masaring

自己チューの進行形日記でshow。

『青い鳥』からの連想。

2008年11月30日 | masaringは、芸術家!??

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【花を見て美しいと思う。今、自分が幸福だからだとつくづく思う。】

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青い鳥(あおいとり、L'Oiseau bleu)は、
モーリス・メーテルリンク作の童話劇。
2人兄妹チルチル、ミチルが夢のなかで
過去や未来の国に、幸福の象徴である青い鳥を
さがしに行くが、結局のところそれは自分たちに
最も手近なところにある、鳥籠の中にあったという話。
1911年にノーベル文学賞を受賞。
作品における主なテーマは死と生命の意味であった。
そして、もうひとつのテーマ。幸福の意味を追い続けること。

これは、幾つになっても「他に幸福があるんじゃないか。」と、
つい考えてしまう人間の性(さが)なのかも知れないね。

★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*☆★:*:☆★:*

「人生万事塞翁が馬だよ。」多感な少年期に
親戚のおじさんに教えてもらった、古事。

今まで歩んで来た人生を振り返ると
本当にそうだと思う。

「今の自分は本当の自分ではないと信じ
 いつまでも夢を追い続けるのが良いのか。」
「平凡な毎日の中にこそ、本来の幸せな自分がいるのか。」
時々、両極端に、心さまよう小父さんの私。

今日の記事もあっちへ行ったり、こちらへ来たり。フラフラ?
実は違うんです。今日流す音楽の解説ですわ。

★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*:☆★:*☆★:*:☆★:*

毎年この時期になると自分で作ったこの歌を口ずさむ。
この曲。ファンタジックでメルヘンチックだが
実は現実そのものだと思っている。
アタシのオリジナル曲でも好きな曲のひとつです。

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「Blue  Bird  Story」    by    masaring

緑の日々がつづく この町を旅立った
しあわせを探す旅 心にうそをつかず
そうさ素直な気持ち つらぬいただけのこと
行き着く先のことは わかっているけれど
探してるものはいつでも 平凡な場所にうずくまり
ぼくらに今 見つかるのを 静かに待っている
人は必ずだれかに 愛されていると気づくよ
それが一番探している しあわせかも知れない
 
 

今も思い出すのは ビデオで3回見た
青い鳥を探す チルチル・ミチルのはなし
ぼくらがしてることも それとまったく同じ
だけどやっぱり欲しい しあわせの形
探してるものはいつでも 平凡な場所にうずくまり
ぼくらに今 見つかるのを 静かに待っている
人は必ずだれかに 愛されていると気づくよ
それが一番探している しあわせかも知れない
それが一番探している しあわせだよきっと

Tyei_2

歌と曲を聴く方法は?下↓をクリックしてください。

Blue Bird Story

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【バラの花も大好きな花。特に今の季節に咲くのは格別ですね。】

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『Personal Soundtracks』。

2008年11月28日 | 音楽!何でも大好き

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【リーガースベゴニア。大きく咲いた花が心を豊かにしてくれる。】

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槇原敬之さん(マッキー)も来年5月には、40代に突入だ。
11月19日に30代を締めくくるALBUMをリリースした。

私が感じるだけでなく、誰もが認める日本屈指の
メロディメーカー・槇原敬之さんが贈る約1年ぶりの
16thオリジナル・アルバム。

タイトルは『Personal Soundtracks』だ。

このアルバムは「人生という映画の一場面を彩るBGMに」
との想いが込められて作られたと言うことだ。

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最新シングル『WE LOVE YOU.』や映画『KIDS』の主題歌
『Firefly~僕は生きていく』などを含む全11曲収録。

さらに、初回限定盤にはちょうど10年前に発表したシングル
『STRIPE!』のカップリング曲『Merry-go-round』を
50~60年代のスタンダード風にアレンジしたボーナストラック
『Merry-go-round’08』も収録されている。

