林 住 記

写真付き日記のようなものですが

タバスコは熱い

2016-02-09 | 先輩のお言葉

     

以前から、生物学者・福岡伸一ハカセが気になっている。
格調高く、分かり易く、面白い、と大変な評判になった「生物と無生物のあいだ」は、大分前に買ったと記憶している。
しかし新書のため文字ばっかり。挿絵がないので、積んだままにしておいたら、どこかに紛れ込んでしまったようだ。

朝日新聞の毎週木曜日に掲載される「動的平衡」という、福岡先生の科学系随筆は、科学系ではない森生にも大分読み易くて、面白い。
そこで突然ですが、1月14日付「旨いも辛いも かみ分ける」をまるまる転記してみます。

  気温が高いのもホット、コーヒーが熱いのもホット、タバスコが辛いのもホット。英語はなんて雑な言葉なんだろう。

  さて、基本五味というものがある。甘味、塩味、酸味、苦味、旨味。ここに辛味はない。
  その理由を明かすまえに、味覚をめぐるある蒙昧について触れておきたい。

  西洋世界は長い間、旨味という存在に気づかなかった。あまいか、しょっぱいか、すっぱいか、にがいか。
     それしか感じなかった。トマトがなぜソースになり、鶏ガラからどうして出汁がとれるか認識できなかった。

     トマトの果肉部、あるいは鶏ガラには大量のグルタミン酸が含まれている。タンパク質の主要な構成成分である。
  生命の存続にとって必須の栄養素のありかを探り当てるため、これを「旨い」と感じる生物が生き残った。
  舌の上に、甘、塩、酸、苦と対等に、グルタミン酸に対しても特異的な受容体(レセプター)が存在していることが明らかになってはじめて、
  旨味は基本五味の仲間入りを果たした。和食の国、日本人にとってはあまりにも自明のことだったのに。

  一方、辛味成分カプサイシンの受容体も発見された。なんとそれは温度を感知するのと同じものだった。
  辛さは味でなく熱感。辛いと熱いが同じホットなのはそれなりに一理あったのだ。
  雑だなんて言ってゴメンね。

如何ですか? 面白いでしょ。
今日の林住記は、福岡ハカセに代筆していただいたようなものです。
続きは明日。また来てネ。

   

       タバスコの画像は「yahoo 知恵袋」さまから、七味唐辛子は「和高スパイス」さまからお借りしてます。
       普通名詞はペッパーソースで、タバスコは商標だったんですね。知らなかった。

       160209

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しくじった人へ

2016-02-08 | うわごと

階段を踏み外した人へは、優しい言葉をかけてあげよう。

ベッキーさんへ
  みんなは怒ったフリをして楽んだのだ。マスコミはマスごみ。狡いゲスよりも、世界にはもっといい男がいるはずさ。

甘利明センセイへ
  CIAに秘密を握られる前に、金銭授受が暴露されて良かった。まだ隠していることは全部吐き出して、ラクになろうね。残りの2Aもホッとする。

黒田晴彦日銀総裁へ
  辞めれば済む。次の椅子だってあるはずで、落ち込むことはない。物価が2%上がらなくて、じじぃは助かってるんだよ。

清原和博番長へ
  廃人になる前に捕まって、良かったね。

160208

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家庭の事情

2016-02-05 | うわごと

いかにも複雑な事情がありそうな白戸家である。
家族の記念写真を撮る僅かな時間も、ケータイを手放せない。

お父さんは白いおイヌさまだ。
十分以上に美しかった若尾文子お祖母さんは、若いツバメと手に手を取って、出奔したらしい。
このおイヌお父さんは、年がら年中威張り散らしていて、優しい樋口可南子お母さんが可哀想だ。

可南子お母さんはまだ入籍していない。
日に焼けた長男と色白娘のDNA鑑定は済んでるのだろうか。
この先、一家は莫大な遺産の相続で、きっと揉めるでしょうね。

一方の和風総本家は、ホワイト家のように乱れてはいないようだ。
子イヌの豆助を見れば、それが分かる。

あだしごとはさておき。

川崎市多摩川河川敷・中学1年生の惨殺事件。19歳・主犯・無職少年の裁判員裁判が結審した。
この事件、余りにも惨たらしく、痛ましく、TVで報道されると、チャンネルを替えていた。

