「出世する人の英語 小林真美著」より

2021年01月26日 17時29分38秒 | 読書
中学、高校で当たり前に習う単語ばかりでシンプルなフレーズなのに、意味が分からないビジネス英語のフレーズ。「出世する人の英語 小林真美著」より

1 Are we on the same page?
全員、同じ認識でいますよね?
→be on the same pageは「共同認識」で、「同じ理解」で、という意味。全員が同じページを見ている状態から転じて。

2  I got brownie points from my boss for working overtime.
残業して点数稼ぎをしちゃった。
→brownie pointsは「点数稼ぎ」、「エキストラポイント」という意味。甘いチェコレートケーキのブラウニーから転じた表現。

3  The survey result was a wake-up call to the employees.
調査の結果は、従業員にとっての警告になりました。
→wake-up callは朝起こしてもらうという意味から転じ、予期していない状況で目覚めさせられる「警告」という意味

4 We should sit down and talk.
落ち着いてゆっくり話すべきですね。
→sit down and talkは「落ち着いてゆっくり話す」という意味で、必ずしも座って話すという意味ではない。sit down and~には、「落ち着いて~に集中する」という比喩的な意味

5 Everything is up in the air.
すべてのことが決まっていません
→up in the airは「決まっていない」という意味。空気中に浮遊する粒子から転じて「ふわふわした状態」を意味。

6 Our manager gave us a ballpark figure of the target sales.
マネージャーからセールス目標の概算数値を与えられました。
→ballpark figureは「概算の、およその」という意味。Ballparkには「野球場」と意味。この表現は、アメリカのプロ野球の解説者がぐるっと観客席を見渡して、概算観客動員数を報道していたことが発祥。

7 The bottom line is that we have to cut our costs.
結論は、我々は経費を削減しないといけないということです。
→bottom lineは「結論」という意味。損益計算書の一番下のLine(行)にある「最終利益」の意味があり、ここから転じて、議論の最後にくる「結論」という意味でも使われるようになった
8 His idea will never fly.
彼のアイディアは決してうまくいかないでしょう。
→never flyは「うまくいかない」とう意味。決して飛ばないという意味から転じた

9 Welcome to the team. It’s great to have you on board.
チームへようこそ。チームの一員になってくれて嬉しいです。
→on boardは「一緒に仕事をして」という意味。新しいメンバーを迎えるときによく使います。on boardには飛行機や船などの乗り物に「搭乗して」という意味があり、転じて「組織の一員になる」という意味でも使われている

10 We need to get our manager on board for our new idea.
我々の新しいアイディアに対し、マネージャーに同意をしてもらう必要があります。
→on boardは「同意して」という意味。前述のとおりon boardには搭乗してという意味があるが、そこから、転じて「意見に乗る、同意する」と意味で使われている。

11 Let’s move on to the next topic.
次の話題に進みましょう。
→move onは「次に進む、(話題を)移す」とう意味。

12 This is work-in-progress.
これは作業中です。
→work-in-progressは「作業中で、進行中で」という意味。WIPと略して使われることも多い。

13 How I see it is somehow different.
私の見方では、少し異なります。
→How I seeは「私の見方では」という意味。相手の立場や意見を尊重しつつ、自分の見解を述べるときに使う。

14 I don’t buy that.
それを信じません。
→buyは「(意見などを)受け入れる」という意味。カジュアルな表現なので、同僚との会話などに適している。

15 I need it yesterday.
大至急必要です。
→need it yesterdayは「大至急」という意味。「昨日欲しかった」というくらい急いでいるということ。また、「本来準備できているはずのものができていない、大至急やってほしい」というニュアンスで使われることもある。

16 The CEO has many different hats.
CEOは複数の役割を担っています。
→different hatsは「複数の役割」という意味。

17 We‘re in the same boat.
我々は同じ境遇です。
→in the same boatは、「同じ境遇で、運命の共同体で」という意味。「同じ船に乗っている」ことから、転じて。チーム内のもめごとが起きた場合に協力を促すときに、チームリーダーが使う表現。

18 I want to give you a heads up about the business trip next month.
来月の出張について、早めに知らせておきます
→a heads upは「早めの情報」という意味。「警告」という意味でも使われる。野球の守備選手にしっかり顔(頭)をあげて、ボールが飛んでくるのに備えるように使われていたのが転じて、「これから起こることへの警告、注意喚起」という意味