この曲の影響を受けて、まっちゃんも「君を守るよ」という
歌を作ったことを思い出した。《左のサイドバーにあるよ。》

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槇原さん。以下マッキーと書かせていただくが、
マッキーは昔から、日常にある部分を切り取って
歌を作るのが彼の得意技だったんだよね。

そんな毎日をひたむきに生きている人の悲しみや苦しみに
向き合う姿を応援する“薬箱”のような作品を集めている。

時には痛めた心に優しく寄り添い、時には強く背中を
後押ししてくれる表情豊かなこの1枚のアルバム。

恋も。片思いも。死も。決して目を背けられない日常である。
辛いことも、楽しいことも、切ない事も、幸せな事も・・・・
すべて、人生を経験する上で必要な感情。
これは、その縮図のようなアルバムだ。

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また、彼の原点となる「語感に合わせたメロディ作り」に回帰して
完成した曲たちは、ポップアーティストとしての本領発揮だ。

スッと心に響く、まさにリスナーにとっての
“人生のサントラ”にふさわしい作品だ。

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【収録曲】   
1. Taking The Central Course    
2. 幸せはタイヤを穿いてやってくる   
3. Chocolats et Sweets    
4. 君の後ろ姿    
5. Orange Colored Sky    
6. つま先立ちで(笑)   

7. WE LOVE YOU.    
8. Hey...    
9. 僕の今いる夜は    
10. Firefly~僕は生きていく    
11. The Average Man Keeps Walking    
12. Merry-go-round '08 ※初回盤限定ボーナストラック

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私、まっちゃんは、いつものとおり音から入って聴いた。
気になる言葉が感じ取られそれぞれの詞を読んだ。

マッキーファンを自負していた私だが衝撃を隠せなかった。
過去には説教めいた詞もあったが、これは等身大の詞ばかりだ。

言葉を換えると12編の「人生詩集」なのである。
そして多分すべてが、ノンフィクションであろう。

54歳の私にも生きる指針を示してくれているのだから。

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来年3月大阪での、マッキーの3年振りのコンサート。
2枚のチケットをすでにゲットしている。

我が家の末っ子と行こうと思っている。願わくば
「音楽で様々な人生にふれ、末っ子も人生の船出をして欲しい」
という淡い期待もしているのである。

だから、音楽は素晴らしい。

寒い冬に、心から暖まる1枚だ。

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【ポインセチアの季節だね。このCDアルバムが良く似合うよ。】

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温州みかん、2008。

2008年11月26日 | 農業は、スゴイ!

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【温州みかん2008年は裏年。所謂不作。表・裏は宿命なのだ。】

●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○

食用としての元々のみかんは、キシュウミカンと
呼ばれていたという。(ウソのようだがホントの話だ。)

そのキシュウミカンは約800年前に中国原産の小ミカンが
肥後国八代(現熊本県八代市)に伝わったのが

元であると言われ、それが紀州有田(現和歌山県有田郡)に
移植され一大産業に発展したことから「紀州」の

名が付けられたという説や、
元々紀州有田に自生していた(本星)、という諸説がある。

また江戸時代の豪商であった紀伊国屋文左衛門が、
当時江戸で高騰していたミカンを
紀州から運搬し富を得たことでも有名である。

●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○

しかし、そのみかんは現代食しているミカンでは無い。
現代皆が食しているのはウンシュウ(温州)ミカンである。

ウンシュウミカンは当初「長島蜜柑」「唐蜜柑」等と
呼ばれていたが、種子を生じない性質から

武士の世に在っては縁起が悪いとされ、
ほとんど栽培されることはなかった。

しかし江戸時代後期よりその美味と種なしの利便性から
栽培が行われる様になり、明治時代以降から徐々に
キシュウミカンに取って代わる様になった。

「温州蜜柑」との呼称が一般的になったのもこの頃である。

●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○

私の住む地でもこの「温州蜜柑」の一大生産地であった。
「みかん御殿」と呼ばれる家が多く建ったと言う。(名残がある。)

