林 住 記

写真付き日記のようなものですが

崩れ渋皮煮

2014-09-23 | 林住期

栗を例年の2倍、1kgも買ったのは失敗だった。
懇意にしている地元の方から分けてもらった利平栗は、いつもの年より小粒。しかし53個もあった。
今年は少雨のため小粒になったけれど、甘みが濃いそうだ。

しめしめと一旦はほくそ笑んだが、数が多くて鬼皮剥きがタイヘンなんですね。
重曹を入れた鍋でおよそ30分。水を入れ替えまた30分。栗が乾かないうちにと鬼皮をピンセットで剥き始めたら、何と3時間も費やしてしまった。

1時間もしたらすっかりウンザリして、剥きかたがぞんざいになったためか、どうも渋皮が上手く残せず、崩れてしまう栗もある。
特に、栗の底にへばりついてる鮫肌部分が、きれいに外せません。すっかり嫌んなっちゃたよ。
栗は大粒のものを500g単位で買うのが無難ですね。

そんなこんなで出来上がりまでに2日2晩を要した。
途中何度も茹でては水を変え、また茹でては水を変え、剥がれた渋皮がシンクの排水孔を詰まらせるほどだった。

今朝、ようやく冷えて大量の砂糖が滲みこんだはずの栗は勿体なくて食えたものじゃない。
先ず、崩れかけたものだけを選び出し、パクリ。

う〜ん、不味くはないけど、格別に美味いとういわけでもないのね。

鬼皮剥きの器具があるのは知っている。確か「栗太郎」とかいった。
だが、年に1度しか使わないので、来年は行方不明になることは明らかだ。通販で取り寄せるわけにはゆかない。

お宅さまでは、どうしてますか?

生涯で一番美味かった渋皮煮は、静岡市にある料亭・浮月楼のものだった。費用は会社持ち。
渋皮が綺麗に残り甘さの中に渋さが残してあった。もう一度お目にかかりたい。

上の写真はオレンジページnetからお借りしました。レシピも載ってます。

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代わりの渋皮煮

2014-09-22 | 林住期

利平栗の渋皮煮づくりで、鬼皮剥きに没頭してました。そのため記事の更新ができません。
代わりに写真ではありますが、手間暇かけた渋皮煮をどうぞ。
どうかお察し下さいませ

今年は渋皮が崩れてしまいました。茹で過ぎかもね。

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女性が輝く

2014-09-19 | やぶにらみ

四捨五入すればもうすぐ百になる亀じぃは、甲羅のように固いアタマで考えた。

ニッポンでは神代の頃から現在まで、女性はサンサンと輝いている、と思いますけどね。
大企業での管理職や国会議員に女性は少ないのは事実だ。でもねぇ、賢い女性はそんな下らないものに関心がないんじゃないかなぁ。
お母さんが家庭の財布を握り、表面的には色々に見えても、一家の全てををがっちり支配しているはずだ。違いますかね、ご同輩の皆々さま。
夕日新聞は、晋三クンのお先棒を担いでないで、もっと世界にニッポンの真実を発信して欲しい。

女性が社会に進出していることを示す指標は、女性管理職数比率や、女性議員数比率だけではない。
専業主婦の仕事はそれほど退屈でとるに足らない毎日だろうか。ひねくれじじぃは専業主夫として、連日アップアップしておりますがな。
オットよりもツマの気力能力体力が勝っていたら、ツマはどんどん「社会に進出」すればいい。決して邪魔はしません。

それを晋三は、成長戦略だと美辞麗句。建設業ほど美味しくないので、小児科や託児所を充実する気もない癖に、なにが「女性が輝く日本」だぃ。
それに「もぅ女性にお任せしたい」男性も大勢いるはずだ。違いますかね、ご同輩の皆々さま。
この問題は環境を整えたうえで、自然の成り行きに任せたい。強制連行は断固反対だ。

