる日本人客は、たしかにほとんどいなかった。
正直、聖地では俺一人だったことが多いよ。


だけど、多くのアジア系外国人が、いまだに現地で巡礼している現状に立ち会った。
つまり、タイムラグがある状況でアジア系の外国人が訪問してくれているのだから、もしかしたら、いつか欧米にも流れてヒットするかもしれないし、何度か繰り返すかもしれない。


山市では、2017年に「氷菓」というアニメが実写されたことに伴う聖地巡礼ツアーもあったという。
現地の人に聞くと、君の名はほどではないというが、かぶった場所もなくちょっとブームになったという。


つまり、もしかしたら歴史は繰り返して、両市がなにかの聖地となることだってある。
ほかに、もしかしたら古川にある「飛騨市美術館」で、また「君の名は。」展みたいなイベントをやるかもしれない。


それに、オレみたいに「君の名は」を数年後に鑑賞してスイッチが入る日本人だっているかもしれない。
それに、オレみたいに「君の名は」きっかけで、高山市と飛騨市古川を大変気に入ってしまい、年に一度以上、今後も訪れようと思う人もいるに違いない。


だから、飛騨市を(悪く)いじることは許したくない。
そんな記事にしたかったのだけど・・・伝わったかなぁ。




【以下、参考資料】


関連記事を読みたい方は、以下からお願いいたします。

・ 「君の名は。」の聖地が進める「君の名は。」離れ(飛騨市古川町、聖地巡礼ブームのその後
)東洋経済オンライン

・ 「君の名は。」聖地巡礼ツアー → nobizouブログ(アメーバブログ編)

・ 「君の名は。」聖地巡礼ツアー → nobizouブログ(gooブログ編)



 


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「君の名は。」聖地巡礼ツアー7 <残った東京編など>

2018年11月29日 23時59分59秒 | オレの旅の記録

<その6からのつづき>



【須賀神社に行かねば気がすまなかったオレ】


ツアー記録を6章まで綴ってきたが、飛騨高山地方を巡った最後には、どうしても須賀神社に行って巡礼終了としたかった。
理由はなんてことがなく、この映画のラストカットが当神社の階段であるためだ。


不思議な縁でアニメ効果により、この神社に三回も参拝することになるとは、まさかまさかの事態だよね。


【そういいながら順番は逆(笑)】



都合により、須賀神社→信濃町駅→新宿LOVEと大手巡礼ポイントを回る事にしたのだけど、須賀神社の階段には、まだ数人(数組)の巡礼者が訪れているというスゴイ場所だということを再感(フォーリンの方だったけどね)。


<この東福院坂も三回使ったことになるなぁ・・・>
<四ッ谷駅から来ると、必ずこのドンブリ坂を下って上る必要がある。さながら瀧ルートとでも呼んでおこうか。>




神社に来たのだから、原則として神様に頭を下げるのがオレのルール。
当然、縁があって三度来訪した旨も併せてご報告。




ここから拝殿の左側を抜け、境内社の天白稲荷神社脇にある南鳥居を抜けて、信濃町駅まで徒歩で移動する。
今のご時勢、スマホ片手に概ね地図上にある場所ならナビしてくれる世の中、ホントに文明の進化はありがたいと思いながら南下する。


だけど、徒歩工程の半分チョットすぎたくらいから、急に現場の波長が変わるというか独特の空気感がオレを襲う。
駅に近づくにつれ、その原因が分かったのだけど、詳細はココでは省略したい。
(まあ信濃町駅を利用する人なら全員知っていることなのだろうけど)


なんといっても恐ろしい相手を敵としたくないので。
ただ、異様な雰囲気から、突然お腹が痛くなって駅のトイレに駆け込んだことだけ事実としてお伝えしておこう。


【あのカットは信濃町駅の周辺にアリ】


まず、ドコモタワーのカット。
映画では一瞬だが、巡礼ポイントとしては大手の場所。




<まあまあ、いいアングルで巡礼ポイントをパチリ。>


ただ、この日はお日柄が悪すぎた。前述のあそこでイベントがあったようで駅と駅周辺、そしてあの歩道橋まで列が途切れることなく大勢が利用していた。


(考えてみたら、運よくトイレを使えたのは超ラッキーだったな、運だけにツイていたのかしら・笑)






【一応コレで巡礼終了】


もともとが須賀神社だけで巡礼も終えようと思っていたところに、ヘンなスイッチが入って高山まで行ってしまったという流れ。
そして最後に都内の名所を数点回ったので、もう満足なのだけど、振り返ったらトンデモない企画になってしまった。


なにより聖地も挙げればキリがないことで、一般人には立ち入り不可能な場所もある。
都内だけでも他に挙げれば、四ッ谷駅周辺だったり、瀧のバイト場所、学校、通学路など数え切れん。


三葉のほうのポイントも長野県の諏訪湖や軽井沢および佐久市、秋田県の北秋田市など、本当にまだムチャクチャある。
だけど、この映画(アニメ)のポイントは、組紐が結ぶ運命がテーマであるはずだ。


つまり、三葉の神社とラストカットとなる須賀神社が、その運命を繋いだと考えたら、飛騨山王日枝神社と須賀神社にいければ、もうそれで充分ではないだろうかと結論付けた。(それ以上まわったけど・笑)


オレnobizouは、聖地巡礼の旅として、そう判断つけたことから、このレポートもここで終了としたい。
ここまで全シリーズ読破してくださった方には、本当に感謝いたします。





<もうちょっと映画のアングルは、上向きだったかな?まあでも満足。>


【おまけ】


残った長野県の数箇所と秋田県の鉄道駅は、本当にその近くまで行く機会があったら立ち寄りたいが、今回高山に向かったように、かなり強引に舵を切ることのないことだけは、こちらで宣言しておきたい。


<新宿駅西口から徒歩10分のところにあるLOVEオブジェがある場所こそ、特徴的な交差点があるところだ。>



<その1から読みたい方はこちらからどうぞ>

 


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