やんちゃざかりにゃ 2010-03-29 23:31:21 | 演劇 月蝕歌劇団の「夢野久作 少女地獄」を観る。 だいぶ前に原作を読んで、あっ、これは月蝕向きだ、と思ったものだった。現実と虚構の間を綱渡りする主人公。昭和初期の生き生きとした風俗描写。特にダンスホールの場面などは、文庫本を読んでいて舞台の情景がはっきりと頭の中に浮かんできたくらいだ。だが・・・・・。 高取英は、容赦なく原作を切り刻む。それどころか、実際に書かれた行と、真っ白な行間を逆転させたりする。登場人物たちも最後には操り人形になってしまって、安易な感情移入を許さないのだった。 « こどもをつれてきたにゃ | トップ | たべざかりにゃ »
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