masaring

自己チューの進行形日記でshow。

スモモの花が満開。

2023年03月21日 | 農業は、スゴイ!



【スモモ・大石早生の花が満開。】

昨日早朝に撮影した写真。
夕べの「関西テレビ報道ランナー」の
「片平敦さんのお天気図鑑のコーナー」で紹介された。

最近不作だ。その原因の凍霜害に合わず収穫できることを祈る!!



 

【スモモの花が満開・ソルダムの花も満開。】

昨年より1週間早く満開となった。スモモは自家不結実性。
そののための受粉樹も満開。花が集まり球形のソルダムの花!!



【サンタローザの花も満開】

不安は、凍霜害以外にも。
そう、特定外来生物のクビアカツヤカミキリ被害だ。
当地方にも出現。
モスピラン剤の薬剤散布も欠かさず行っているが、
被害は広がっている。
このままだと、桜、梅、桃、スモモ類が全滅だ。
良い解決策はないものだろうか!!

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柿の摘蕾、2018。

2018年04月16日 | 農業は、スゴイ!



【寄せ植えの花材のキンギョソウ。】

散歩の人達がこの花を見て
「可愛い花ネ。まるで金魚みたい。何て言う花かしら?」。

キンギョソウは色がバラエティに富むので
名前に迷う人が多いみたいだ。
甘い香りを漂わせ、春めいた
にぎやかさを感じさせる素敵な花だ!!





【我が家の柿園。新緑に覆われている。】

今、柿農家は連日、摘蕾作業に追われている。
新緑の様子も昨年より10日早いように思う。

下↓は、JA営農課からのメール文だ。

JA営農課から、
柿栽培農家の皆様にお知らせします。

柿の摘蕾作業時期となりました。

高品質果実生産のためには

非常に重要な作業となりますので
一枝一蕾を原則に、
枝の中央部で下向き又は横向きの大きな蕾を残し、
葉が5枚以下の弱い枝や
二番花などは全部摘蕾して下さい。

詳しくは、営農指導員にお尋ね下さい。



摘蕾は手作業。指でポロリと落ちる時期は開花前の

この時期しかないのだ。開花したら鋏でなければ
落ちなくなり数倍の人手が要るようになるのである。

でもね、一人一日一本の作業が精一杯。
勿論一度でなく見直し摘蕾も必要ですよ。
手作業、根気のいる仕事。目も疲れる。

普通、この作業は4月下旬から5月の連休あたりにする。
大規模に栽培されている農家は、この作業に1日10人位の
アルバイトの人に来てもらっているお宅もあるのだ。



柿。特に刀根早生柿はこの摘蕾作業が要の一つなのだ。

何故なら、刀根早生・平核無柿は生理落果が少ない品種。

良い商品にするためには、玉揃いの良い果実を成らせる
ことと、隔年結果を防止して毎年安定した果実を成らせる
必要がある。その為に摘蕾と摘果作業をするのだ。



特に、摘蕾で目標果実数の20%程度になるよう

思い切った摘蕾を行うことが秘訣なのだ。

ほんと、農業は大変。
しかし、この作業はまだ序ノ口なのである。





【先日投稿した「モチツツジセイカイハ(青海波)」が満開だ。】

江戸時代の頃から愛好されてきたという
モチツツジ系のツツジの「モチツツジセイカイハ(青海波)」が満開。

花付きが良くないことで知られているのに
何故か我が家は、今年に限り樹木全体が満開なのだ。

良いことが起こるのか、最後の足搔きか、
不思議なことである!!

 

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大石早生栄枯盛衰記。

2018年03月28日 | 農業は、スゴイ!



【我が果樹園の大石早生(スモモ)の花が満開だ。】

スモモの花期は初春で、白い花が咲く。
果実はスモモ系は6月下旬に収穫できる。

スモモは自分の花粉では結実しにくい自家不和合性なので
ほとんどの品種で受粉樹が必要である。
当然、大石早生も自家不和合性。
だから、受粉樹にサンタローザやソルダムを植えている。





【スモモの花は真っ白だが、よく見ると、、、。】

大石早生の花自体は、真っ白だが、
ガクが黄緑なので、とても品のある花だ。

普通はミツバチが受粉樹の花粉を大石早生に運んで
結実させるが、最近ミツバチもほとんど飛ばないのだ。
そこで、毛ばたきを用い花粉を利用した受粉が大変有効だ。

ところが時期を間違うと受粉しない。
また、開花期に霜に当たると、不完全花となり結実しない。
さらに凍害にあうと落果するのである。

非常に、気候に左右されやすいのである。

スモモの収穫量は山梨県がトップ。
和歌山県は第二位。県内では我が町がトップだ。

しかし、我が町での大石早生の収穫量は減少気味。
理由は、植え付けから成熟まで7年かかるのに、
寿命はたった16年だ。
ちなみに柿は36年だから
比べてみると、とても短いのである。





【↑これは10年前の我が果樹園の大石早生の満開時の写真。】

人間で言うと一番働き盛りの頃だ。
そう、我が園の大石早生の寿命は過ぎているのである。

樹勢は強そうに見えるが、根元の幹から折れやすいし

台風でも倒れやすいのである。
だから多くの農家は、他の果樹に植え変えたのである。

我が町で収穫が一番多い頃、生産者の1kgの手取り額は安値だった。

ところが近年、供給が少ないので生産者の手取り額は高値になった。
しかし、樹も老朽化で収穫量は減るばかり。

手取り額が高いとなると、また大石早生を導入する農家が増える。
樹が成熟する7年後には多分、また安値になるよね。
高齢化が進む一方なので、どうなるかは不透明だけどネ。





【まさしく、大石早生栄枯盛衰記だ。】

我が家も老年樹や枯れた樹は伐採し、新しく苗を植えてはいるが
私達も老い、果たしていつまで栽培できることやら、、、。
今ある樹に少しでも多く実ってと祈るばかりなのである。





【庭のヒマラヤユキノシタの花も満開の時期である。】

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表の富有柿畑の今。

2016年07月20日 | 農業は、スゴイ!