安倍晋三の政府がブログを立ち上げた。
題して「SHINE!〜すべての女性が輝く日本へ〜」である▼
いかにもなタイトルですね。糸井重里さんも裸足で逃げ出すよね。

         
             ▲安倍晋三は直ぐに引っ込み、現在はケネディ駐日米国大使になってます。

なお「SHINE」を「死ね」と読む人がいるそうでして、「T速報」がガヤガヤと騒がしい。
でも、こういうの、好きだ。お暇がなくてもポチッとおしてさい。笑えますよ。



晋三クンは「日本を取り戻す」と繰り返し言っている。
だったら、世界を相手に強気に中華思想を押し通す習近平主席を見習うことだ。
そして「戦後レジームからの脱却」だなんて難しく言わないで、グランパが信じた「王道楽土・五族協和」を叫んだらいい。

因みに石破茂先生の新しい根城の看板は「まち・ひと・しごと創成本部事務局」です。面白くてインチキ臭いなぁ、どっちも。
農水省幹部が「むら」だろ、と嫌味を言ったそうだけど、むらには「しごと」はこなせないほど沢山あるよね。

写真は「ざわざわ森のガンコちゃん」から。

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舞扇と豚丼(続・壇蜜歌集)

2014-09-18 | 拍手

日曜の朝観た短歌入門は、番組終了前のほんの数分間だけだったので、折角ご出演の壇蜜さまを充分に拝観できなかった。
壇蜜さまがカプチーノを詠んだ短歌について、全文を教えて下さった方がいらっしゃいましたのでご報告します。

     初めての逢瀬に君と見つめあい ただ冷めゆくはカプチーノかな

いいね、実にいい。あなたさまは如何ですか?

また再放送の日付と時間を教えて下さった方もおられた。
見逃し聞き違いがあるかもしれないので慣れないを録画して、何度も繰り返し再生し、お蔭様で檀蜜さまをたっぷり拝観できました。
ますます素敵でありました。

なお、カプチーノの歌は、斉藤斎藤講師が出題した「泡」を詠んだものでした。また、カフェは余計な記憶違いでした。
吃驚したことは、檀蜜さまが日本舞踊をなさっていたことすね。椅子に腰かけたままでも窺える優雅な所作は、その効果だったんですなぁ。
しかも、下ろしたての舞扇を詠んだ歌も披露して下さった。

     舞扇要に小指を触れさせて 開くかたさに「仲良くしてね」

参ったね、もぅ。カナメになりたいよ、なれるものなら。
因みに、日本舞踊では、舞扇を持つ場合、小指は要に置く。下ろしたての扇の要は硬く、扇面を開きにくいとか。

一方、番組で講師を務める斉藤斎藤ビリケン先生の歌はどうよ。

     豚丼を食っているので2分前 豚丼食うと決めたのだろう

いやはや「何じゃぃ?こりゃぁ」ですな。そこでじじぃの嘆きの返歌です。

     敷島のヤマトは長き歌の道 豚丼食ふまで堕ちにけるかな
                                      .......... 猫額亭 森生麿


先生はツィッターをやっているそうなので、念のために覗いてみたけれど、おいおい、これが歌詠みの言葉遣ひかよ、という惨状だわさ。

過去記事「壇蜜歌集」では藤講師の名前を「藤斎藤」に間違えただけでなく、大分、礼を失した書き方になった。
今度の記事でそれをお詫びしようかと思っていたが、そのままにしておく。

     さて...........

     女優・タレントあまたさぶらひたまへるなかで、いずれの御時にか、自選歌集をお編みあそばすやもしれぬ壇蜜さまへ。
     僭越ながら、じぃがお願ひ申し上げます。

             斉藤斎藤先生を近付けちゃダメッ。

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朝日は夕日

2014-09-17 | やぶにらみ

 

朝日新聞が夕日新聞になったようだ。

木村伊量社長が、吉田調書を「読み間違えた」事を認め、記事を取り消し、謝罪する記者会見を行った。
お詫びのついでに、朝鮮人従軍慰安婦狩りのことも、それを批判した池上彰氏の意見を一時掲載拒否にしたことも、一緒くたにお詫びした。