しかし、私の家では当時みかんは作ってなかったらしい。
そう、昔の作物に固執し儲け損なったのである。

私の家が、みかんを取り入れて栽培して収穫できる頃
生産過剰に加えて1970年代よりアメリカから

オレンジ輸入枠拡大の要請が強まり、「黄金のダイヤ」と
呼ばれたみかんの値段は私が就農した1972年に大暴落。

さらに政府は大規模なミカン栽培縮小政策を打ち出した。

●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○

当然離農者も増え、後継者不足と高齢化により
当地方のみかん栽培農家は、今では一握りとなってしまった。

でも我が家では今も細々と「みかん」作りをしているのだ。
理由は当地方のみかんの味は日本一と自負しているからだ。

そして、この頃になると「みかんが実る頃」という歌を
口ずさむのだ。奇しくもこの歌は1973年にスマッシュヒット。

みかんの値段が大暴落した次の年に発売。みかん農家には
皮肉な歌だが零細みかん農家の長男の私には癒しの歌なのだ。

●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○

青いミカンが実った 故郷の丘に
      今年もとり入れの 歌がまたきこえる
        甘くすっぱい 胸の想いを
        ひそかにこめながら 小篭につむの
        遠くの街のあなたにも 送ってあげましょう

ミカン畑を夕日が赤く染める頃
        私は帰るのよ 籠をしょいながら
       街ではたらく 好きなあなたと
       結ばれるその日を夢にみながら
       海辺の道を帰るのよ 明日を願って


海の夕日に そっと祈るの
        あなたが帰る日を またあえる日を
        ミカン畑のふるさとで 私は待つのよ
  

●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○

 

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【収穫量は少ないが、夏場に雨が少なく高糖度に仕上がった。】

●○○○○○●○○○○○●○○○○○●○

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「一週間」の歌の謎。

2008年11月22日 | masaringの内緒話

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【朝早くから寒さをものともせず、漁船は漁場に向かう。感服。】

■回■■回■■回■■回■■回■■回■■回■■回

ロシア民謡に「一週間」というあまりにも有名な歌がある。

日曜日に市場に出かけ
糸と麻を買ってきた
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ
テュリャテュリャテュリャテュリャリャリャー

月曜日にお風呂をたいて
火曜日にお風呂に入り
水曜日に友達が来て
木曜日に送っていった
金曜日は糸巻きもせず
土曜日はおしゃべりばかり
恋人よこれが私の一週間の仕事です

テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ
テュリャテュリャテュリャテュリャリャリャ

■回■■回■■回■■回■■回■■回■■回■■回

この歌詞にはたくさんの謎があるという。
詞を読んでみると、なるほど謎だらけである。

でも、今日はそれとは無関係。
私、まっちゃんの普段の一週間と言うと

日曜日に畑に出かけ
みかんの採り入れ 選別作業
月曜日に会社に行って
火曜日も会社に行った
となるわけだが、先週は
いささかいつもとは違う一週間であった。

Akahana

ずいぶん字余りの歌詞ではあるが、まっちゃんの
先週の「一週間」である。但し歌詞は土曜日から始まる。

土曜日にひとりで温泉に出かけ
映画館で「まぼろしの耶馬台国」を見た
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ
温泉 お酒でテュリャリャリャー(そのまま一泊)

