土手のニセアカシア

2010年08月19日 | 住まいづくり
会社の近くの土手にはニセアカシアの木が生えている。私が子供の頃にはあったからどなたが植えたのだろうか。生育はバツグンにいいから、土手の補強には最適だったのだろう。

 花の季節はかぐわしい香りに包まれる、この花の天ぷらは信州の風物詩のひとつかもしれない。

 これが秋になると葉が落ち、その乾いたおびただしい数の葉が風で舞うのである。坂道を下から上に風によせられてカラカラと葉が走るのである。まあこれも風物詩といえないこともないか。

 現実の問題とすれば、このニセアカシアと唐松の落ち葉に我が社の構内に降りかぶり、掃いても掃いても・・・・木が丸裸になるまでは・・・吹き溜まりには本当に山ができ悩まされたものであった。

 そのニセアカシアが台風で倒れて・・・・それも建物がない部分を通り抜けた風で見事に倒れたのである。それ以来悩まされることはなくなった。というよりもアカシアの林に住宅が建ってきていて絶対量も減ってきていたから。

 少し離れたところの大土手が、先日のゲリラ豪雨の時に崩れた。今日通ったら修復工事が始まっていた。
これは天災でなく人災なのかもしれない・・・と思った。

 バブル期こんな所に家を建てるのと思える場所が造成された。うらは大土手、ニセアカシアの木で覆われている。住めば半端じゃあないこの葉がじゃまになる。樋はつまるし・・・となり、ニセアカシアの木は伐られることとなる。

 自然の中にどこまで踏み込むか・・・・・安いは高くつくのかもしれない。
もっとも大土手は市道だから、税金というみんなのお金から払われるのだろうが・・・・。

  依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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