本来これらは、別々にその都度社長が詫びるような重大な誤りである。
3回お詫びしなければならないところを1回で済ませたつもりで、社長以下おエライさんたちはほっとしているにちがいな。

従軍慰安婦狩りについては、否定する意見も多かったが、「そういうこともあっただろう、軍部や役人が証拠を残すはずがない」と思っていた。
従軍慰安婦が存在したことは決して良いことではないが、朝日が手を変え品を変え、この問題を穿りかえすことには不快感を持っていた。
植民地を持ったスペインやイギリス・フランスなどの新聞はそんなことはしていないのではないか。
子どもの頃、街で見たアメリカ兵にぶら下がるパンパンや、横須賀に多かったオンリーさんはどうなのか。

池上彰氏の朝日批判記事を一時差し止め、その後一転、掲載したのは、相手が人気絶大の池上さんだからである。
ほかの人だったら知らん顔だろう。現に、渡部昇一さんの著作は書評欄で完全に無視している。
ただ、この件に関しては、ほかの新聞社でも同様のことが行われているにちがいない。マスコミは休刊日や価格と同様に横並びである。

吉田調書については、東京電力が嫌いだから、所長命令を無視し9割の従業員が原発から逃げたという朝日の報道を信じた。
朝日新聞は大日本帝国陸軍や原子力村と同じだった。

数年前に「ジャーナリスト宣言」をした「クオリティペーパー」気取りの朝日新聞を好きではない。
毎月きちんと購読費を40年近く払い続けたのに1円も割り引かず、紙袋以外に殆ど何にもくれないことも納得できない
それでも朝日を購読しているのは、消去法でそうなったのであり、時々いい記事や意見を掲載したり、紙面構成が垢抜けているからである。

しかし、中国韓国に関する記事は、反日宣伝のための機関紙であるかのようで不愉快だ。
もしかすると、経営幹部や中心的な記者連中は、両国から相当な金品や便宜を受けているか、弱みを握られているな、とさえ見ている。

また、最近の夕刊1面最初の記事が気に入らない。
これは最早新聞ではなく、週刊誌である。記者や編集部は怠けているのである。
最近は頁数が少なくなった気がする。それでいて脳天気な記事で一面を埋め尽くすのは、記者が机に齧りついているからだ。

朝日新聞が起こした超弩級の誤報を、安倍晋三一派は喜んでいるはずだ。
国民はスポーツにうつつを抜かしている。右傾化と時計の針の逆回しが、これで一層推し進め易くなった。
日本は、再び、堕ちるところまで堕ちるようだ。

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椅子を組み立てた

2014-09-16 | 林住期

リサイクルショップで見つけ、1000円で買った事務椅子は、一週間目に左の肘掛が外れ、一月もしないうちに背もたれがガタガタになった。
でんぐり返らないように用心しながらしばらく使っていたが、結局、粗大ごみに化けた。まさに安物買いの銭失いである。

パソコンの前で毎日使う事務椅子は残る半生ものだ。奮発してミトリに10000円の事務椅子を注文した。
札幌に注文したのに京都から椅子が届いたのはいいとして、3週間も待たされたのはどういうわけだぇ?

分解され哀れな姿で届いた椅子は、組立方法がよく分からなかった。説明書は図面も活字も小さく、老眼鏡に天眼鏡を重ねてもよく見えない。
特に、背もたれを取り付けるところは、肝心カナメになるので、拡大図にすべきである。

うだうだ言っていても埒があかないので、結局、自己流で何とか背もたれを取り付けた。

新しい事務椅子は良く回転する車が付いているから、座ったまま床を蹴り室内を移動し紙くずを拾う。ルンバになったようで楽しい。
だけどパソコンで肩が凝って背をのばすと、背もたれがギイギイ・カックンと怪音を発するのは如何なものか。
今に、でんぐり返って気絶するのかなぁ。

肘掛と背もたれを外し、粗大ごみになった椅子。
捨てるのはもったいないので、今では脚を乗せるために使っている。
これって「オットマン」と言うんだっけ?

