masaring

自己チューの進行形日記でshow。

天川・みずはの湯。

2011年07月31日 | 温泉、至福の時。

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【奈良県天川村の「天川薬湯センターみずはの湯」の玄関。】

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【我が家からここまでの所要時間1時間55分。吉野の山の中。】

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【内湯は檜風呂。バイブラ、ジェット浴槽付き。湯気の外は森だ。】
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【ハーブの香りが心地よいサウナ。アロマファーレイと説明が。】

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【天川村産のとうきなど生薬を配合した、薬湯の露天風呂だ。】

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【露天風呂からは、滝と清流が眺められる。正に絶景である。】
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奈良県吉野郡天川村。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の
構成要素である修験の山、山岳信仰の聖地「大峯山」があり、
麓には小説「天河伝説殺人事件」の天河大弁財天社がある。
村の人口は1,532人。何と村内に信号はひとつしか無いのだ。

村内に温泉は3つ。「洞川温泉」・「天の川温泉」と此処。
ただし「みずはの湯」は天然温泉ではなく、薬湯である。
しかしそれ以上に、大気浴・森林浴・水浴で癒されたのである。
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『Heart to Heart』 。

2011年07月29日 | 音楽!何でも大好き

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【心から心へ。僕らは助けられながら、生かされているんだよね。】

Akahana

7月27日に、槇原敬之 『Heart to Heart』 が発売された。
今作は、彼の独自レーベルからの初のオリジナルアルバムだ。

初回限定盤は、JR東日本東北新幹線新青森開業キャンペーン
「MY FIRST AOMORI」CMソングとして書かれた『林檎の花』、
配信限定シングル『Remember My Name』のPVが収録された
DVD付き豪華二枚組だ。また、日テレ系列昼帯番組
「ヒルナンデス!」のオープニングテーマ曲として書き下ろされた
『LUNCH TIME WARS』や今年2月にニック・カーターの
ソロアルバムに収録された『Jewel In Our Hearts』の
セルフカバーも収録され、約1年ぶりとなるアルバムは、
聴衆に大きく問いかける作品が詰まっている。

今度のマッキーのアルバムは,想い描くことは
既に創造の始まりなんだってことを
ポップにメロウにラウドに詩的に伝えてくれている。

Akahana

今回も発売の前の日にamazonから届いた。早速聴いた。

あたたかく、やさしい。彼らしさが溢れかえっている。
そんな中にも一つ二つ、ピリッと感じる何かを
毎回含んではいるが、今回はそれがいつもより刺激的だ。

そんな一つ二つには賛否両論あるだろうが、流されて
自分の意見が持てない、恐くて言えないよりはずっといい。
これからも、彼が生み出すものをもっと
ずっと聴いていきたい。改めてそう思った。
特に私、「軒下のモンスター」。大好きです。

そう、彼の真意は「人間讃歌を叫ぼうぜ。」なんだね!。

Akahana

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映画、大鹿村騒動記。

2011年07月24日 | 映画も大好き。

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【我が町の人口密度は119人/km?。大鹿村は4.61人/km?だ。】

Hito

映画「大鹿村騒動記」を観た。長野県に実在する村である。
我が町は過疎地域に指定されている。それなのに人口密度は
大鹿村の25倍である。
それだけでどんな過疎地か想像できる。
しかしこの村、そんじょそこらの過疎地域ではないのである。

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南アルプス山麓の谷間に位置し、
四方を山で囲まれた長野県下伊那郡、大鹿村。
300年以上にもわたる村歌舞伎の伝統。
実在の村歌舞伎を背景に生き生きと描かれる、群像劇だ。

映画の公開中に亡くなった原田芳雄さんが主人公だ。
本人は遺作となるかもしれないと思っていたか
どうかは分からないが、その原田さんが、
「どうしても制作したい。」と切望したのだそうだ。

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この映画は、愛すべき”オトナの喜劇”だ。
原田さん演じる、風祭善は鹿の肉を食べさせる
食堂を営んでいるが、村歌舞伎を一番大事にしている。

