私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

世界のトヨタ

2008-08-08 06:44:38 | 気儘に散策
TOYOTAの元町工場に着く。工場内は写真撮影、ビデオ撮影は一切禁止で、携帯電話を上着から出す事さえも禁止だった。
工場入り口のTOYOTAのロゴが、カタカナで「トヨタ」と書かれた昔のロゴが掲げてあった。「初心、忘るべからず」なんだろうかと、妙に感心する。





工場内は、撮影禁止なのだがバスの中は良いんじゃないかと、バスの窓ガラスの写真を撮って見た。(窓ガラスに、雨垂れがある)
AED(自動体外式除細動器)が設置してある事にちょっとびっくりしたのだが、従業員が4500人もいるんだから、それくらいは当り前の事なんだと、会社の姿勢に感心する。AEDは、エリア毎に設置したあり、安心して働ける環境を感じるのだった。

自動車のラインと言うと同じ車をずっと作っていると思っていたら、それはかなり前の話で、今は、いろいろな車を、一つのラインで作っていた。マークⅡと、クラウンとエスティマが混在していて、ちょっと変な感じ。(ラインは蛇行しながら工場を一周し、自動車が完成する)

生産計画の順番に、部品工場で並べられ納入。すべてが生産計画通りに動いている。(当たり前)部品は2時間ごとに搬入されるそうで、エンジンや窓ガラスがその順番に並んでいる。
在庫を持たない生産方法なのだそうだ。部品工場が近くに建てられていて、この街全部がTOYOTAの工場に成っているのだった。

ラインの車と並行して、取り付ける部品も移動し、人間が組み付ける。自動搬送車が車を持て来ると、人がラインに乗せて行く。自動と手動が融合している。(ハイブリッド?)

見学中に休憩時間になってしまった。今日は、ラインがよく止まる日だ。(ボヤキ)
10分の休憩時間だったが、ラインはすべて停止、照明も消され完全に、工場が停止した。この時間に、働く人のローテーションをするそうで、ここは2交代制だった。徹底するとは、こう言う事なんだと実感し、自分の仕事体系と全く違う事を感じた。だって、世界のトヨタだから。

館内放送があると、説明の婦人は、説明を中断して、放送を聞く。工場のラインを見ると、放送中は、止まっているように見える。放送を聞く事で起こる事故を未然に防いでいるようで、規律の大切さを感じた。何から何まで徹底されていて、気持ちが良い。

でも、作業服は自由なんだって。私服でも作業服でもOK。ダメなのは車を傷つけそうな「ベルト」「腕時計」だけなんだって。ちょっと、面白い。







トヨタ会館に着く。(TOYOTAのセレモニーホール)
自動車の展示は勿論だが、テレビで見るロボットが入口で歓迎してくれた。






別のロボットがトランペットを演奏するだが、どの口が吹くのかと気に成り近くで見てみる。よく分からない。
どんな仕掛けなのか中を見てみたい。説明文も無く、秘密らしい。意外と見なければ良かったと、期待はずれかも知れない。
あのおちょぼ口で、プロ顔負けの音色は素晴らしい。
演奏時間が短かったので、秘密を探る事も出来なかったので、調査もここまで。







「愛・地球博」(愛知)で出品された乗り物。
時間が合わず、駆動している所を見る事が出来なかった。
乗って見たい気もする。

二階の売店にTOYOTA200GTのミニカーがあり、
18千円で売られていた。
それは見るだけにして、トミカのミニカーを見ていたら
「フェアレディーZ」があり、笑ってしまった。
ここで売られている日産は貴重かも知れない。(笑)


コメント (2)
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