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李香蘭の家

2014-09-16 | 遠い雲

李香蘭だった山口淑子さんが亡くなっていた。94歳だったそうだ。

彫刻家のイサム・ノグチと結婚し、愛の巣を北大路魯山人の屋敷内にある小さな藁葺屋根の家に構えたことがあった。
母から用事を言いつかり、母の里に行く時に通らなければならない、長く暗い切通しに続く竹塀の上に、古色蒼然の藁屋根が見えた。
お化けじゃあるまいし、リコーランが出てきたらどうしようと考えていたが、一度も声を聞いたり姿を見たことはなかった。

李香蘭・山口淑子で思い出すことは、あの切通しと小さな家。そして名曲・蘇州夜曲夜来香です。

その後、切り通しも魯山人邸もきれいさっぱりなくなり、市立小学校になった。
そして
魯山人が、信州の庫裏を移築したという、巨大な藁葺屋根が乗った母屋だけが、いま、笠間の日動美術館に再移築されている。

何事にも行動的な姉が、一時、父親がこの母屋を所有していた同級生に誘われて、笠間へ感傷旅行に行ってきた。
姉は「あの家あの頃のままで懐かしかった、行くといいよ」と言うけれど、森生にはとてもとても。

 

提灯風ランプシェードは、イサム・ノグチのAKARIシリーズから。
構造不況にあえいでいた岐阜の提灯業界はこのシリーズで息を吹き返したそうです。

     今朝、作詞家山口洋子さんの訃報。森生と同い年。死神が近付く足音。
     五木ひろしの「横浜たそがれ」。別の歌手が、こねくり回さず、さり気なく歌ってもらいたい。
     横浜はああいう街ではない。

     140916

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きょうは敬老かぃ?

2014-09-15 | 遠い雲

きょうは一年に一日、じじばばがちやほやされる日だった。
森生も後期高齢者に仕分けされているので、どう取り繕っても老人である。
だが、市役所から喜寿の祝い金を申請せよとの通知が大分前にあった以外に、夜が来ても、どこからも、何の音沙汰も、未だにない。
ま、仮に敬老会に招待されたって行きませんけどね。童謡やナツメロよりも「恋のフォチュンクッキー」の方が楽しいと思ふよ。

いまや、75歳以上が8人に1人。15900000人もいて、総人口の13%。別の集計で要介護高齢者は5610000人もいるそうだ。
技術の進歩には追いつけず、身体に故障が出ては役に立たず、価値観が変わって敬われず、医療費が嵩むだけ。
世の中、石を投げればじじばばに当たる。うじゃうじゃいれば大事にされないのが当たり前。
邪魔にされるのは仕方がないですなぁ。どうも申し訳ありません、ふんっ。

100歳以上の高齢者は54397人で、うち女性が47606人。100歳以上の88%も占めている。
ね、やっぱり女は強いでしょ? ニッポンの女性は、決して男に虐げられてはおりません。特に家庭は女性が支配しておりますな。
ケネディ駐日大使からガタガタ言われることはないのであります。

えーと、何の話だっけ?
そうそう、後期高齢者に指定されて2年した自分のことです。

この夏はガックリと体力と気力が落ちた。

昔は、円覚寺の大鐘から下駄を履いて100段以上もある急な石段を、カラコロガタガタさせながら駆け下りることができた。
それが今ではバスの出口で、1段ずつ1歩2歩と、足元を確かめながらヨイコラショのていたらく。
一昨日の夜は布団の中で腿の後ろが痙攣し、昨夜は右足親指爪先が突然痺れ始めた。
毎日、何が起きるか分からない未知の世界である。

と言うわけで、林住記を更新するのもよいこらしょ、であります。

数字に間違いがあればお知らせください。人数には敢えてカンマを付けません。

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壇蜜歌集

2014-09-14 | 先輩のお言葉

日曜日も体操をやってるのかな、とEテレ(嫌な呼び方ですね)にチャンネルを変えた。
ややや! 和服姿の美しい女性が出演している! ミドリの黒髪を右肩から胸に垂らし、朝っぱらからかなり色っぽい。
ん? おおおっ! なななんと、かの壇蜜さまだった!