表の富有柿。1回目の摘果を終えた。】

刀根早生柿、平核無柿は、すでに3回摘果で回った。

富有柿は生理落下があるので1回摘果したのみ。

ところが、、、。





【表の富有柿畑の今。柿の木の下、蔓が伸び放題。】

実はこれ、鶴首カボチャの蔓なのである。

表の柿畑の一部分で野菜を栽培。

今、柿畑が凄いことに。

鶴の首に似ている「鶴首かぼちゃ」を3株植えた。

その3株が
大きくなり、柿の木の下は蔓だらけなのだ。

孫芽にしか実は付かないので、蔓は広がる一方だ。
柿畑の三分の一を占拠しているのである。



「鶴首かぼちゃ」の孫芽の黄色の花。



【「鶴首かぼちゃ」。すでに収穫時期のものも。】

盆の供え物のつもりで作ったが、沢山の実が出来ている。

「出荷したら。」と言ってくれる人もいるが、
知り合いに配ると、とても喜ばれるので
全て、近所、知り合いに配ることとなる。

何故なら、食したらコクがある
美味しいかぼちゃなのである!!





【表の柿畑の東部分にベゴニア80株を植えて2ケ月経過した。】



【水やりと液肥の施肥は大変だが今年の夏も「花街道」は健在。】



【一方、西側はぐんぐん大きくなるペチュニア。】

この花、謳い文句のとおり、花壇向きを実感。

4株でベゴニア80株の面積になりベゴニアにまで侵食中だ。
来年は、この花で、、、。と思いきや
ナス科なので連作すると花が咲かないらしい。

柿の木が大きくなるまで「花街道」は続行するつもり。
夏は、やはりベゴニアが良いかな!!





【表の柿畑の一角の野菜コーナーの胡瓜。既に元は取った。】



【同じく野菜コーナーのゴーヤ。ゴーヤチャンプル美味だ。】



【そして、私の一番好きなインゲン豆。初めての挑戦、豊作だ。】

何しろインゲン豆は、低脂肪、高蛋白の非常に優れた食品だ。

調理法は沢山あるが、全て私好みである。





【そして一転、裏庭の金柑。今、柑橘系の白い花が満開なのである。】

おそらく、その昔、祖父が植えたものと思われる。古木である。
我が家では実った実は正月用の飾りに使う。
甘露煮にしていた時期もあるらしいが、あくまでも庭木のひとつ、観賞用だ。

棘にも負けず花の前に整枝した!!(*^-^*)

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サンタローザとソルダムの収穫。

2016年07月05日 | 農業は、スゴイ!



【我が家はスモモの受粉樹としてサンタローザとソルダムを植えている。】

上の写真の赤い実は、収穫適期のサンタローザである。

スモモは自分の花粉では結実しない品種が多く、
そのような場合は受粉樹が必要になる。

我が家は、大石早生を栽培しているが、当然受粉樹が必要で、
サンタローザとソルダムを
大石早生の畑に混植しているのだ



【サンタローザは20kg入るコンテナに半分ほど入れて集荷場に出荷する。】

サンタローザは、アメリカの育種家ルーサー・バーバンクが
20世紀の初め頃、日本すももとアメリカすももを交雑して
育成した品種と言われている。

今では世界中で栽培され、
最もポピュラーなスモモとして知られている。

日本でも人気があり、大石早生、ソルダム、太陽に次いで
4番目に多く生産されているのだ。

サンタローザは一つが100gほどでやや大きく、
果皮は熟すと鮮やかな紅色になる。

中の果肉は黄色く、やや酸味が強い傾向であるが
甘味も十分にあり、特徴のある
フルーティーな香りが特徴である。





【一方、ソルダムはと言えば、果皮の大部分が緑色の時が収穫適期だ。】

ソルダムはアメリカで大石早生の交配種を育成されたものを
日本に導入された品種である。

一般的にまだ未熟なうちに収穫され流通するので、
果皮の大部分が緑色で、
中の果肉が赤いスモモというイメージがある。

でも、このソルダムも完熟すると表皮の色は
しっかりと赤黒く色付くのである。



【ソルダムは桃の出荷コンテナにソルダム用シートを敷き、一段で出荷。】

ソルダムの果実は100g前後のものが多く、
果皮の色は緑色の部分が多い状態で出回っていることが多いよね。

でも、表皮の色は緑でも、中の果肉は赤いのが特徴である。

完熟すると濃い鮮紅色になるんだよね。



【今回出荷するソルダムを輪切りすると、こんなに真っ赤。ジューシーだ。】

我が家は先述したとおり、大石早生が中心であり
サンタローザもソルダムも収穫量は微々たるものだが、
収穫、出荷には大石早生以上に手がかかるのである。

ちなみに、すももの生産量の日本一は我が和歌山県ということである。

これらの収穫が済むと、本当の真夏の到来である。





【アンゲロニア・セレニータのパープル色。】

本日の我が家の花は「アンゲロニア・セレニータ」。

メキシコ、ブラジル、西インド諸島に30種類が分布する植物。
その中でもセレニータは、よく枝分かれするので、
摘心しなくてもコンパクトにまとまる品種だ。

夏に強く、初夏から秋、茎の上部、
葉の付け根に次々とつぼみを付ける。

個人的に感じるのだが、今年流行の花だ!!(*^-^*)

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