被害者参加制度でこの裁判を見て来た中1少年の両親の意見陳述も、不愉快なものだった。
何故、わが子の変化を見逃していたのか。何故、夜遊びを制止できなかったのか。

母子家庭だと思っていたが、父親がいて、意見陳述をした。

我が子が殺された遠因は、両親の離婚または別居にあったのだろうに.......。
後悔は先に立たず、人を恨めまい。

19歳主犯少年の父親の陳述にも腹が立つ。
主犯少年の謝罪と反省は、弁護士の入れ知恵だろう。
両親も共犯者と見なければなるまい。


世の中、何が何でも子を作れと言っているようだ。
だが、子を産んではいけない男女がいる。

160205

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あさの旦那さま

2016-02-04 | 重箱の隅

過労と酒で、五代友厚が死んだ。
大阪の女性たちは「五代ロス」状態だそうだが、
五代がいなくなって、森生じじぃは清々としている。



実はじじぃも「あさが来た」を欠かさず見ているけれど、
ドラマとしてヘンなところが多いですね。まるで電気紙芝居だ。
まずそこのところを指摘しておきます。

  1.五代は出身地・薩摩弁で呟くところを、やけに達者な発音(?)の英語で呟き、イヤミの極みだった。

  2.五代は最期までええかっこしぃ。重鎮感がまるで無く、あさがそれなりに老けてきたのに、若いままだった。

  3.五代の盟友・大久保利光はもじゃもじゃ髭が全く似合わず、滑稽だった。

以上は演技・扮装上の欠点だが、大道具もいい加減だ。

  3.大阪商人が集まる当時の大阪商工会議所が、築100年以上に見える。当時はもっとピカピカに新しかったはずだ。

  4.大阪きっての両替商加野屋が横丁にあるのはおかしい。大通りに堂々と店を構えるべきである。

そのほか、

  5.老舗の加野屋にしては主人一家と雇人、加野銀行従業員の躾が悪い。立ち聞き、盗み聞きが多過ぎる。

  6.福沢諭吉が武田鉄矢で、渋沢栄一が三宅裕司とはびっくりポンである。大番頭だった雁助の方がずっと貫録がある。

などとアラ探しはいくらでもできる。
しかし「9回転んでも10回は起き上がる」そうで、あさにどんな困難が襲い掛かっても「なぁに、また起き上がる」と安心して見ていられるのである

立春とはいえまだ酷く寒い朝が続く。
あさの獅子奮迅の働きを布団の中で、のほほんと見ているのが何よりですね。
豪邸に住み、働き者のあさがいる新次郎旦那が、つくずく羨ましい。

足付き紙飛行機の折り方は、.... あっ、どこかへ飛んでっちゃった。
探しておきますね。

160204

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もやもや早春賦

2016-02-03 | 歌の翼に

2回目の歌声喫茶は、予想外に楽しかった。
今にも雪が降り出しそうな空模様のためか、集まったじじばばが前回より少なく、ゆったりと座れた所為だろう。

そして、アコーデオン伴奏兼歌唱指導をする和尚さんの、歌にまつわる薀蓄話が面白かった。

財務経理・総務・人事・秘書室を卒業したじじばばは、とにかく真面目。リクエストする歌が古臭いという難点は今回も同様だった。
しかし和尚さん(幹事たちは導師と言ってた)はノリノリ。
以下に、薀蓄とマル秘情報のごく一部をお裾分けします。

・春よ来い
   童謡は日本独特の文化であり、一流の詩人と作曲家が数々の名曲を創りだした。
   来年度、世界文化遺産に登録される見込みです。確実です。

・芭蕉布
   沖縄で芭蕉布を織る職人は絶滅した。現在、八丈島に一人しかいない職人に、若い娘さん3人が弟子入りした。
   皆さんは永年勤続褒章として、旦那様に芭蕉布をおねだりしましょう。1反100万円が最安値で、通常500万円はしますがね。

・春の小川
   現在、渋谷駅周辺で大規模再開発工事が進行中ですね。
   あそこに渋谷区は、暗渠にしてしまった渋谷川の清流を、復活する計画です。この歌の風景が復活する。長生きが楽しみですね。

・ステンカラージン・カチューシャ・トロイカ
   ロシア民謡に繰り返しが多いのは、吹雪の大雪原で、相互に生存確認をする必要があるからです。
   シベリアに抑留された日本兵たちは、猛吹雪の中で
歌い交わすソ連兵には、到底勝てないと思ったそうです。