その本番も迫った頃に、18年前に女房に
駆け落ちされたのだが、
その駆け落ちした二人が村に帰って来る。

その女房が認知症で手に余るから返すと言う。
何とも身勝手な振る舞いだが、なんだか可笑しい。

他方、300年の歴史があるという村歌舞伎の練習は、
小さないざこざがあってうまくいかない。

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お話しは、村歌舞伎の練習をめぐるドタバタと
駆け落ちした二人と善さんの
ぶつかり合いが絡み合って進む。

村歌舞伎の練習のいざこざはともかく、
駆け落ちして戻ってくるという話は、
普通に考えると深刻な設定のはずなのだが、
おかしな言動の中に消えていく。

Hito

この映画は、人の暮らしという自然の中に人為が
とけ込んでしまう喜劇だ。

歌舞伎にかけて暮らすということは、
リニア新幹線の駅ができるかどうかより、
結婚や離婚という人生の一大事より
ずっと一大事となっている。
本当にそうかも知れないと思わせる。

ドラマのような人生のその基底みたいなもの、
暮らしの基底部のようなものが
あるんだといっているようだ。

私は、そう受け取った。

だから、それは、人の出会いと別れといった
感情の起伏を越えて淡々と流れていく。

その部分を描こうとした喜劇だ。
十分にエンターテイメントしている映画だ。

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そしてこの映画はなんと入場料1,000円である。
全国公開しているが上映館は限られており
和歌山県では1館のみ。それも1日3回の上映。


数時間の道のりをかけて観に行った訳だが、
私の中でも納得できる映画の一本となったのである。

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【「仇も恨みも、是まで、是まで」の台詞が実に効果的であった。】

Hito

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パーシモンのテーマ。

2011年07月20日 | masaringは、芸術家!??

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【我が町。真ん中を紀の川が流れ、北も南の山も柿栽培が盛ん。】

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これも今は昔の物語。そして現在に至る進行形の物語。

今から30年くらい前のこと。そう、私は20代でした。
当時、私は地元の公民館のボランティアをしていたのです。
ある日、公民館の職員の方から声をかけられたのです。

「まっちゃん、この地区で女性コーラスを作りたいと要望が
 多くて募集したら、20代から60代まで30名位の申し込みが
 あったんだ。サークルを結成したいので手を貸してよ。」

頼まれたら嫌と言えない私。会議に出席したのです。

あまりの年齢層の広さにビックリしたのですが、
勿論、本音は言えず、、、。
サークル組織化の手順を指南。

そうしたら、サークル名を命名して欲しい。
テーマ曲を作って欲しい。と頼まれたのであります。

当時、我が地域は「刀根早生柿」の産地にしようと
頑張っていた時代。元気があった時代。

柿を和英辞典で調べたら「パーシモン」。
今でこそ、パーシモンって言葉は、よく耳にするけど
当時は新鮮。そしておまけにお洒落に目的を頭につけ
「コーラス・パーシモン」と命名。即、採用されました。

次は、テーマ曲作り。サークルがコンサートをする時、
冒頭に歌う短い曲。「パーシモンのテーマ」を作ったのです。

それまで合唱曲は作ったことが無かったので躊躇しました。
女性2部合唱曲の作詞・作曲。初めてなので苦労しました。
どれくらいの時間を費やしたかは忘れましたが、
何とか、完成しました。

歌詞と楽譜を代表者に渡して、私、お役御免。

しかし、その後、この歌を歌ったとは全く聞きません。
残念~。力作も水の泡。そして30年が経過したのです。

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【大空にヘリコプター。空から大地を見たら歌が出来るかな。】

