【富山も初上陸】
これまで登場してきた土地「小松空港」「福井駅周辺」「金沢駅周辺」も初上陸であり、この富山も初めて降り立った街である。
実のところ当初の予定では、富山市内ではなくて高岡市内で宿をとって氷見まで出向いて地の料理とお酒を頂く計画だったのだけど、運悪くその日は氷見でイベントがあるとかで富山で宿泊することになった。
つまり、計画の変更が重なって富山で当夜から次昼まで過ごすことになった。
(しかし、たまたま計画した日が、年に一度のイベントの日っていうのもねぇ・・・)
<ここ富山は路面電車をうまく市内に溶け込ませた町としても有名。近代的で真新しい駅へ路面電車がどんどん吸い込まれる様子は、千葉出身者には斬新な映像でしかない。>
【初日の印象は・・・?】
そうはいっても、これも何かの縁。
駅前のビジネスホテルでひとっ風呂を浴びたのち、すでに予約済みの居酒屋さんへ繰り出したんだ。
そちらで1時間強ほど地のものを中心に舌鼓をうったのち、駅近くの回転ずし店で2軒目を過ごした。
1軒目のお店では、自分が密に調べた通り、美味しい地酒と地のものを頂けたものの、旅先で過ごした居酒屋として思い出となるような出来事(例:高山での居酒屋のような出来事)はなく、淡々と時間を過ごすことになって店を出ることになったんだ。
当然腹も5分目程度だったので行列ができていた回転ずし店へ居酒屋の二軒目として(列に並んで)流れ込んだというわけ。
そこでお店が特に薦めてきた「白エビのから揚げ」を食したのだけど、油が悪いのか胃もたれしそうな味に衝撃を受ける。
(時間帯によっては大行列だったので、よほど美味しいかと思っていたこともあって期待はしていたのよ。地のモノやセットのお寿司が斬新で面白かったけれど特段美味しいわけでもないし、ウニも推しのメニューだったけれど高いだけでコスパはいいものではないと感じてしまった。nobizou談)
寿司のほうもオレがひいきに通う回転ずしチェーン店「大江戸」で食べる寿司と遜色なく、値段だけ高い印象を抱いてしまい結局「肝をつぶす」くらいガッカリしてしまった。
【仕切り直しで動いてみた】
いったん駅へ向かってJRのみどりの窓口へ行き、翌日に乗車する高山までの普通乗車券を購入する。
なんと、この富山駅では在来線といえば第三セクターの「あいの風とやま鉄道」のほうがJR在来線である高山本線より主力の扱い。
だから高山線の切符は自販機で販売しておらず、みどりの窓口でわざわざ買う必要がある。
(もちろんこの切符は後日に買えばいいのだけど、週末の日中は富山駅のみどりの窓口が大混雑しそうな感じがして・・・)
それに加えて台風直撃でJR高山本線の運行状況も気になっていたため、計画どおり旅程を進めるには、運行確認も大事な作業なので、酔ってはいたが運行状況確認と合わせて乗車券を購入した。
なお、実際のところ6/29は無事に高山線が運転されていたものの6/30は、大雨の影響で猪谷-富山間で運転しなかったことを鑑みると、自分の計画はかなりスレスレだったことが後に分かったこと。(ヒヤヒヤだぜ。)
<路面電車は、新旧車両が市内を駆け巡る。>
【モヤモヤ気分でラーメン屋】
それでもまだ夜も9時半くらいであり時間的のは余裕があったものの、福井と金沢で相当歩いたこともあって、ラーメンでも食べて早く就寝しようとホテルに向かう。
駅周辺は何度も行き来したためトイレの位置まですっかり覚えてしまい、特によく覚えた「とやマルシェ」で用を足したら、自分の前を歩く集団がラーメン屋に入っていったため自分もついて行ってみることに。
そう、この機会でいわゆる「富山ブラックラーメン」を食べてみたくなったため、3軒目として最後まで地のものを挑戦しようと決断したわけよ。
でもこの選択がねぇ・・・(別ログ参照)
【おそらく富山駅はJR在来線が通る駅で最も不思議な駅】
昔の富山駅を知らないが、今や地上ホームでは市電の駅(北口路線も駅につなげる工事を実施中)を集中させ、その他の鉄道を全て高架ホームにしたため、非常にすっきりした造りになっている。
でもねぇ、新幹線こそ通っているもののJR在来線が邪険にされて、市電を含む私鉄が中心に整理されている県庁所在地の駅って他にあるかなぁ・・・という不思議な気分になったのよ。
まあそんな初日の夜は、富山駅に直結しているセブンイレブンで相当な量のミネラルウオーターを買い込んでホテルに帰って就寝することになってしまった・・・。
いいお酒を味わったもののシメ(ラーメン)で失敗したなぁ((+_+))
これも経験、これも旅の醍醐味・・・なんだけどね。
<びっくりしたのは、写真左側にも映るように駅の真ん前に駐車場があること。市営駐車場なのかな?首都圏じゃ絶対に考えられないけれど、ここには普通にある。>
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