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ビジネスで使ったら恥ずかしい!勘違い英語フレーズ5個
自分の言いたいことを英語で表現しようとする際、日本語をそのまま英語に置き換えようとしていませんか?
これは、日本人がよくやっちゃうミス。一昔前のCMではありませんが、飛行機の機内食を注文するのに“I am chicken.”では、キャビン・アテンダントからきょとんとされてしまいます。この例のように、相手に意図が伝わらないだけならまだしも、ニュアンスの違いから相手を怒らせてしまっては大変ですよね!
そこで当記事では、英会話講師デイビッド・セインさんの著書『打ち合わせから出張まで ネイティブに伝わるビジネス英語 ワンランクアップ編』から、勘違いしたままだとネイティブに嫌われる表現5個をお届けしたいと思います。
■1:「とてもいいアイデアですね」
会議の席で、ネイティブの上司が新しいビジネス・プランを提案したのに対し、あなたは「とてもいいアイデアですね」と賛同したいとします。
この場合、ついつい言ってしまいがちな表現は、“It’s a good idea.”ではないでしょうか。ところが、これだと「まぁいいアイデアなんじゃないかな?」というニュアンスになってしまうのです。プライドの高い上司なら、ムッとしてしまうかもしれませんね!
実は、“good”は「まあまあいい」に聞こえる場合があり、「とてもいい」というニュアンスではありません。
積極的に賛同したい場合には、“It’s a great idea.”を使いましょう。これなら、「すばらしいアイデアですね」というニュアンスなので、気難しい上司も「だろ?」とニコニコです。
■2:「おっしゃっていることがよく分かりません」
人との意思疎通は日本人同士でもうまくいかないことがありますが、相手が外国人だとなおさらです。物事をうやむやにしないためには、「おっしゃっていることがよく分かりません」と伝えなければならない場面も出てくるでしょう。
この際、“I don’t know what you mean.”という表現はNG。教科書の例文にありそうな表現ですが、実はこれだと「何言ってんのかよく分かんない」というニュアンスになり、大変失礼なことになりかねません。
相手の発言内容がよく分からない場合には、“Could you explain that again for me?(もう1度説明していただけますか)”とお願いするのがオススメ。
“Could you ~?”を用いると、とても丁寧な言い回しになるので、相手も快くもう1度説明してくれることでしょう。
■3:「きっと成功できますよ」
外国人の彼氏が、会社で新しいプロジェクトの責任者を任されたそうです。「自分なんかが……」と不安げな彼に、あなたは何と声をかけてあげますか?
ここで、“Maybe it will be a success.”と言うのは、彼にとってあまり励みになりません。というのも、“Maybe it will be ~.”という表現では、「…かもね~」とちょっと他人事というか、単に客観的な予想を言っているだけのようなニュアンスがあり、しかも成功の可能性があまり高くないように聞こえるからです。
本当に彼を励ましたいなら、“I think you can do it.(あなたならできるよ)”と言ってあげましょう。
これならあなたのポジティブな思いが込められており、励ますニュアンスもあるので、彼はきっと自信を持ってくれるはず!
■4:「あなたはどう思われますか?」
会話のキャッチボールでは、「あなたはどう思う?」と相手の意見を求めることもしばしば。ここで多くの日本人は“What do you think?”とやっちゃうのではないでしょうか?
この“What do you think?”は間違った表現ではありません。ただ、何となく上から目線を匂わせるというか、時として、押しの強い営業マンの「どうです? 買わないんですか!?」と同じような響きになることもあります。
ですから、相手の意見を求める場合は、“Do you have any thoughts?”を用いるほうがいいでしょう。
この表現なら、「何か思うところはありますか?」というソフトなイメージになるので、相手にイヤ~な印象を与えずに済みます。
■5:「うまくいきました」
お得意先に出向いての、あなたのプレゼンテーションは大成功! 先方は、あなたの勧めた新商品にとても関心を持っているようです。
会社に戻ると早速、ネイティブ上司から「どうだった?」との質問。さあ、あなたなら何と答える?
ここで、“It’s okay.”と伝えては、上司は「あっ、そう……」と気の抜けた反応しかしないかも。というのも、“okay”は「ベスト」ではなく「まあまあ」として使うことが多い形容詞だから。あなたの報告は、「まあまあ許容範囲内だったということかな?」という程度にしか受け取られません。
本当にうまくいったことを伝えたいなら、“It went well !”と表現しましょう。きっと上司も大喜びです。
以上、勘違いしたままだとネイティブに嫌われる表現5個をお届けしましたがいかがでしたか? 日本語をそのまま英語に置き換えただけでは、随分おかしなニュアンスになってしまうのですね……。ネイティブと直接かかわる機会に備えて、ぜひとも覚えておきましょう!