・ろくでなし
   あ、みなさん、声が小さい。
   歌声喫茶は歌のヘタウマが問題ではありません。とにかく大声で歌いましょうね。

・港町13番地
   今、東京都港区虎ノ門に本社がある日本コロンビアは、かって横浜市の国鉄東神奈川駅前にあったんです。
   美空ひばりを世に出した頃の所番地が3番地でしたが、面白くもなんともないので「13番地」に変えました(*注1)

・高校三年生
   往時、新宿歌声喫茶業界一番のデカ声・上條恒彦さんの伴奏をしていたボクは、作曲した遠藤実先生の弟子でもありました。
   この歌は、本来ボクの持ち歌になるはずでしたが、先生はガラじゃないからと舟木一夫クンへ。もっともボクが歌ってたら、今頃は ............ 涙。

導師は鶯みたいいケンキョなお方だった。しかし問題は「早春賦」です。プロジェクターに映し出された歌詞が実に難解だったのだ。

   

   春は名のみの風の寒さや 谷の鶯歌は思へど
   時にはあらずと声も立てず 時にはあらずと声も立てず

   氷解け去り葦は角ぐむ さては時ぞと思ふあやにく
   今日もきのうも雪の空 今日もきのうも雪の空

   春と聞かねば知らでありしと 聞けば急がるる胸の思ひを
   いかにせよとのこの頃か いかにせよとのこの頃か

こんなに難解なのに、導師は法事で文語体に慣れている所為か、全く解説してくれないんですね。

で、帰宅して、電子辞書で調べたら、つのぐむ・あやにくは分かった。
けれども、大意は分かるが細部が、特に最後の2行が、近頃の天気みたいにイマイチすっきりしないんですな。
まぁ「文語文は声を出して何度も読めば、自ずと腑に落ちる」という説もある。なにはともあれ、大声で歌ってみましょうね。ハイッ。

             「早 春 賦」吉丸一昌作詞・中田章作曲(*注2)

【注1】森生が事実確認のためにウィキを調べてみると。
始めは川崎市川崎区「港町」にあった由。こちらの方が正しいのではあるまいか。

【注2】作曲した中田章は「雪の降る街を」で有名な日本のショパン・中田喜直のお父さんでした

円内写真は神奈川県立近代美術館鎌倉館の「葦はつのぐむ」です。
「あやにく」の意味は「生憎・あいにく」でした。

それから、童謡のことは、韓国の方々には漏らさないで下さいね。
横槍のおそれがありますので。

160203

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わかって下さい、ね

2016-02-02 | 歌の翼に

全身おじいさんになってしまった今日この頃でも、森生は因幡晃の「わかって下さい」という歌が大好きである。
ご機嫌がいいときは鼻歌で「わかって下さい」と繰り返しているくらい好きだ。

  忘れたつもりでも 思い出すのね

  町で貴方に似た人を 見かけると

  ふりむいてしまう 悲しいけれど そこには愛は見えない

ね、いいでしょ?
女言葉のこの歌を、作詞作曲した因幡晃ご本人が歌っている。
繊細にして華麗。いい歳をして痺れているのでありますが........。

ある朝のこと.........

ぎょぎょぎょっ!!! 演奏会ばかりを集めた新聞広告頁に、怖〜いおっさんが載っていた!
あらら、ななななんと、因幡晃さんじゃぁありませんか! ショショショック!!!!、でありますね。
そりゃぁ40年目の Anniversary ともなれば、昔のカンバセがサマ替わりするのは仕方がない。お互いさまのことだ。
でもなぁ.........。

で、ご同輩にも見て頂くために、新聞広告をスキャンしてみた。どうもぼやけている。そこでネットでこのコンサート広告を探し出した。
が、そこでの因幡さんにも、森生は顔を背けてしまう。悲しいけれど、より一層怖いのだった。

小林旭クンだって、ドカンとガンバッテル。因幡さんもコンサートを2000円くらいで、どんどんやって欲しい。
せこせこ倹約なんかしてないで、著名な美容家のIKKOさんに、メークとコスチュームを相談して欲しい。
広告に載せる写真くらいは.........。ねぇ。

             わ かっ て 下 さ い ねっ。

 