番組は終わりかけていた。
今朝の檀蜜さまは特別出演らしく、もっと若かった頃のことを質問され、答えて曰く。

   高校はたいへん厳しい校風でした。今は良くも悪くも自由です。当時は学校に反発していたけれど、いい経験だったと思っています。
   短歌はその頃学びました。その後、話をする時の言葉選びに、短歌を作っていたことが役立っています。

いいお答えだねぇ。感嘆したよ。
ピーチクパーチクと喧しいタレントとは異なり、間をおくゆったりとした話し方は、言葉を選んでいる時間だったんですなぁ。いい、実に正しい。

勿論、番組に寄せられた短歌を四の五の弄る役割の、斎藤斎藤さんというヘンな名前のおっさんもでれでれ。

   最後に、壇蜜歌集を待ち望んでます。

だとさ。ふんっ。
付きっきりで短歌ばかりか、あちこちをいじくりまわしたいんだろっ、このぉ......。
でもさ、あーたねぇ、歌壇の一層の発展のために、壇蜜さまを番組のレギュラーにするように、今こそNHKに運動しなさいよ。

最後に壇蜜さまの歌が披露された。

                ・・・・カフェ・・・・ ・・カプチーノ・・
                                     ....... 壇 蜜

        誠に申し訳ありません。
俵万智さんをラクに跨いで超えるいい歌だったんですが、咄嗟のこと。秋田美人のお色気に見とれておりました。

        どなたか、覚えておられましたらお知らせくださいませ。

なお、日曜朝のTV体操は何時もの時間に始まり、今朝はストレッチ体操でした。
檀蜜さまが好きになった経緯は過去記事「壇蜜という女性」をどうぞ。

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漱石句集

2014-09-12 | 拍手

曖昧模糊とした記憶ですが、下の二つの句のどちらかが夏目漱石の俳句のはずです。どれもが違うかもしれませんがね。

   ・鐘つけば柿落ちるなり建長寺

   ・柿落ちて鐘が鳴るなり建長寺

それはさておき。  

夏目漱石は若い頃、JR北鎌倉駅裏隣にある円覚寺境内の塔頭の一つ、帰源院に滞在していたことがある。
これは、実家が帰源院の檀家なので、住職の言葉や老梅下の句碑などで確認済みの事実だ。
しかも帰源院の背後の高台には、国宝の洪鐘がある。(現在は嘆かわしいことに周囲の大木を伐採し、ところてん屋を併設しているはずだ)

それなのに何故「円覚寺」にせず、近くにあるもう一つの古刹「建長寺」にしたのか。
多分、当時の円覚寺には柿の木がなく、建長寺の方に生えていたのだろう。あはは、正直漱石さんである。

それはともかく、漱石と正岡子規は大変な仲良し。しょっちゅう寄席に同行するほどの親密な仲だったそうだ。
また、最近知ったことだが、漱石も俳句が上手く、たくさんの句を残したそうだ。

正岡子規には有名な句がありますね。因みに、故天野祐吉はこの句を「笑える俳句」に分類しています。

   ・柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺

そして問題は、漱石の建長寺の柿の実の句が、法隆寺の句の2か月前に発表され、子規の句が漱石の句の後になったことだ。
つまりですね、子規が親友・漱石の句を剽窃し、「建長寺」を「法隆寺」に変えた、ということです。

これは「甘納豆がうふふ」という句で有名な、現代俳壇の大御所・坪内稔典さんのご指摘だったような気がする。
「ような気がする」なんていういい加減な書き方ですが、森生は素人だから資料は手元に何にもないし、ネットを探し歩いても見つからない。
この林住記は、稿料も甘納豆も頂いてないんだから、そんな細かいことどうでもいいじゃありませんか。

