朝の巡回

毎朝ウオーキングをしている友人のブログを読むと何となく歩いて見たくなり、昨晩寝付く前に固く心に念じた。そんな事をしなくとも「犬の目覚まし」で起きるのだが、今朝は鳴かなかった。

スッキリした気持ちで外に出ると、今日はいくらか涼しい様だ。
まず、美濃輪稲荷神社の駒キツネを目指す。
毎年セミの抜け殻で覆われていたと思ったのだけど、今年はどうでしょう。
赤鳥居の前まで来た。



「よく来たね」と言わんばかりにニヒルに笑った口元が好きだ。今年は掃除が行き届いていて抜け殻は無かった。
それでも何処かにと思って一回りすると尻尾の辺りに一つあった。
きっと夏の初めのセミが鳴き出した頃に来ないと、無精髭を剃る様に掃除されちゃうのかも知れない。



痕跡はあるのだから、間違いなく抜け殻だらけに成っていたはず。



折角来たのだから参拝する。
賽銭箱の上には奉納用の油揚げを載せる台があり、
野鳥に取られない様に金網でしっかり覆われていた。
何とも無粋な気がしたのだが、野鳥に取られるよりは良いのかもしれない。
神様は金網をすり抜けられるのだ。



赤鳥居をくぐり、美濃輪町商店街に出る。車も走っていないので空気も綺麗な気がする。



振り返っても車は来ない。田舎だんて。



巴川まで来た。丁度朝日が正面から上る所だった。
川面は大河の様に静かに淀んでいる。
釣り船が通り、川面を揺らすのだが、それもまた楽しい。

巴川には船が似合うと思う。
昔は何隻も行き帰りし、丸太の筏船も見たのだが、
今は釣り舟ばかりだ。
今から釣り遊びに行くなんて、優雅な生活に見えて羨ましい。



国道149号線と150号線を繋ぐ「羽衣橋」
因みに左側が149号線で右側が150号線。
国道だけの事はあって、朝の6時でも交通量は多い。

徘徊を終えて家に着くと、紫の爽快Tシャツ（汗の乾きが良い）はそれほど濡れていなかった。明日も歩くかは決めていないけれど、歩数計の様な結果を残す物がないと気力が起きないですね。かと言って歩数計を買う気にもならない。（じゃあ歩かないって事じゃん）