半世紀前の因幡晃さんです▲ 人生には、見ない方が良かったことがあるんですねぇ。

【40th Anniversary 因幡晃アコースティックコンサート】 3月12日17:00開演・日本橋三井ホール・全席指定税込み6500円

160202

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落雪

2016-02-01 | 高麗便り

雪が降った日から10日も過ぎて、とうとう屋根の雪が滑り落ち、苦労して除雪し乾いていた駐車場に、また雪がどっさりと積もった。
この雪が自分の家の屋根の雪なら、溜め息をつくしかないが、駐車場に落ちた雪は全部隣のクソばばぁの家の屋根の雪だ。
アタマがカッカとするのは当然だろ。

寒い日が続いたが、他の家の屋根の雪は殆ど融けていた。たが、ばばぁの家の屋根は傾斜が緩いので大量に残っていた。
その雪が二日続いた暖かい日射しに緩み、一斉に滑り落ちてきたのである。

一昨年の大雪とは異なり、10日前の雪は10センチくらいしか積もらなかった。
落ちる前に屋根で融けるものと思っていたら、クソばばぁがやってきて、車をどけてくれ、庭を歩かないでくれと言った。
代わりの駐車場は、ばばぁの負担で安全な場所を借り上げる、とも言った。

一昨年の喧嘩を覚えていての申し出に免じ、森生は駐車場の借り上げは辞退。暫くの間違法駐車になるけれど、表通りに車を停めることにした。

ところが、10日過ぎても雪は屋根の上だ。
森生は長期間違法駐車にやきもきし始めた。そしてついに雪が滑り落ちたのである。

この10日間、クソばばぁは知らん顔だった。
また、隣家に大量の雪を滑り落としても、平気の平左である。
普通なら「ご迷惑をおかけしてすみません」と、とらやの羊羹1棹付きで謝るか、駐車場に落ちた雪を取り除くだろう。

近所づきあいを知らない愚かなばばぁを「クソばばぁ」などと罵るのは誠に「クソじじぃ」である。
甘利さんじゃないけれど、品格に関わることだ。
だけどクソじじぃは、仕返しをどうするか、いま、氷のヤイバを研いでいるところだ。

【参考過去記事】 ガマンガマンの「落雪対策」と、怒りバクハツ「雪崩に激怒」もどうぞ。

160201    

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べそかき甘利さん

2016-01-29 | やぶにらみ

品格だ、美学だ、生きざまだ、矜持だとかなんとか盛んに愚痴った挙句、べそをかき、大臣を辞任した甘利明センセ。
折角、参院選までという期限付きで応援してたのに、残念無念お念仏ですな。

涙には同情し、2カ月鳴りを潜めていれば悪事を忘れてくれる、甘〜い選挙民とマスごみ。
出来が悪い子が、世襲議員を目指すのは当然だ。

この程度のセンセを、大物議員として安倍晋三クンが頼りにしていたとは、泣きたいのはこっちですね。

自民党の先生方は、議員バッジの代わりに「矜持」と書いた缶バッジを衿につけて、越後屋を遠ざけろ、といいたい。
あ、そうそう。麻生太郎クンには読めないから「PRIDE」でもいい。

さて、代わりは石原伸晃クンだが、果たして大丈夫だろうか。
このワカさま、高揚すると度胸もない癖に、親父のマネをする。就任祝いは猫屋の芋羊羹程度でいいと思うよ。

                                               

ベッキーさんは辞めなくてもいい。アスピリンを飲んで、少しお休みしようね。
お見舞いは、猫屋の芋羊羹程度でいいと思うよ。

160129D

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八幡さまの源平池で

2016-01-29 | 風に吹かれて

源氏の守り神・八幡様(鶴ケ岡八幡宮)を通り抜けたのは一昨年のことだったろうか。
この50年、時々鎌倉には来ていたけれど他に用事があり、境内をゆっくり歩いたことがなかった。

今度の鎌倉行きの目的は県立近代美術館だった。本館は八幡様の平家池のほとりに、別館は裏八幡の巨福呂坂の途中にある。
それで、今度の鎌倉は、境内をゆっくり歩くことができた。

特筆すべきは、源平池が水質も池畔も、成田山新勝寺ほどではないが、随分綺麗に整備されたことだ。
柵が設置されて、太鼓橋を攀じ登れなくなったのが残念だけれど。

実朝を暗殺した公暁が隠れていた大銀杏が、何年か前に、暴風で根元から折れて倒れてしまった。
八幡様は輪切りにして、隣に安置したところ、設置面から新芽が出てきて、既に1m近くに成長していた。大銀杏の生命力にびっくりです。