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最近、コーラスの会員のひとりが我が家に来られました。

「昔、作っていただいたパーシモンのテーマ。良い歌ね。
 来年の合唱祭で是非、歌いたいと思うの。
 でもネ、歌詞が一番しかないので、
 二番も作って欲しいの。」

実をいうと、作ったことさえ忘れかけていたのでしたが、、、。
「あれは、コンサートのオープニング曲なのでネ、、、。」

でも、頼まれたら嫌と言えない私。
作った本人の私の手元にはその楽譜さえない。

「そうそう、箱の中からこんなのが出てきたの。」
見れば確かに私の作った歌だ。楽譜。懐かしい。

と言うわけで、4分12秒の合唱曲に作り直しました。
デモCDを作って手渡すのが、私の流儀。
でも、ピアノは上手く弾けないし、ハモリも苦手。

シンセとMTRとパソを駆使して、デモCDを作成。
楽譜と歌詞とデモCDを依頼人に渡して、お役御免。

どうぞ、来年の合唱祭でこの歌が発表されることを願います。
何せ、オリジナルで持ち歌のあるコーラスサークルは
そうそう多くは無い筈ですからネ。

その合唱祭は、2012年5月27日開催らしいですよ。

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「パーシモンのテーマ」 作詞・作曲/masaring

(前奏)

あなたのこころに ひとすじの
ブルーな風が吹いたなら

緑のあふれる 丘にきて
いっしょに歌ってみませんか

小さな夢 小さな愛 ひとつに まとめましょう
知らないうち 少しずつ 大きくなっていく

さわやかに (パーシモン) 
ハーモニー (パーシモン)
いつまでも   (パーシモン) 
ハーモニー (ル・ル・ル)

みんなのこころに まっしろな
愛の花が咲きました ♪♪

(間奏)

ルールルル ルールルル ルルルルルー
ラーラララ  ラーラララ  ラララララー

朝日はちからを くれますね
夕日はやさしさ くれますね

わたしの夢 あなたの愛 こころで とけあって
そうです 今  たしかに 今
輪が広がっていく

さわやかに (パーシモン) 
ハーモニー (パーシモン)
いつまでも   (パーシモン) 
ハーモニー (ル・ル・ル)

みんなのこころに まっしろな
愛の花が咲きました ♪♪

みんなのこころに まっしろな
愛の花が咲きました
  ♪♪

Tyei_2

それでは、30年ぶりに日の目を見そうなこの曲。
みなさん、下↓を左クリックして聞いてくださいネ。

  ↓    ↓     ↓     ↓ 左クリックしてね。  

『パーシモンのテーマ』  詞・曲・演奏・歌 by   masaring

もしよろしければ、感想をお寄せください。 

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【私が歌えば素敵な歌なのにとペンタスの花が囁いているネ。】

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映画・コクリコ坂から。

2011年07月17日 | 映画も大好き。

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【紀州には、ねむの木がほんとに多いと車で走って感じた次第。】

龍神温泉から田辺市内に向かい、公開初日にこの映画を観た。
映画を見たのは久しぶりだ。「武士の家計簿」以来かな。そうそう、
昨年。前回のスタジオジブリの映画、「借りぐらしのアリエッティ」
見ましたね。今回のタイトルは→・→。「コクリコ坂から」。

今回の作品は前回と全く違い、東京オリンピックの前の年の
横浜が舞台。
家の中の様子や、家電(洗濯機・テレビなど)
懐かしいものだらけ。それも忠実。これだけで感激。
そうそう、映画の中にガリ版をする箇所もあった。
私の小学校時代、先生の手伝いをして、よく見た光景だ。

中でも、映画の中の学生たちがとても元気でいい。
一見無駄に見えるようなことに、一生懸命取り組んでいる。
青春だなぁ~~~と嬉しくなった。

そして、本作で際立って良かったのが「日常」に対する
スタンスとその描き方だった。

客の少ない映画館だけど、映画の中にどっぷり入るには
地方の映画館に限るよね。

Img_6717_2例によって、あるシーンで
涙が止まらなかった。
でも見た後、すっきりと
爽やかな良い映画だった。

いつもなら、途中で
寝てしまう我が奥さんも
最後までしっかり見ていた。
良かったという証拠です。
※「コクリコ」とはフランス語で「ひなげし」という意味とか。

懐古という言葉だけでは片付けられません。秀逸です。

紀州の山(紀北)から海(紀南)へと縦断したおかげで、
意義ある2日間を過ごせたと、またまた感謝した次第です。

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