日曜日は温泉朝風呂 そのあとまた映画を見た
「ハッピーフライト」上映二日目 お客は六人

月曜日は仕事に追われ
火曜日は職場の年一回検診

水曜日は眼科の定期検診
緑内障の検査も進化 視神経の陥没状況
画像で素人の僕にも分かる

木曜日は差し歯が折れて
歯科医で応急の処置

金曜日は代謝内科と整形外科定期受診
糖尿病の薬がまたもや増えた

皆さん これが私の先週一週間の出来事
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ

テュリャテュリャテュリャテュリャリャリャ 

Akahana

要するに映画と病院通いの一週間だったのだ。
でもやはり私の「一週間」の歌にも謎がある。

土日は別として、その他の5日の内、休暇を取ったのは
半日のみ。それも代休を半日消化しただけのこと。

あとはどうしたか、不思議!。謎?。

いやいや簡単に謎は解けます。予約を仕事終了後に入れて
夜間外来へ行ったのでありました。

総合病院だけは夕方の診察は無いので
金曜日の朝だけ代休を取ったのでした。

■回■■回■■回■■回■■回■■回■■回■■回

しかし、元歌の「一週間」の謎。歌ったら
謎は深まるばかりです。これは果たしてどんな人の歌?。

この歌の出来た頃のロシアの社会体制から
調べなければなりません。調べようかな?

「歴史」の勉強になるし、、、。
私、まっちゃん。次は世界の民俗歴史家に変身か?

■回■■回■■回■■回■■回■■回■■回■■回

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【金魚が口を開けてるような、シーマニア。まっちゃんに呆れ顔。】 

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新しい家族?。

2008年11月14日 | ペットが語る

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【人間も動物も本当に生まれて良かったと言える世の中とは?】

Inu

現在の我が家の家族構成。私と妻。24歳の末っ子。そして
私の母の4人である。長男と長女は大都会で暮らしている。

それにプラス。犬と猫が5人(匹)である。
犬は雑種、兄弟の2人。猫は親子と妹の家を飛び出し(その頃、
妹の家、猫11匹。)我が家に住みついた猫の3人である。

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犬は我が家で生まれた。猫は妹の勤め先に、生まれてすぐ
捨ててあったのを可哀想と拾って来たが、自宅にも
たくさん飼っているので、我が家へ持って来て飼いはじめ

その猫も子どもを生み、貰ってもらえなかった猫を家で
飼っているのである。どれもこれも、もう老犬・老猫だ。

中でも、妹の家から我が家に居候し住みついた猫は、もう
20歳を越えている。人間年齢なら百歳を遥かに越えている。

犬一匹の食費が私の分より多い。どう思います?

Inu

今年10月末のある日。勤めから帰ると我が家の犬の横で
見たことのない犬が寝ている。

これはどうしたことだ。いやに人なつっこい。

どういう訳か、動物に詳しい妹によるとこの犬の種類は
「キャバリエ・キング・チャールズ・スパニエル」であるらしい。

純粋種だ。どこかで飼われている犬が帰り道が分からず
迷い込んで来たものと、最初は思っていた。

+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+

「その内に帰るだろう。」高をくくっていた。
しかし、我が家から離れる気配が全く無い。

よく見ると、首輪の跡。子どもも2・3回生んだ様子。
座敷かフローリングの床で飼われていたような生活の仕草。
それにしても、年齢は我が家の犬と同じ位の老犬だ。

+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+

ある日、我が奥さんが犬の散歩をしていると
住みついた犬も後をついて来て一緒に散歩。

その犬のことを知っている人から声をかけられた。
「その犬、お宅で飼ってあげてるの?」

どうやら、この犬には飼い主がいたのだが
引越しをするにあたり、犬が邪魔になり首輪も外し
捨てていったということを教えてくれたのだ。

その犬は、そこらあたりを転々とさまよい、疲れ果て
我が家の犬の横で寝ていたのだった。

+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+

人間世界ではすっかりワーキングプアの言葉が定着し

その人口も年々増えている。住みにくい世の中である。

その煽りを受け家族同様のペットが捨てられる時代なのだ。

何はともあれ、この老犬は我が家の新しい家族?になった。

Inu

この犬にも以前の飼い主のつけた名前はあっただろうが、

我が家での新しい名前は「スリー」。である。

何故?。単純明快。兄弟の老犬が「ワン」、「ツー」なのだ。

つまりは兄妹が増えたのである。姉か妹かは不明であるが

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【「スリー」さん。新居の住み心地如何?我が家高齢家族増殖中】

※冒頭写真はAさんのトールペイントを撮影させて頂きました。

Inu

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