石段上の本殿と楼門が塗り替えられて輝くばかり。
石段下の舞殿も綺麗になったけれど、無理な増築をしたので形が悪くなった。結婚式で稼ぐ事情も分かるけど、神職さんたち、趣味が悪い。

冬牡丹園は、元気だった頃の母が招待券を楽しみにしていたけれど、じじぃになった森生には興味なし。
いま旬なのは白梅。牡丹は晩春に限る。

 源氏池は、水鳥と鳩が多く、鯉は戦後の混乱期に、人間さまが食い尽くしたようだ。
餌を撒くヒトを見ているだけでも時間が潰せる。

源氏は赤。平家は白。甘利明センセはやっぱりクロだった。
水鳥よ、雲古で後を濁さないでね。ふぅ。


【参考】鶴ケ岡八幡宮鶴岡八幡宮の大銀杏源平池

160129C

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小町通りのしらす丼

2016-01-29 | 風に吹かれて

現在、長谷の大仏さまは健康診断のため、面会謝絶中である。
八幡様への桜並木の段葛も、再生工事のた、長〜い板塀で囲まれ、歩けない。
そのうえ真冬の平日だ。

にも拘わらず、小町道りは人がいっぱいだった。
混み合っているのは同じだが、5日に行った成田山新勝寺の参道とは、大違いの華やかさだった。
雪の下といわれるこの辺りに多かった邸宅は殆ど取り壊され、今はレストラン街である。

時は正午。昼飯を食いたいが、ここ小町通りは、横メシ屋が多くて、洒落た店ばかりで、値段が高くて、一人なので入りにくいのね。

そこで縦めしを探してみると「釜上げしらす丼定食」が矢鱈に多い。横メシ屋でも食わせているようだ。
これは去年、評判が良かった映画「海街diary」効果だと思う。

そこでじじぃもしらす丼を食してみようかと、段葛側の若宮大路に面した雑居ビル2階の和食屋のような店に入った。
注文したのは1200円の一番安いしらすどん。

    ・・・・・  (写真はイメージで、江の島K店さまからお借りしました)

味は不味くはなかった。だが凄く美味いものでもなく、所詮、しらすはしらす。まぁこんなもんでしょうな、という味。
問題はしらすであります。上のイメージ写真とは異なり、これ、腰越漁港で水揚げし、すぐ釜で茹でたのではナイと思った。
しらすが小さいことは承知しているが、しらすというよりプランクトンですな。

豊島屋本店は定休日だった。
好物の紙袋入り鳩サブレ10枚1080円は、池袋の西武百貨店で購入した。

【参考】段葛若宮大路小町通り海街diary豊島屋貝作

160129B

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鎌倉の近代美術館へ

2016-01-29 | 風に吹かれて

小ぶりながら評価が高い企画展を連発していた神奈川県立近代美術館本館が1月末で閉館する。
最後の姿を目に焼き付けておきたくて、鎌倉へ行ってきた。

平日だったが、本館入場券売り場には長い行列が。夕方には空くだろうと、八幡様の裏手、巨福呂坂にある別館へ、先に行った。
本館に戻って来たのは午後3時。まだ切符売り場の行列は長いままだった。
しかし森生は別館で共通券を買っていたので入口へ一直線。

中は混み合っていた。閉館直前に入館客数の新記録を作っているのではないだろうか。
館内には普段の2〜3倍の密度で館蔵作品を展示しているが、見えるのは入館客の後頭部ばかり。

松本俊介の有名な「立てる像」は、記憶ではもっと大きかったような気がする。
川端康成が寄贈した古賀春江「窓外の化粧」は昭和モダンの代表作だそうだが、そんなにいいかなぁ。
初めて知った島崎藤村の次男で、戦死した島崎鶏二の南仏「風景」という小品▼が大いに気に入った。

森生はこの本館が完成した直後、高校生の頃だったろうか、本館の中庭で、夕方から開催された無料映画会に行ったことを覚えている。
映画は三浦半島で行われている民族芸能「ちゃっきらこ」。記録的に退屈なモノクロ記録映画だった。

本館建物は高校生が見ても、八幡様の境内には不釣り合いだった。
しかし慣れてくると、瀟洒・軽快・斬新で、八幡様の丹塗りの社殿群よりずっといい、と思えるようになった。
最近の美術館は豪華さが目立つが、ここは戦後間もなくの建設のため、使われた資材は極めて質素である。
しかし貴重な現代建築遺産だそうだ。何事にも煩い鎌倉市民が、何故保存運動を始めないのか。



