masaring

自己チューの進行形日記でshow。

大石早生栄枯盛衰記。

2018年03月28日 | 農業は、スゴイ!



【我が果樹園の大石早生(スモモ)の花が満開だ。】

スモモの花期は初春で、白い花が咲く。
果実はスモモ系は6月下旬に収穫できる。

スモモは自分の花粉では結実しにくい自家不和合性なので
ほとんどの品種で受粉樹が必要である。
当然、大石早生も自家不和合性。
だから、受粉樹にサンタローザやソルダムを植えている。





【スモモの花は真っ白だが、よく見ると、、、。】

大石早生の花自体は、真っ白だが、
ガクが黄緑なので、とても品のある花だ。

普通はミツバチが受粉樹の花粉を大石早生に運んで
結実させるが、最近ミツバチもほとんど飛ばないのだ。
そこで、毛ばたきを用い花粉を利用した受粉が大変有効だ。

ところが時期を間違うと受粉しない。
また、開花期に霜に当たると、不完全花となり結実しない。
さらに凍害にあうと落果するのである。

非常に、気候に左右されやすいのである。

スモモの収穫量は山梨県がトップ。
和歌山県は第二位。県内では我が町がトップだ。

しかし、我が町での大石早生の収穫量は減少気味。
理由は、植え付けから成熟まで7年かかるのに、
寿命はたった16年だ。
ちなみに柿は36年だから
比べてみると、とても短いのである。





【↑これは10年前の我が果樹園の大石早生の満開時の写真。】

人間で言うと一番働き盛りの頃だ。
そう、我が園の大石早生の寿命は過ぎているのである。

樹勢は強そうに見えるが、根元の幹から折れやすいし

台風でも倒れやすいのである。
だから多くの農家は、他の果樹に植え変えたのである。

我が町で収穫が一番多い頃、生産者の1kgの手取り額は安値だった。

ところが近年、供給が少ないので生産者の手取り額は高値になった。
しかし、樹も老朽化で収穫量は減るばかり。

手取り額が高いとなると、また大石早生を導入する農家が増える。
樹が成熟する7年後には多分、また安値になるよね。
高齢化が進む一方なので、どうなるかは不透明だけどネ。





【まさしく、大石早生栄枯盛衰記だ。】

我が家も老年樹や枯れた樹は伐採し、新しく苗を植えてはいるが
私達も老い、果たしていつまで栽培できることやら、、、。
今ある樹に少しでも多く実ってと祈るばかりなのである。





【庭のヒマラヤユキノシタの花も満開の時期である。】

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記念日。「加太淡嶋温泉 大阪屋 ひいなの湯」へ。

2018年03月24日 | 温泉、至福の時。



【来月16日は結婚記念日。早目の記念日、今年は「ひいなの湯」。】

来月16日は、私達夫婦の42回目の結婚記念日である。
盟友のケンイチ氏夫妻も一年違いの4月16日で同じ日、41周年。
8年前から日帰りのプチ旅をしている。
今年は、加太の「加太淡嶋温泉 大阪屋 ひいなの湯」である。

二夫婦共、母親の介護をしている。
母親がデイサービスを利用している時間が
私達の自由にできる時間である。

4月になると、農作業が多忙になるので、
二組のスケジュールの合った弥生の下旬、
ちょっと早いプチ旅となったのである。

ちなみに、この日は我が奥さんの誕生日。
もうひとつの記念日である。





【玄関を入ると「ひいなの湯」の名前のとおり、ひな人形だ。】



【ちなみにこの旅館は、雛流しの神事で有名な加太淡嶋神社の隣である。】



【食事の前に先ず温泉。ひいなの湯の泉質は炭酸ナトリウム塩化物泉だ。】


いわゆる「重曹泉」。ph8.0。
効能は、高血圧、火傷、皮膚病、リウマチ、神経痛、関節痛、冷え性、
消化器系内臓疾患、など。
トロトロの泉質、そう私、まっちゃんの大好きな泉質である。
湯に浸かりながら、絶景の海景色だ。



【ここは、加太漁港が目の前。200年以上前釣り人の宿「大坂屋」として創業。】



【「ラピュタっぽい」という形容が似合いすぎる遺跡がある友ケ島が目の前。】



【露天風呂。弥生の風は少し肌寒い。その分よけいに湯の温もりが心地よい。】

地ノ島、神島、沖ノ島、虎島を総称する「友ヶ島」の眺望。
女性の露天風呂は船形だそうだ。ひいなの湯だものね。女性に優しいね。
リラックス&リフレッシュ!
わずか3時間半の滞在だが、ゆったりとした時間を満喫できたのだ。
勿論私は、2回湯浴みしましたよ。



