を読む。
前から読もうかどうしようか、と思っていたが、作者のカート・ヴォネガット・ジュニアの死去により、決断。
予想していたほど難解ではない。作中の「時間等曲率漏斗」を、たとえば「赤線地帯」、と読み替えればいい。「あいつは赤線に行って、一皮むけて帰ってきた」、というふうに。たとえが古いかにゃ。
爆笑問題の太田さんがこの本を読んで号泣したそうだが、私はそういうふうにはならなかった。「うん、そうだね」、というのが感想。
有史以来、人類は××に操られていたことになっているが、ではその××を操っていたのは一体だれだったのだろうか。