【夕日町の人々が、再びスクリーンに登場した!】
11/3が公開日だった、この映画。先週、遅ればせながら
ロードショーを観た。久々に映画館を訪れた。(二男と)
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昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、
日本は高度経済成長時代に足を踏み入れようとしていた。
取引先も増え、軌道に乗ってきた鈴木オートに
家族が増えた。事業に失敗した親戚の娘、
美加を預かることにしたのだ。
しかし、お嬢様育ちの美加と一平は喧嘩ばかり。
一方、一度淳之介を諦めた川渕だが、再び茶川の所に
やってくるようになっていた。淳之介を渡したくない茶川は、
再び芥川賞に挑戦しようと決意する…。【映画の解説より】
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多くのファンからの要望に応え、
『ALWAYS 三丁目の夕日』が再びスクリーンに登場した。
前作で淳之介を取り戻した茶川が芥川賞に挑戦していく。
今回もまた当時の東京の風景をVFXを用いて、
目を疑うようなリアルさで再現している。
完成したばかりの東京タワー、日本橋などの街並みに加え、
東京駅、羽田空港、開通直後の新幹線こだま号など、
その時代を知る人にとっては懐かしい映像が続く。
また、この映画の魂でもある三丁目の人々の温かさも健在。
古きよき“昭和”の世界を再び味わった。
監督は前作と同様の山崎貴氏。脚本もだ。泣かせる脚本だ。
意表をつくオープニングから始まって、
泣き笑いがうまくミックスされたお話。に仕上がってた。
前作よりも自然な映像になっていて、
肩に力をいれずに観られました。
記憶に残った台詞。「今日の夕日、とっても綺麗だね。」(茶川)
「ひとりじゃなくて、三人で見てるからだよ。」(淳之介)
そして、主題歌がおまけ映像(白黒)と共に流れる。
この、主題歌でエンディング。なんと、歌詞の字幕つき。
私は、、。何と観ている最中に風邪がぶり返し。《暖房入れて!》
それに、上述したとおり泣かせる脚本と演技。
流れる涙と鼻水で、グチャグチャ顔の2時間26分でした。
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前作を観た時と、同じことを書くことになるが、
月日の流れは、命のリレーとも言える。
S55年作品の「遥かなる山の呼び声」で
高倉健さん相手に演じる
すごい子役だと思った
吉岡秀隆さんが、(寅さんでも。)
今は、これまた
凄い子役(須賀健太君)を相手に
中年手前の茶川竜之介を
見事に演じきっていた。
子どもは、おとなになり、
次の世代へバトンリレーをする。
いつの世もこうであって欲しい。
これが、私の願いであり、この映画の率直な感想だ。
【映画の出演者。皆「千両役者」だ。野暮な音楽、今日は無し。】
※今日も仕事。映画を観に行ったつけがまわってきた!!