ところで、漱石が沢山の句を残したという説には証拠が見つかりました▼

     Ads by Google 俳句案内 夏目漱石 秋の句

秋の句だけでも25句*20頁=500句もある。そのほか、新年・春・夏・冬があり、読み切れない。
そこで柿と建長寺を目印にして秋の句を一通り探してみたけれど、目がグーグル回り、該当する句を発見できなかった。
お暇な時に、隅から隅までご覧になり、見つかったらご連絡下さい。

それはそれとして、鐘と円覚寺なら一句ありました。

   ・冷ややかな鐘をつきけり円覚寺

冷ややかとは、あんまり良くないね。納得できない。
そもそも円覚寺の国宝に指定されている洪鐘の、意匠は豊満、澄んだ美しい音は余韻を長く引き、法隆寺や東大寺に断然勝っている。

そして帰源院境内の漱石句碑に彫ってある俳句です。

   ・佛性は白き桔梗にこそあらめ

これも感心しないよ。

    

     あとがき。

     漱石句集といいながら引用した句はたった2句しか
     物足りない方は上記のGoogleをポチッとしてくださいね。いい句沢山ありにける哉ですよ。(7・7ですが)

     夏目漱石の絵は山藤章二さんが描いたものです。
      近所でいい柿の実がみつかりません。で、
干し柿▲は坂利製麺所「ふぞろいな干し柿たちです」冬季限定販売。

      140912

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大気の状態

2014-09-11 | 高麗便り

   大気の状態が非常に不安定で、局地的に激しい雨が降る見込みです。

とこの夏から殆ど毎朝、聞かされている。
昨日は東京に猛烈な雨が降り、今朝は札幌や大阪で「命に係わるような凄まじい雨」が降っているそうだ。
しかし、ここ埼玉県西部山沿いにあるわが日高市、それもわが団地では、毎日どんよりと曇り、例え降ったとしてもしとしとと。
大気の状況は「どんよりと安定」している。だからこの団地は局地ではなく、僻地です。

朝刊の投書欄に載った元気象庁予報課長の「声」を読んだ。

  局地的な気象異変を予測することは、現在の技術では至難の業で、行政の「避難勧告」には限界がある。
  だからこそ行政に頼らず、地域住民が自主避難を探るべきではないか。
  その際、最も重要で有効な情報の一つが、気象庁の「降水ナウキャスト」である。

ほぅ、そんな便利なものがあったのか。どれどれと「ナウキャスト」とやらを調べてみた。

気象庁 レーダー・ナウキャスト

素晴らしい。各地で大雨被害が出ている時に不謹慎だが、いろいろな使い方ができて実に面白い。
日本列島全体から絞り込めば関東地方まで、遥か上空から地表の気象状況などを見下ろし、まるで神サマになったような、雄大な気分になれる。
予報については、必ずしも有効ではないようだが、近過去と現在の状況はよく分かる。

お節介で騒々しい朝の天気予報をあてにするのはもう止そう。
ナウキャストを見て空を観察し、第六感で天気を予想した方が、当たる可能性が大きいのではないか。

森田正光さんも、「ピンポイント予報はできません。ご自分の住むところの空を見て、第六感で予報して下さいね」と言っていた。
外れると直ぐ謝罪する森田正光さんは、初めての予報士試験に落ち、現在は2社の社長なんですね。
   どこかの大新聞の社長とは、 大分違うようだ。

 

元予報課長さん、有難う。
だけど気象庁さんへ。「ナウ」は分かりますが「キャスト」ってなんですかね。

わが団地は猛烈な雨が降ったら、実に危なっかしい高台にあります。

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競技だけが人生じゃない

2014-09-10 | 先輩のお言葉

阪神タイガースのマット・マートンがいいことを言っている。

その1.

