治療より予防・・・まずメタボリックか

2008年04月23日 | 日々のこと
 医師が夜勤の場合、勤務時間が連続32時間にもなり、さらにそのまま残業することもあると知ったのは、元旦のラジオで医師会の会長さんであろう方が、話されたのを聞いた時だった。一種のカルチャーショツクだった。

 勤務医が大変だという話は、実際に身近で聞いてはいたが、その実態の中身というのは案外知られていないものである。

 今年に入っての医師不足問題は、誰もが周知するところである。
なぜ今頃急にと思うが、この佐久平地区の医院の開業の多さを見れば納得する。勤務医の大変さが独立に向かうのは否定できない。

 またここで後期高齢者保険が話題にのぼっているが、とにかく患者が多いのも事実なのだろう。この病気はこちらで、あの病気はあちらでとみんな名医を求めて数多くの診察カードをもつ傾向がある。薬の山にあげくは薬は自分の判断で捨てているのなんて聞くと、おいおいその医療費誰が負担するのよ・・・と思う。

 やっぱり行政だけではなく、お互いに見直すところは見直さないと、未来を担う若人たちが現実につぶれてしまいそう。このところの社会の動きを見ると、暗ーい気分になっちゃうものね。

 恥ずかしいことに、私はこの佐久ほど医療環境に恵まれたところはないと思っていた、しかし現実はそこに勤務する人々の大変な犠牲の上になりたっていたことを知らなかったのである。確かに聞いてはいたが・・・・それは理解とは別の次元だったようだ。

 治療より予防か。まあとりあえずメタボに引っかからない程度に・・・かなり努力も必要か・・・・。それでも若人が夢と希望をもてるために。

                          依田 美恵子【 中島木材のホームページは こちら

   




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする