masaring

自己チューの進行形日記でshow。

僕の入院日記

2006年07月06日 | masaringの内緒話

20060704184154_16月12日○○市民病院に入院した。

4月27日のMRI検査で入院を勧められた。

でも、年度始めだし、

次々仕事を抱えていたので

6月下旬ということで

その場をしのいだ。

ところが、段々下半身の感覚鈍麻が進み

6月7日の受診で、入院の日を早めることになったのだ。

昭和の時代は、入院なんかしたことなかったのに

平成元年、肺炎に始まり、この18年間で入院回数は

両手で数え切れなくなった。

周囲も開いた口が、ふさがらないといった表情。

入院と言っても誰も驚かない状態になってしまった。

入院当日、朝から絶食。即、点滴が始まり

午後から、造影剤を入れての検査。

24時間はベッドを60度に立て、寝たままの生活。

夕食後、予期せぬことが起こった。

ふと横を見るとベッドも体も血だらけ。即、ナースコール。

原因は、食事の動作で点滴のつなぎ目がはずれ

逆流し、つなぎ目から血が噴出していたのだ。

すぐに処置してくれたが、

シーツもタオルもパジャマも真っ赤々。

とりあえず、明日変えましょうの言葉には参ったネ。

6/13は主治医は手術日なので、検査結果はその夜。

この病院は電子カルテなので、説明もすべてパソコン。

パソコンで見る画像は、少し小さくて素人には見づらい。

ナースもひたすら、パソコンと向かいあっている。

いちいち、看護日誌は書かない。入力のみ。

ちょっと異様。

MRIでは、圧迫がひどかったが、

造影剤検査では、それほどでもなかったので

手術はまぬがれたが、感覚鈍麻症状がひどいので

とりあえず、2週間入院治療となった。

20060630132722 私のベッドから見た外の景色。

緑の山の中にこの病院だけがある。

職員が出勤したり、どの職員が

どの車に乗っているのかを見るのが

日課となった。

仙骨硬麻。ターゲス検査。ステロイド投与。

みるみる間に2週間は経った。

その間、感覚が益々鈍麻するといけないので

リハビリ診も同時進行していったが。

20060630141945 6/26、月曜日は総回診。

その後主治医が再び来た。

「すみません。もう、

2週間経ったんですが、、、。」

「たぶん、あと2週間で楽になると思いますヨ。」

「でも2週間の診断書が切れたんですが。」

「じゃあ、あと2週間の診断書作ります。」

※私の職場は6日以上休むと、診断書が要るんです。

つまり、入院延長となった。

今回の入院は有給休暇と代休で休みを取った。

病休にしてないんですが、手続きとしては

休みの証明が必要なんです。

書類にうるさいのが、会社勤めの辛いところ。

まあ、入院時には両足の指が全く動かなかったから

仕方ないことですが、、、、、。

その後、リハビリと注射の日々。

でも、土日は医師もリハビリもないので

外泊して、職場で仕事してました。矛盾してますが。

誰も褒めてくれないのに、仕事がたまると

イライラする性格なので、自己満足のための外泊だ。

20060630140432 6/30院内でFare Wellギターコンサートが

1階エントランスで開催された。

この病院では、時々こんな催しがある。

3年前入院したときも確かプロ5名での

星空コンサートがあった。

入院患者さんに

心のやすらぎを与えるのが目的であるが、

今回違うところは、この日でこの病院の

研修を終える研修医の得意とするところの

ギターを披露して次の病院へ送る花道を

作ったようなもの。

20060630141645 フラメンコを得意としているらしいが

ミスが目立った。緊張してるナ。

でも、私には弾けませんが、、、。

それなりに、良かったのでしょう。

アンコールもありましたから、、、。

患者さんも喜んでましたし。

7/3総回診がなかったと思ったら、

7/4急遽、総回診だ。

主治医が私の説明。最後に「来週退院をめどにしてます。

足を動かしてみて。」

「ちょっと待て、来週だと、また入院延長だ。」

総回診後、

主治医に「今週じゃないんですか。」と思わず質問。

「今週でもいいですよ。」

「なに?それ?」

リハビリ診に行った。仲良しになった理学療法士に

「ちょっとカルテみてよ」

本当はこんなことを頼むのは、あくまでもご法度ですヨ。

「退院が決まったら、○○医師まで連絡のこと。って

主治医のコメントだよ。」

「エッ、退院って患者が決めるの?」

部屋に戻り、部屋担当の看護師に

「明日、退院したいんですが。」

「先生に聞いておきます。」

一時間後、「明日、退院ОKだそうです。」

その後、主治医は私の前には現れなかった。

という訳で、指も動くようになったし、、、。

でも、治癒する病気じゃないし

将来の手術は免れない。

7/5の午後、退院したが

今週末まで、診断書出てるので、職場に行けない。

でも、私事が忙しいのでちょうど良い。

電子カルテは便利でいいけど、

注射もリストバンドのバーコードを読み取り、

コンピューター本体へ送信。

まるで、コンビニの商品になった気分だ。

ちなみに私の今回の入院の病名は

「腰部脊柱管狭窄症による両下肢筋力低下と

 感覚鈍麻、末梢神経障害」

加齢と共にこれからも、ずっとつきあうことになります。

勝手な日記になりました。

Photo_4 でも、医師はあくまでやさしく、熱心に

私の症状を寛解へと導いていただきました。

感謝しています。

ありがとうございました。

今回、みんなに検査入院と伝えておいたので、

誰も来ず、本も読めたし、音楽も聴けたし

快適に24日間、過ごせました。

でも、来週から、また、荒波の世間に

船出いたします。

腰痛と左足の痛さを受け入れながら!

コメント (3)
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