  ジョージア工科大学の人格形成プログラムで、生きるためのスキルや社会人としての心構えを学び、また炊き出しなどのボランティアもした。
  野球をしていると、何本ヒットを打ったかなど自分のことばかりを考えてしまう。
  スポーツができる状況に感謝しなければならない。

その2.

  スポーツはルールを守ることや団体行動を教えてくれます。高校球児が目標に邁進することは良いことです。
  但しバランス感覚が大切です。米国でもスポーツで成功した子供は18歳で有名になり、周りがちやほやする。
  それはその子の人生の価値観を下げかねない。

その3.

  日本人は勤勉で正直で目上の人を敬います。米国人が日本から学ぶべきことは沢山ありますが、強みが弱点になることも肝に銘じましょう。
  一つことに没頭する日本人は、野球の練習を8時間することもある。それでは人生において大切な教育が疎かになりませんか。
  スポーツだけを続け、20代後半から30代でやめたら、その後の人生をどうやって生きてゆくのでしょう。

その4.

  人間は周りと違うことをする人を苛めます。でも、人と違うことは、本当は隠れた能力を伸ばすことにもつながります。
  教育が殻を破って違う道もあると気付かせてくれます。バッターボックスの外に出てみませんか。
  一つの箱の小さな世界に閉じ篭るのは非常に危険です。

以上大雑把に要約しました。詳しくは(正しくは、かな?)朝日新聞9月9日付朝刊スポーツ欄をご覧下さい。
丸刈り顎髭という個性的な顔写真が載っているので、見つけ易いと思いますよ。

      さて、残念だった錦織圭選手は、今、人生に対してどういう考えを持っているのだろうか。
      まだ若いとはいえ、彼なら
シッカリした意見を持っているような気がする。

      しかし、興奮して大騒ぎする記者の中に、騒ぎが沈静化した後、こういう取材ができる記者がいるだろうか。

写真は阪神タイガースのHPから。140910

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失敗つづき

2014-09-09 | 林住期

毎月一回、昼前、ばばじじが集まり料理を作り、がやがや食する「かぼちゃの会」。
毎回カーじぃとデザート作りを担当するが、先月の「ナンテコッタ」に引き続き今月も失敗してしまい誠に面目ない。

目標は「ティラミス風ゼリー」だった。
インスタント珈琲・牛乳・砂糖・ゼラチン粉を混ぜ合わせ、沸騰寸前に火を止め、人数分のガラス容器に分け、冷凍庫で冷やし「ゼリー」にする。
これは成功した。

ところがそのゼリーの上に乗せる泡が出来上がらない。泡立器を泡食って必死に回しても泡ができない。
長老おばばが「冷凍庫で少し冷やせばできると思うよ」と言うのでそうしたら白い泥んこ状になってしまい、泡を食った。

グリー先輩が「腹に入れたら同じさ」と慰めてくれ、それをゼリーに乗せたけれど、二か月続きの失敗だ。誠に申し訳ありません。

冷凍庫で泡の材料を冷やしている間に、みちよばぁに「ヒマだったら自分の分は自分で作ろうね」と手巻きずしを作らされた。
簀の子に寿司めしを広げ、中央に並べた具をただ巻くだけれど、おばばたちに見守られ、あれこれ指図されながらの作業は恥ずかしく難しい。
手はべとべと。寿司はふてぶてしく、ぐずぐず。包丁もべとべと。

周りのばばたちが一斉にやいのやいのと言うのは、一種のパワーハラスメントじゃないのかい。

腹に入れれば同じなんだけど、おばばたちが作った寿司の具とすまし汁は共に薄味過ぎて、唾が浸み出ず、とても喉を通らないシロモノだった。
それで、自作で出来損ないの恵方巻は残した半分を持ち帰り、ばらばらにしてから佃煮と沢庵を付け足し、夕食にした。
これって、恵方崩れの混ぜご飯ですな。

   なお、相棒のカーじぃは次から次へと「難病」を発見し、今月も病院通いで不参加である。
   傍から見れば、症状は大したことが無いようなので、来月は必ず参加させ責任を2等分するつもりだ。