跡地は、いっそのこと、美術館建設以前の鬱蒼とした森を復元してもらいたい。

本館が立つ平家池と、太鼓橋の向こう側の源氏池は、整備されすっかり綺麗になった。
蓮を取り除いて池の水が見えるようにしたのは英断だ。

神奈川県立近代美術館には葉山館もある。
高校・大学生のころ遊んだ、明るい葉山の海をここ数十年見ていない。
逗子・葉山にも行ってみるつもりだったが、鎌倉本館・別館と八幡様と、小町通り・若宮大路をうろうろしただけで4時になっていた。
日が長くなったら、今度は葉山館だけを見に行きたい。

巨福呂坂にある鎌倉館別館は、工事中に遺跡が発見され、当初計画を縮小して建設したそうだ。
ここも素敵な美術館だが、いかにも狭過ぎる。遺跡を避けて背後の山に、トンネル式の展示室を増設したらどうだろうか。

【参考】神奈川県立近代美術館(wikipedia)/(公式サイト
鎌倉館本館写真集坂倉準三松本俊介作品画像集古賀春江作品画像集島崎鶏二
ちゃっきらこ
ちゃっきらこ動画

160129A

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高齢者症候群

2016-01-28 | 知ったかぶり

下は、高齢者症候群を読んだ短歌というか、狂歌です。

  ・皺がよる黒子(ほくろ)が出来る背は縮む頭ははげる毛は白くなる

この狂歌を、俳人・坪内稔典先生が、近著「モーロクのすすめ」(岩波書店)で紹介して下さった。

そして吃驚したことに、森生がうろ覚えだったこの狂歌のほかに、まだ5首もあったのだ
作者は江戸時代の禅僧にして抽象画僧・仙崖。6首まとめて「老人六歌仙」というそうで、大いに参考になるので
転記します。

  ・手は震う足はよろめく歯はぬける耳は聞こえず目は疎くなる

  ・身に添うは頭巾襟巻杖眼鏡たんぽ温石(おんじゃく)尿瓶孫の手

  ・聞きたがる死にともながる淋しがる心は曲がる欲深くなる

  ・くどくなる気短くなる愚痴になる出しゃばりたがる世話焼きたがる

  ・またしても同じ話に子を褒める達者自慢に人は嫌がる

どうですか? 禅僧だけになかなか辛辣ですね。

稔典先生は、これらの身体的精神的31症状のうち17が先生ご自身に当て嵌まる、と書いている。
ところが森生は、自慢じゃないけど19該当するのね。これ、達者自慢ではなく病気自慢といえるかもしれません。
あ、そうそう。たんぽ=電気毛布か湯たんぽ、温石=ホッカイロ、頭巾=防寒ニット帽という風に、現代語訳しませうね。

以上が仙崖和尚による、いわば高齢者症候群検査表です。ご同輩は? それとも×ですか?
なお、稔典先生は1944年生まれで、森生は37年ですからね(えへん)。
 

挿絵は仙崖和尚筆とか。

160128

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がんばれ甘利大臣

2016-01-27 | やぶにらみ

急に白髪が増えた甘利明大臣。とんでもない「暴露記事」に激怒しないのは何故か。
証拠写真も音声も残ってるなら絶対絶命ですな。それで声が弱々しく、目が虚ろなのかな?

と言いたいところだが、どっこい自民党の先生方のことだ。いくらでも言い逃れる方法はあるはずだ。

罠にはめられたという大者先生がいる。
確かにTPPに反対する農協系か、甘利本人か盟友安倍晋三が目障りな勢力の陰謀かもしれない。
だとしたら、今後、面白いことになりそうで。

野党の追及は毎度のことながらお粗末極まる。週刊誌で知れ渡ったことを、いちいち確認質問するなんて、バカバカしいにもほどがある。
これは事実ですか? 責任を感じてますか? 辞任しますか? だとさ。

ま、いいだろう。甘利大臣には7月の参議院選挙までは、何としても頑張っていただきたい。
そして神奈川3区有権者ほか全国で、厳しい審判を下してやろう。大臣に2枚目の舌があってもね。

賄賂を受け取った甘利大臣には、政党助成金を返納させよう。野党は参院選を前にして、戦術を変える時だ。

                                                 

