要するに、「メディアも社会の一員なんだから、社会の空気に流されるしかない」、ということか。無気力だなあ。毎日新聞は中小企業だから、仕方ないか。「社会の沈黙」というが、被害を訴える人は昔からいたじゃないか。
そもそもジャニーズの問題について、警鐘を鳴らしてすらいないよ、毎日新聞は。アンタこそ、「帝国臣民」なんじゃないの?
共産党の圧力により、水着の撮影会が相次いで中止になった件が話題だが・・・。
これ、共産党の本質がよく表れた案件だと思う。彼らは、「グラビアアイドル」というものの存在を認めない。なぜなら、マルクスの本に出てこない職業だから。
彼らが気にしているのは「類型的な労働者」だけで、「自分のカラダで勝負する生き方」などというものは端っから排斥されてしまう。
彼らの「画一主義」は、多様性が重んじられる現代とは相容れないものなのだ。
録画していた「奴らを高く吊るせ!」を見たのだが・・・。
監督がテッド・ポストで主演がクリント・イーストウッドなのだが、内容はイマイチ。ただ、処刑シーンが印象深い。小さな子供も含めた公衆の面前で執行される。ビールの売り子も登場して、祝祭のようだ。そして、執行直前に、集まった人々は「賛美歌260番」を歌う。何ともグロテスクなシーンだ。これは、実際の処刑を忠実に再現したのか、それとも、まったくの虚構なのだろうか。
いやはや、産経新聞が、やってくれた。けさの産経抄。マスメディアが、統一教会の「関連団体に電報を送ったり、選挙を手伝ってもらったりしただけの政治家まで重罪人扱いするのは魔女狩り」、なんだと。この間の福田自民党総務会長の、「何が問題なのかわからない」と同じレベルの放言、いや、呆言だ。
統一教会は、究極の反日団体だ。キリストのかわりに韓国人を拝ませた上、日本人から大金をせしめる。累計で1300億円以上が、韓国の本部に送られたと見られる。その一部は、北朝鮮にも流れている可能性がある。なにしろ、「朝鮮半島の平和的統一」を理念として掲げているのだから。北の高官と会う時には、「手みやげ」が必要だろう。
日本の国会議員なら、このような団体とは一切の接触を断つべきだし、接触を持った議員には、厳しい追及が行われて当然だ。北に国家機密が洩れているおそれがある。「魔女狩り」など、まだまだ手ぬるいくらいだ。なにしろ相手は、「キリストの生まれ変わり」を教祖とする団体なのだから。
この記事でわかったのは、産経新聞は保守派ではなく、単なる安倍派だった、ということだ。安倍氏がやったことは、統一教会と持ちつ持たれつの関係になったことを含めて、すべて是としてしまう。だが、安倍氏はもういない。早急に、今までの姿勢を改める必要がある。まずは「保守とは何か」を、とにかく自分の頭で考えてみることだろう。そうすれば、日本の国益を損なってきた団体とつきあうことがどれだけ重罪か、すぐにわかる。これができないようなら、産経新聞は安倍氏の後を追うことになるだろう。あんまり自覚がないようだが、これは不買運動が起きてもおかしくないレベルの、ひどい記事だ。
・・・と、書いてきたが、思い出した。元産経新聞の記者が立候補した時に、統一教会の支援を受けていたそうだ。産経の本社の方は、大丈夫なのだろうか。
どうも読売新聞は、テロ事件を利用して、気に入らない言論を「封殺」するつもりのようだ。だが・・・。
今回の犯行の動機には、宗教団体が絡んでいるという。一般的な思想、言論の対立とは違う。もっと非合理的な、ドロドロしたものが根底にあるのは間違いない。
「無人島に1冊持っていくなら歎異抄」、か。
しかし、無人島には人間社会というものがないのだから、人間関係の悩みもなくなる。「歎異抄」を持っていく必要はないだろう。
そもそも、「無人島」というのは何の比喩なのだろう。「彼岸」の比喩だとしたら、ますますこの手の本は不必要ということになる。
「月曜日のたわわ」で話題の日経だが・・・。
こっちの記事の方が問題なのにゃ。今どき、こんな現実離れした記事は朝日でも書かない。冷戦は終結どころか、リアルな戦争に発展している。ロシアを助けるとしたら、プーチンが消えた後だろう。しかし、どうやって彼を消すのか。「アジア太平洋の経済融合」だの、「核兵器なき世界」だの、すでに実現不可能(正確に言うなら不適切)だということが明確になった理想論に、いつまでしがみつくのか。それらは中露を利するだけだ。
不快な現実に向き合うのがいやになったのなら、さっさと辞表を書けばいいではないか。無理してこんな記事を書かなくても済む。
テレビ情報誌では「ワルキューレ」になってるのに、今日放送されるのは「メジャーリーグ」。今、録画予約しようとして気がついた。「ヒトラー暗殺計画」という題材が、「プーチン暗殺」を連想させるから、か。それはそれ、これはこれだろ。なんでプーチンに気を遣うんだ、テレ東?