これがこうなるはずの巻き寿司だった▲ 写真はサッポロビールさまから拝借。(食材も調理の腕も食器も写真も、上等過ぎですけどね)  

自前の写真はバカチョンカメラの全自動で撮ったのに、真っ黒けでぼけぼけ。掛け値なしのバカチョンです。
仕方がないので、天地をサカサマにして掲載しました。

140909
 

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宵待草として

2014-09-08 | 歌の翼に

 

最近、「林住記」を覗きにくる人がめっきり減っている。
もともと勝手に書いているもので、アクセスランキングを競うつもりはないから、一向に差支えありません。
だいいち、たいていのことは既に書いており、新しく書くことがないんです。
二番煎じ、三番煎じの記事ばかりです。

錦織圭クンの大活躍も、デング熱も、安倍晋三メのしたり顔にも興味が湧きません。

評判が良いブログを訪問し、気の利いたコメントを残し、林住記の市場開拓をするのも面倒くさい。
それに、ウソが多いから友人知人には見せたくないんですね。

でも、覗きにくる人が減るのは、やはり寂しいことであります。
それは身の回りの友人知人がポツリポツリと退場してゆくことに重ね合わせてしまうからかもしれません。いひひ。

だから今夜もパソコンの前で、

待てど暮せど来ぬひとを 宵待草のやるせなさ

と歌っております。

 

今宵は中秋の名月とか。
しかし、いつの間にか台風が接近しており、今夜、伊豆諸島を通過する由。

それで、今宵は月も出ぬさうな。

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はじめてのジェンダー論

2014-09-08 | 重箱の隅

大分前から「ジェンダー」という文字を時々見ている。
男女のこと、特に「男女は同権だぞ」ということを気取って書くと「ジェンダー」なのかと思っていたが、どうもそうではないようだ。
一度ウィキで調べるつもりだったところ、都合よく今朝の朝日新聞に「はじめてのジェンダー論」という特集記事があったので、読んでみた。

   ・ ジェンダーとは性差に関する知を意味する。知とは世界を秩序だてる方法である。

   ・「セックス」と呼ばれるこの構築物こそ、ジェンダーと同様に、社会的に構築されたものである。

上の2行は、例によって欧米のエライ学者二人がが有名な著書の中で書いていることらしいけれど、なんかよく分かりませんなぁ。
そこで本文をよく読んでみたけれど、硬い頭のじじぃには、これまたよく分かりません。

記事の隅に山崎ナオコーラさんという奇天烈な名前の女性作家が「違和感持つ人に気づいて」と言っている。
ナオコーラさんは差別をされたことはないが区別は感じ、苦しみを覚える、とか。

ふーん、差別されたんでなければいいんじゃないの、と思うじじぃはアサハカなんだろうか。

また、本屋の棚が男性作家と女性作家で分けられていることも苦しいそうで、だったらトイレでも苦しいのかね。
そういえば、マツコ・デラックス女史の著書はどちら側に並んでいるのか分からないので、なるほど男女別の陳列は苦しいと言える。

第二次安倍内閣で女性閣僚が大発生した。広告塔として男性国会議員にロクな先生がいないから、見栄えはともかく女性を指名したのだろう。
つまり、たまたま女性だったから大臣にしただけで、ほかにどんな理由があるのだろうか。
復古主義者の安倍晋三の本心は、能力
や適性なぞは全然関係なく、単なる人気取りのはずである。

その証拠がある。朝日の世論調査によると、今回の内閣改造で女性の晋三支持率が上がったそうだ。
女性には真実を見抜くチカラがあると思っていたが、安倍晋三の策略に気付かない。男も女もアサハカだぁ。
困ったもんだね。
                                                                                                                                   

ところで、愚痴と不平が多く、結局晋三に従った石破茂先生は男性か女性か。
あの話し方やほっぺたの赤さから、本当は女性だけれど男性を装っているのでは、と思いますが。

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