私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

六義園

2009-03-31 13:41:21 | ご飯ですね
今回の第一目的「六義園の枝垂れ桜」を鑑賞する。
見頃になってから寒気が舞い戻り、七分咲から止まっている様だった。
昨年見事な満開を見ているので、今年は少し物足りなく思う。人は欲張りな生き物なのだ。

中学生時代の友人(在京)と待ち合わせをして、園内を散策する。日が傾き始めた事もあり少し肌寒く思い、園内の茶店で甘酒を飲みながら、近況報告をする。お互いに「全く変わらないね」とは言わず、仕事の事や最近の活動の事などを話す。このブログを読んでいるそうで、こちらの様子はよくご存じの様だった。

茶店の甘酒は、酒粕を溶かした甘酒でなく、本物の甘酒に嬉しくなりながら、家電の話になった。友人の担当している売り場の液晶テレビがお安いそうで、ご丁寧にカタログを頂いた。でも、地元の小売電気店を無視も出来ず、人情と価格の狭間で悩む事が続いている。定額給付金がきて、エコポイントがどうなるか決まってから、我が家の方向が見えてくると思います。(笑)



将軍の石から園内を見下ろすとコブシの花が白く綺麗に見えた。




私は、柳川なべが好きらしい。と言うのは、本人にはそれほど好きと意識している感覚がないからだ。
ただ、メニューに柳川なべがあると必ず注文していた。
まあ、それが好きと言う事なんだろうけど。

そんな、ドジョウ好きの私を六義園近くに住む友人が
「駒形どぜう」に案内してくれた。
テレビでは見た事があり、一度行ってみたいなあと思っていた。
やっぱり、どぜう好きらしい。



廊下の途中に在るような座敷に通され、早速、ドジョウなべと柳川なべを注文をする。
仲居さんが廊下を行ったり来たりして、少し落ち着かない。その上、新客が廊下を通りながら座敷を覗いて行くのだからたまらない。(客と目が合う)

下町の人は気にならないかも知れないけれど、お上りさんには、視線が痛い。
そこで、障子を閉めたのだけれど、仲居さんに全部、開けられてしまった。
どうやら閉めてはいけないらしい。何事も隠し事(書く仕事)はご法度の様でよく考えれば、鍋の下に炭が入っているので、一酸化炭素中毒の防止なのかと思ったりもする。

酒も進み、ほろ酔い気分で談笑していると、何度となく仲居さんが部屋を覗いて行く。
下町の世話焼きなんだと、好意的に解釈しておく。
空いた鍋を下げたいのか、追加注文の様子を見に来たのか、気にし始めるときりがない。



浅草の夜を飲み歩いていて「最後に何処に行きたい」と聞かれ「寿司」と即答した。すし屋は静かで最後にさっぱりと頂く寿司は、いつもながら美味しいと思う。
今回は、宿泊地近くのすし屋だったけれど、浅草にはすし屋通りがあるそうだ。
帰り道と反対方向だったので、お楽しみは、また次回。

何回来ても楽しくて、また、浅草を散策したいと思いつつ、来年の今頃になるのだろうか。今年の残り三分の二を実り在る物にしなければ、お楽しみもお預けですね。
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