ビジネスで使ったら恥ずかしい!勘違い英語フレーズ5個
自分の言いたいことを英語で表現しようとする際、日本語をそのまま英語に置き換えようとしていませんか?
これは、日本人がよくやっちゃうミス。一昔前のCMではありませんが、飛行機の機内食を注文するのに“I am chicken.”では、キャビン・アテンダントからきょとんとされてしまいます。この例のように、相手に意図が伝わらないだけならまだしも、ニュアンスの違いから相手を怒らせてしまっては大変ですよね!
そこで当記事では、英会話講師デイビッド・セインさんの著書『打ち合わせから出張まで ネイティブに伝わるビジネス英語 ワンランクアップ編』から、勘違いしたままだとネイティブに嫌われる表現5個をお届けしたいと思います。
■1:「とてもいいアイデアですね」
会議の席で、ネイティブの上司が新しいビジネス・プランを提案したのに対し、あなたは「とてもいいアイデアですね」と賛同したいとします。
この場合、ついつい言ってしまいがちな表現は、“It’s a good idea.”ではないでしょうか。ところが、これだと「まぁいいアイデアなんじゃないかな?」というニュアンスになってしまうのです。プライドの高い上司なら、ムッとしてしまうかもしれませんね!
実は、“good”は「まあまあいい」に聞こえる場合があり、「とてもいい」というニュアンスではありません。
積極的に賛同したい場合には、“It’s a great idea.”を使いましょう。これなら、「すばらしいアイデアですね」というニュアンスなので、気難しい上司も「だろ?」とニコニコです。
■2:「おっしゃっていることがよく分かりません」
人との意思疎通は日本人同士でもうまくいかないことがありますが、相手が外国人だとなおさらです。物事をうやむやにしないためには、「おっしゃっていることがよく分かりません」と伝えなければならない場面も出てくるでしょう。
この際、“I don’t know what you mean.”という表現はNG。教科書の例文にありそうな表現ですが、実はこれだと「何言ってんのかよく分かんない」というニュアンスになり、大変失礼なことになりかねません。
相手の発言内容がよく分からない場合には、“Could you explain that again for me?(もう1度説明していただけますか)”とお願いするのがオススメ。
“Could you ~?”を用いると、とても丁寧な言い回しになるので、相手も快くもう1度説明してくれることでしょう。
■3:「きっと成功できますよ」
外国人の彼氏が、会社で新しいプロジェクトの責任者を任されたそうです。「自分なんかが……」と不安げな彼に、あなたは何と声をかけてあげますか?
ここで、“Maybe it will be a success.”と言うのは、彼にとってあまり励みになりません。というのも、“Maybe it will be ~.”という表現では、「…かもね~」とちょっと他人事というか、単に客観的な予想を言っているだけのようなニュアンスがあり、しかも成功の可能性があまり高くないように聞こえるからです。
本当に彼を励ましたいなら、“I think you can do it.(あなたならできるよ)”と言ってあげましょう。
これならあなたのポジティブな思いが込められており、励ますニュアンスもあるので、彼はきっと自信を持ってくれるはず!
■4:「あなたはどう思われますか?」
会話のキャッチボールでは、「あなたはどう思う?」と相手の意見を求めることもしばしば。ここで多くの日本人は“What do you think?”とやっちゃうのではないでしょうか?
この“What do you think?”は間違った表現ではありません。ただ、何となく上から目線を匂わせるというか、時として、押しの強い営業マンの「どうです? 買わないんですか!?」と同じような響きになることもあります。
ですから、相手の意見を求める場合は、“Do you have any thoughts?”を用いるほうがいいでしょう。
この表現なら、「何か思うところはありますか?」というソフトなイメージになるので、相手にイヤ~な印象を与えずに済みます。
■5:「うまくいきました」
お得意先に出向いての、あなたのプレゼンテーションは大成功! 先方は、あなたの勧めた新商品にとても関心を持っているようです。
会社に戻ると早速、ネイティブ上司から「どうだった?」との質問。さあ、あなたなら何と答える?
ここで、“It’s okay.”と伝えては、上司は「あっ、そう……」と気の抜けた反応しかしないかも。というのも、“okay”は「ベスト」ではなく「まあまあ」として使うことが多い形容詞だから。あなたの報告は、「まあまあ許容範囲内だったということかな?」という程度にしか受け取られません。
本当にうまくいったことを伝えたいなら、“It went well !”と表現しましょう。きっと上司も大喜びです。
以上、勘違いしたままだとネイティブに嫌われる表現5個をお届けしましたがいかがでしたか? 日本語をそのまま英語に置き換えただけでは、随分おかしなニュアンスになってしまうのですね……。ネイティブと直接かかわる機会に備えて、ぜひとも覚えておきましょう!
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