甘利大臣の白髪は、舌癌が見つかったので、有害な白髪染を止めただけ、という説があります。
世に好奇心の種は尽きまじ」をお読みください。同じ筆者の収賄と辞任についてもね。

160127

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きんぴらヤーコン

2016-01-26 | 林住期

総合福祉センター料理教室に、ばばじじが11人集まった。毎月恒例の手作り昼食会であります。
今月の主菜は八宝菜と聞いてたので、朝食はパン1枚で済ませて参加した。森生は八宝菜が大好物でしてね。

ところが、出来上がった八宝菜はぐちゃぐちゃ。見た目にも旨そうでなく、実際、マズかった。
八宝菜は、3番調理台で采配を振るったジャクリーンさんの得意料理ではなかったようだ。「あっ、白菜入れ忘れた」なんて慌ててたからね。
でも、白菜は加わり具沢山で栄養は豊富そう。だから残さず呑み込んだよ。勿論、美味い巧いと囃しながら。

   

マサコ妃殿下が率いる1番調理台で調理した「きんぴらごぼう」がとっても美味かった。(写真はあくまでもイメージです)
但し、きんぴらの具材は牛蒡ではなくヤーコンとか。南米はアンデス山地生まれの薩摩芋・じゃが芋・蓮根のあいのこのような芋である。
シャキシャキと歯触りが良く、牛蒡よりずっと柔らかく、入歯で噛みしめるとほのかに甘みがあり、ゼッピンだった。

食後、絵本読み聞きが終わり、高齢の合唱は、グリーじぃが音頭をとるアカギレ「母さんの歌」。
2番の歌詞の始め「あさいとつむぐ」は「母さんは朝から糸紡ぎで、一日中糸を紡ぐ忙しさ」という意味ではなかった。
正解は「麻糸を紡ぐ」ね。知らなかった。
ほかのみ〜んなも知らなかったようだ。「へー、2番があったの?」という親不孝もいた。
母さんをとっくに卒業し、婆さんになったんだから仕方がないかも。

 

というわけで、八宝菜は残念だったけど、百近くなっても、胃袋と頭蓋骨の内側にはまだスキマがありました。
ごちそうさま。

写真はクックパッドさまと豊能町観光協会さまからお借りしてます。
レシピも載ってますよ。

160126

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欠席通知

2016-01-25 | 知ったかぶり

朝日新聞に連載中の漱石の「門」は、うじうじもたもたとして話がなかなか進まずじれったい。
この程度の、しかも終わった三角関係をああでもないこうでもない、学校も親兄弟も将来も捨てた、だなんてインテリの悪い癖だよ。

但し、この連載小説のいいところは、頁を埋めるために時々載せる解説が面白いことですね。例えばこれです▼

       

ね、痛快でしょ? 百田尚樹先生なら裸足で駆け付けるでしょうけどね。そして、

      時鳥 厠半ばに 出かねたり

という俳句も笑えます。
だが暇じぃは笑って見過ごすわけにはゆかない。何故、時鳥(ほととぎす)なのかを問題にしたい。
そして結局、勘違いだったんだけど、先ず始めに思い付いたことです。つまり........

      西園寺時鳥は吾輩に対して「チョット来イ」と言うけれど、吾輩は厠で虞美人草を長考中だから行けないよ。

という意味。
だけどこの考えはyoutubeに当たってみて、暇じぃの勘違いだったことが判明した。
すなわち、時鳥の鳴き声は、正しくは

      テッペンカケタカ

と聞きなし、チョットコイは小綬鶏(こじゅけい)なのでした。

そこで次に考えたことです。
つまり今度は漱石は自分を時鳥に見立てて、

      吾輩が西園寺公の招待を断ったら、西園寺は信長・秀吉・家康のうちの、誰のように吾輩に対応するのか、試してみたい。

という欲求があったのではないだろうか。
いや、そんなにややこしいことではなく、たまたま近所に飛来した時鳥がテッペンカケタカと鳴いていただけかもしれないけどね。

さて、森じぃ同様にお暇なご同輩。
頓智でも何でも構いませんので、何故時鳥だったのか、おコメントをお寄せ下さいね。

時鳥と小綬鶏の取り違いを気付かせてくれたyoutubeは 探偵!ナイトスクープ「コジュケイとホトトギスはなんと鳴く?」です。
愉快な動画ですから、お暇ならポチット押して見てみて下さい。

挿絵はウィリアムス・モリスの壁紙作品です。

160125

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