先日、山城へ行った時、山里の柿の木が鈴なりでオレンジの花が咲いているようでした。
本当に今年は豊作、鈴なりのままの木をいたるところで見かけます。
もったいないな、と思うけど、このあたりはほとんど渋柿ですから、手を掛けなければ食べられません。
雑木林の中を歩いていたら風が通ったのでしょう、はらはらと黄色の葉が落ちてきました。
思わず見入りました、とても素敵な風景、だれもが詩人になれそう。
紅葉は木にあってこそ、価値があるものかもしれません。
まあー落ち葉も山の中ならいいけれど。
掃いても掃いても落ちてくる落ち葉・・・・・に悩まされるこの頃ですね。
ポスティングしていたら、庭先と長い木戸に箒目が付いていました。
植木もきれいに剪定されていて、思わず立ち止まって鑑賞させてもらいました。
たくさんの庭を見させていただいていますが、箒目のお宅はほぼ見ません。
私の子供の頃は朝食前の子供の仕事に庭掃除がありました。
今・・・・・・ないでしょうね(笑)
お庭が土でないお宅も多いですしね。
昨年、思い立ってサッキや樫の下の落ち葉を全部片づけないことにしました。
そうすると春以降草の生え方が違うのです。
ただ、よく見える場所はそういうわけにはいきませんが。
中学1年の社会科の先生は南方で捕虜になった方でした。
その時「teacherだから」と雑用係かになられたようです。
庭掃除を命じられて、掃いたら「NO」と言われたそうです。
掃きなおしたら、また「NO」、それで気が付いたらそうです。
箒目は日本人の感覚だと。
へんなこと覚えていますね。
戦争の話もっと聞いておけばよかったと大人になって思いました。
先生は伝えたかったのに、聞き手がダメだったのですね。
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