masaring

自己チューの進行形日記でshow。

懐古。自動伴奏機能付き楽器。

2007年12月19日 | masaringは、芸術家!??

20071209_005

【私が最初に購入した、自動伴奏機能付き鍵盤楽器。】

昔、フォーク・グループを組んでいた時、解散しても
「気軽に持ち運べて、どこでも弾ける。そんな楽器が
 あればひとりで音楽楽しめるのに。」
と思っていた。

30年位前、計算機で有名なC社が発明し?発売された。
何と楽器店でなく、文具店でデモ音楽会を開催していた。
「欲しいな。買おうかな?でも、ちょっと器械音だな。」

一週間後、新聞を見てビックリした。紙面一面を使って
Y社の自動伴奏機能付き鍵盤楽器が紹介されていた。

Ps3_2即、楽器店に走って試した。
「ええやん。」即、購入した。
C社が前述の楽器を発表
しなければ、10万円を越える
値段での販売予定だったが、
後追いなので1/3の価格設定。

登場当初は同時発音数8音、9音色、4リズムスタイルという、
今にして思えば非常に貧弱なスペックだったが、

かねてからこういう、ポータブル/パーソナルな楽器を
待ち焦がれていた私は「これだ!」と感動に打ち震えたのだ。

何のイベントかは忘れたが、この楽器を使って
ヘッドフォン端子からラインでスピーカーを通して
「オリーブの首飾り」を演奏した。
みんな驚いた。「まっさん、テープを流したやろ?」

まだ、グループも解散してなかったのでキーボードとしても
利用できた。誠に重宝した

すぐに、別シリーズで通常鍵盤サイズも発売された。
勿論、なけなしの財布をはたいて買った。

次々、新製品が出るのでまた買った。全盛期だった。

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私の目的は別にピアノが上手くなって、資格を取りたいとか
いうわけでなく、弾きたい曲をあまり手間を掛けずに
気軽に楽しく弾きたい、ということだったのでぴったりだった。

ところが、「バブル」崩壊後、主流は標準鍵盤に移り、
現在手に入るものは、幼児向けのおもちゃでしかなく
純粋に演奏を楽しむことができるようなものは絶えた。

それに、初期のものはエンディングは音を小さくするしか
方法が無かった。録音も出来なかった。

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それで、高価だがシンセサイザーへと方向転換した。
でも、シンセも思うようには扱えなかった。

しかし、画期的なシンセが発売された。
今、私が使っているシリーズだ。

シーケンサーも内臓されてるから、楽譜どおりに打ち込めば
どんな音楽でも、時間はかかるが完成できる。

そして、データをフロッピーに入れておけば、
ダウンロード出来る。バンザイ。ところが。
現在、そのシリーズも生産されていない。
今使っているのが故障すると、、、。あとは無い。

今は、PCにソフトを入れて楽しむ時代だそうだ。
でも、その音。何だか味気ない。技術も無い。

ピアノの生演奏。とっくに指は動かない。

祈っている。今のシンセ。壊れないで!!。

♪♪♪♪♪♪

ということで、今日の曲は最初の楽器の音源です。
探せば色々出てくる。我が家にはドラエもんがいるんだ。

勿論、その楽器はとうの昔に壊れすべて家には無い。
曲は、W.ワンズの「想い出の渚」。下↓をクリック。

想い出の渚・初代の自動伴奏楽器で

 

Mk100

【音。物凄く単純。↑の写真は2台目。今、これも音は出ない。】

コメント (4)
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