【風呂上りには女将特製の黒蜜がかかった冷たいところてんのサービス。】



【食事は、加太御膳。前菜は、わらびやゆりねをあしらった弥生豆腐。】



【鍋物で食する竹に巻いた、しゃぶしゃぶ用の鰤。】


今回は、11:00~14:30の日帰りの「
のんびりプラン」である。
造りに鍋物、熊野牛の焼物を始め揚げ物他、
〆の貝の汁もの、デザートまで

堪能したのである。(単品を全て掲載する訳にもいかないよね。)

京奈和道が和歌山県は全線開通したので
我が家からも一時間で行ける距離になった。

だから、温泉と料理を気軽に楽しめる
加太へのゆったり日帰り小旅行が出来るようになったのだ。





【造りは、ハマチ、鯛、マグロ、太刀魚等である。】

ケンイチ氏夫妻も大変忙しく、私達も年一回のこのイベントが

とても待ち遠しいのである。その証拠に自宅を出発してから
帰宅するまで、我が奥さんとケンイチ氏の奥さんは喋りっぱなし。
主に家族、特に介護する義母のことなど話が尽きることは無い。

4人共大満足の半日となった。

来年も是非実施したいね。「先ずは健康に。」だネ。

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花はみな綺麗だね。

2018年03月19日 | ガーデニングブログ



【バラ咲きジュリアン・キャンディマジック。】

やわらかな花色の
バラ咲きジュリアン・キャンディマジック。

ずっと定番のプリムラ・ジュリアンを植えているが、
バラのように八重咲きのものも大人気なんだってね。
キャンディマジックの名前に魅かれたよ。
心がなごむ花だね!!



【カサカサとした感触のハナカンザシ。】

庭のハナカンザシ。
まっすぐ伸びた花茎の先につけた赤いつぼみが開き、
カサカサとした感触のある白い花になる。
乾いてからも形や色が変わらない花だ。

だが高温多湿に弱く夏越えがほぼ不可能。
梅雨のある日突然枯れる。
でも花言葉は「明るい性格」だ。



【レウィシア・エリーゼミックス。】

四季咲き「レウィシア・エリーゼミックス」。
可愛らしい花が開花中。四季咲きという言葉に魅かれたよ。

レウィシアは、スベリヒユ科レウィシア属の常緑多年草で、
原産地はアメリカのロッキー山地なんだって。
乾燥気味に育てるのがコツなんだってね!!





【庭の飛び石横の空間のプランター群。】

ビオラを始め桜草、花かんざし、
ジュリアン、アリッサム等を植えている。
雑然としているようだがテーマは「80%のシンメトリー」。

一番背の高い中心のプランターの
スカビオサブルーバルーンが可愛いね!!



【木自体が老木で瀕死の状態なんだけれど、、、。】


老木の馬酔木なんだけど、今年も花を咲かせた。
日本の本州、四国、九州の山地に自生。

多くの草食哺乳類は食べるのを避け、食べ残される。
だからアセビが不自然なほど多い地域は、
草食獣による食害が多いことを疑うこともできるらしい!!



【ヒマラヤユキノシタ。】

母が昔誰かに貰って植えたそうなんだけど、
今は植えたことすら認識できない状態。
今年初めて沢山の花が咲いた。
でもこの花の名前が分からず、
ネットの「花の掲示板」に画像を載せたら
10分後に「ヒマラヤユキノシタ」と投稿で教えてくれた。

名前のとおり、ヒマラヤ山脈周辺の原産だ。
早春のまだ寒さが残る時期に、
やさしいピンクの花を咲かせ、花壇を明るく彩るんだね。
常緑多年草で、葉は長さ10-20cm、
幅10cmほどのキャベツに似た形だ。

耐寒性が高く育てやすいのが嬉しい!!





葉っぱや樹形からは想像も出来ない様な
花を咲かせるものも多いけれど
花はみな綺麗だね。
そして、花はみんなに笑顔をくれるよね!!

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早春には、黄色の花が多いね。

2018年03月16日 | ガーデニングブログ



【庭の紅梅が満開だ。これは「花梅」である。】

最近の暖かさで、我が家の花木達(葉が芽吹く前に咲く花)
一斉に満開になった。「花梅」。
名前の通り、花や樹形を楽しむ観賞用だ。

結実しない、そう実がならないのだ。
花が咲いている僅か2週間の為に
一年間をかけて管理しているのだ!!





【レンギョウの花。黄色が目に鮮やかだ。】

我が家には8株のレンギョウがあるが、一斉に満開である。
黄色の花が見ごたえがある。
この花が咲き終わる頃、
入れ違うかのように緑色の葉が開く。

繁殖力が旺盛でよく繁るが害蔓草も絡みつくので、
その管理が中々大変である!!



【ヒメリュウキンカ。原産はイギリスらしいね。】

この花は、湿り気のある場所に自生するので
近年、我が家でも早春に欠かせない花だ。

黄色い花を次々と咲かせ、
長いものでは1ヶ月ほど花を楽しむことができる。
夏の間は休眠しているんだね!!



