興津枇杷

義母の四十九日の法要を興津の寺で行うと義弟から連絡があり出席する。
その寺は義父の法事でも来ていて薩埵（さった）峠の麓あたりに位置する。

この季節は丁度枇杷が実るころで墓地から見える枇杷の木も沢山の実を付けていた。
誰も手入れをしないのでその果実は小さく口に入れると驚くほど酸っぱい。

清水区興津は地元ではちょっと有名な枇杷の産地で甘くて大きな枇杷を生産している。
A級品は大きくて甘い。
B級品は小ぶりで傷も有ったりするのだが甘みはA級品に負けていないし、市場に出回らないのですごく安い。

以前農家の庭先でB級品を買ったことがあったので法事の帰り道にちょっと農家の前を通ってみたら庭先は立派なカーポートになっており、
記憶にある庭先の面影は何処にもなかった。

法事に来ていた遠い親戚の方から枇杷を頂き大変喜んでいる。
私は枇杷が好きなのだ。

コロナ騒ぎで千葉の枇杷狩りが中止されたニュース聞いて、今年も行けないかと残念に思っていたので、特にうれしい。
贅沢にも一日に二個ずつ食べている。（あと4回分有る）

パソコンを新しくしたら、意外と使い難い。
時代に乗り遅れた感が滲み出る。