【幼稚園の教室。園児の目線で考える。大切だけど難しい。】
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国の家庭教育支援総合推進事業の一環である
「心を育てる」~安心と自信をあたえるために~に
参加した。対象は幼稚園児を持つ父母。
それでは何故、参加?。すべては好奇心のなせる業だ。
【講 座 名】家庭教育学級「こころを育てる」
【参加対象者】幼稚園児の保護者および地域住民
講師に、教育相談主事を迎えパワーポイントを
使っての実践例と講話。そしてグループ討議。
あくまでも、草の根運動的に少人数で。大人数の講演より
少人数の方が、身が入るし、本音が出せるよね。
以下、内容の概略。
《◆ 講話「こころを育てる~安心と自信をあたえるために~」》
(プレゼンテーションを投影しながら)
教育相談主事の仕事と現場の紹介。
仕事の中で(不登校・園 児童とのかかわりの中で)
箱庭の例を紹介…それぞれの子どもが遊びの中に
メッセージが含まれており、それを読み取り、
対応していくことで、子どもが成長し、元気になっていく。
自分の気持ちを表現しにくい子ども
こころ(内面)からのメッセージ
↓遊び ↑応答
こころ(内面)で受け止める
遊びはこころを育てる。
・遊びはコミュニケーションのはじまり
・遊びは仲間づくり・感謝のはじまり
・遊びは社会性のはじまり
〔例〕うんていが上手な子…(うまいね)と思い見ていると、
別の子もそこに来て(見て見て)とうんていをする。
★マズローの欲求階層論
生理的欲求⇒安全と安定の欲求⇒所属と愛の欲求
⇒承認欲求⇒自己実現
子どもたちは安全と安定の欲求⇒所属と愛の欲求で
社会性を育てる…折り合いをつける。ルールを守る。
「感性(センス)を育てる」。こんなことしたら(周囲が)
困るだろうなと思える子に、教えて効果があるのがこの時期。
ぼく・わたし(自分)の世界から→「ほかの人が困るでしょう。」
相手の言い分を聞ける子は自分の言い分を
聞いてもらっている子 →相手を大切にする感覚と自分を
大切にする感覚は、大切な人から大切にされた感覚が
ベースになっている。
《◆グループでおしゃべりしましょう。》
グループで「子どもはどんな時に大切にされていると
感じるでしょうか」をテーマに本音を出し合う。
○それぞれのグループから発表
・言葉かけが大切 ・一緒に考える
・お姉ちゃんらしいね ・「お帰り」「はい」「う ん」
・「おはよう」「おやすみ」・話を聞いてくれることがうれしい
・ふれあい ・生まれたときの喜びを伝えたとき
などの意見が出た。
《◆まとめ》
「こころを育てる。その本当の正解は実は無い。
(こんなのが大切だと思ったら、そ れが大切)
自分のために手間をかけてくれている。
時間を割いてくれている。犠牲を払ってくれている。
(今日のように仕事などの都合をつけてお母さんたちが
参加してくれていることはきっと伝わっている)
自分のために何かしてくれる、と感じる時が
大切にされていると感じるとき。」(講師談)
ニュースで報じられている今の親の子どもへの虐待とかは、
少なくとも、この親たちには関係は無い。
本当にこの会に参加したら良いと思う親の参加が無い。
このことが問題だよね。
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しかし、子育てを終えた今。
私の子ども達の幼児期にこんなことを考えていたか?
もちろん、No !。少子化だからこその事業だと思うが
大切なことだと思いました。
それじゃあ、孫に。当分いや?一生無い可能性の方が高い。
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今日の曲。私が園児の心に戻った気持ちで作った曲。
「海へ行こう。」山裾に住んでるから、海への憧れを歌にした。
聴いていただける方は、下↓をクリックしてください。
海へ行こう!!
【↑これも柑橘。金柑と言います。小さい実ですが金色になるよ。】