【サンシュユの花。ミズキ目ミズキ科の落葉小高木だ。】

この花木の原産地は中国及び朝鮮半島だ。
江戸時代に、日本で薬用植物として
栽培されるようになったらしい。

現代は主に観賞用、特にこの季節は生花の体として
よく使われているよね。
葉が出る前だから木全体が鮮やかな黄色だね!!



【黄色のスイセン。球根で咲く花は我が奥さんのお気に入りだ。】

スイセンは、春を告げる草花として古くから親しまれているよね。
園芸では秋に球根を植え付けて、
春に花を楽しむ「秋植え球根植物」として扱われている。

単に「スイセン」というと、古来より日本で野生化している
ニホンズイセンを指すことが多かったけれど、
今では他の種や園芸品種もひっくるめた
スイセン属の総称として使われているんだね。

しかし、早春には黄色の花が多いね。

「早春になぜ黄色の花が多い」のかは、
「黄色」が花粉を運ぶ昆虫に
一番目につき易い色だからなのだと聞いたことがある。
早春の寒い時期に活動できるのはハナアブかハエくらい。
寒さに強いハナアブやハエの好む色が黄色なので、
「早春に黄色の花が多い」らしいよ。



当たらずといえども遠からずだよね!!(*^-^*)

 

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啓蟄、まっちゃんも動き始める。(季楽里龍神へ)

2018年03月09日 | 温泉、至福の時。



【僕の前庭ガーデニング弥生編2018、其の壱。】

今年の冬は殊の外寒かったですね。
花も震えて、いや連日凍って縮こまっていました。

でも、春の暖かさを感じ始めた虫が
土の中から出て来る季節になりましたね。
啓蟄とはよく言ったものです。

我が家の庭の寄せ植え達もこれからが見頃、
梅も満開であります。





【何と半年ぶりの龍神温泉。「季楽里龍神」です。】

12月の誕生日に訪れるはずだったのですが、
二男の思わぬ事故で中止。彼は二か月の入院の後
隔日にリハビリ通い。
腰から右腕に移植した骨がまだくっついておらず
不自由な生活を強いられているのです。

私、まっちゃんは担当している柿畑の剪定、剪定しばの処理、
越冬害虫駆除を目的として、粗皮削り(超高速洗浄機)で疲れる作業。
同じく越冬害虫駆除でブロワーで柿の枯葉を集め焼却、と
超多忙なのに、年々老化する身体、ひ弱な体を酷使するので
三日作業を続けると三日臥せるという半冬眠生活。

しかし、啓蟄を境に、私、まっちゃんも動き始め、
先ずは温泉行です。

しかし半年の間に玄関のチェーンソーアートのひとつが
「昇り龍」に変わっていました。
エネルギー
を貰いましたよ。



【新聞でも紹介される、素朴な玄関花です。】

毎回楽しみにしている玄関の生け花。
地元の住民の協力で一週間に一回花材が変わるのです。
その素朴さが、お客様アンケートでも
評価を得ているようであります。

今回の主な花材は、梅と山茶花。
そして黄色の花、ロウバイと思いきやミツマタでした。



【一番の目的の温泉への湯浴み。やはりこの湯は最高だ。】

私、まっちゃんは口数も少なくいわゆる寡黙。
しかし、世の中には話し好きな方もいらっしゃいますね。
浴場である方に話しかけられました。
聞き上手なんです。

まっちゃん、知らぬ間に色々喋ってましたね。
龍神温泉の歴史や泉質等色々ね。

その方は京都と神戸から来られた、古希を過ぎたふたりの男旅。
元会社の同僚で、高野山と熊野本宮への旅だそう。
泊まるなら泉質が最高と聞く龍神温泉に来たのだという。

何か、昔からの知り合いのようになってしまいました。
会社を定年後、田を借りて稲作農業をしているそうで
昨年の11月に旅する予定が股関節の手術とリハビリで
この季節になったそう。
和歌山はいつでも行けると思っていたが
初めての高野山、初めての龍神温泉、初めての本宮大社らしいです。

温泉で心を開いてしゃべるのも鋭気が養えるものですね。



【例によって夕食はバイキング。】

普段はあまり食さない魚類をここではいの一番にいただく。
手作り豆腐や山菜、川魚、南紀海の幸、
龍神産しいたけの煮物などの
郷土食あふれる約40種類の料理。侮れない。
見た目よりもカロリーが少ないのが嬉しい。

ここでも、先ほど知り合ったばかりのふたりと
話がはずんだのは言うまでもない。

啓蟄、まっちゃんも動き始めて正解だね。





【僕の前庭ガーデニング弥生編2018、其の弐。】

今年の冬は連日ビオラも凍ったので
松の支柱に設えたビオラのタワーの一株が枯れて地面に落下。
そこの部分を造花で誤魔化す始末。
まあ、色んな年があるよね、、、、!!

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