19 I have a second thought about our proposal.
提案について再考しています。
→second thought(またはsecond thoughts)は「再考して、思い直して」という意味。自分の考えや見方を変更するときに使います。

20 Do you think we are on the right track?
正しい方向に進んでいると思いますか?
→on the right trackは「正しい方向で」という意味。

21 Thank you all for coming to the meeting on short notice.
急な知らせで会議に集まってくれてありがとうございます。
→on short noticeは「急な知らせで」という意味。

22 Could you fill me in?
詳しく教えてもらえますか?
→fill ~ inは「~に詳細を伝える」という意味。その情報で私を満たしてくださいというイメージ。

23 I always check my e-mail first thing in the morning.
→私はいつも朝一番にEメールを確認します。
first thing in the morningは「朝一番で」という意味。朝の習慣などを話すときに使われる表現。

24 I took time off from the meeting to make a quick call.
短い電話をかけるために、会議を抜け出した。
→take time off from~は「~を抜け出す、~を一休みする」という意味。take time offは「休憩する、休暇を取る」という意味でも使われる。

25 On the upside, this machine increases the production speed.
利点として、この機械は製造速度を上げます。
→On the upsideは「利点として、良い点としては」という意味。何かを検討しているときに使われている表現。

26 On the downside, this machine is quite expensive.
不都合な点として、この機械は非常に高額です。
→On the downsideは「不都合な点としては」という意味。何かを検討しているときに使われている表現。upside, downsideはもともと金融用語。株価上昇余地をupside、下落リスクをdownsideという言葉で表現。転じて、良い話をupside、不都合な話をdownsideとして使う。

27 What are your grounds for supporting this idea?
このアイディアを押す根拠は何ですか?
→groundsは「根拠、理由」という意味。

28 For some reason, I am very sleepy today.
どういうわけか、今日はとても眠いです。
→For some reasonは「どういうわけか、はっきりしない理由で」という意味。Someは「いくつかの」という意味ではなく、「よくわからない」という意味。

29 I‘m sick and tired of listening to his complain.
彼の不満を聞かされるのには飽き飽きしています。
→be sick and tired of は「飽き飽きした、うんざりしている」という意味。

30 It’s already nine o’clock . Let’s call it a day
すでに9時です。今日はここまでにしましょう。
→call it a dayは「終わりにする、切り上げる」という意味。仕事終わりのタイミングで使う表現。

31 We need to get everyone up to speed on this matter.
この件に関して、みんなに事情を把握してもらう必要があります。
→up to speedは「ものごとを把握して、事情を呑み込んで」という意味。スピードに追い付くイメージ。

32 I need to get my foot in the door.
私は働く機会を得る必要があります。
→get one’s foot in the doorは「働く機会をえる、なんとか潜り込む」という意味。比較的カジュアルな表現。家(会社)のなかに足を踏み入れるイメージ。

33 There’s nothing we can do about the problem. Let’s go with the flow for the time being.
この問題に関して我々ができることは何もない。当面、成り行きに任せましょう。
→go with the flowは「成り行きに任せる」という意味。Flowは「流れ」とう意味で、「流れてと一緒に進む」ことから転じて。

34 The oil company finally pulled the plug on its exploration project.
その石油会社は探査プロジェクトをとうとう断念しました。
→pull the plugは「断念する、手を引く」という意味。コンセントから電化製品のプラグを引き抜いて、使用をやめることから。

35 My gut tells me that Ken is the right person for the project leader.
私の直感では、ケンはそのプロジェクトのリーダーに適任です。
→My gut tells meは「私の直感では」という意味。

36 He already has a lot on his plate.
彼はたくさん(仕事を)を抱えています。
→have a lot on one’s plateは、「仕事を抱えている、やるべきことがたくさんある」とう意味。お皿の上に食べ物をたくさん載せてしまったイメージ。

37 It’s like comparing apples to oranges.
まったく違うものなので、比べようがありません
→comparing apples to orangesは「比べようがない」という意味。
38 This is an apple-to-apple comparison.
これは同一条件での比較です。
→apple-to-apple comparisonは「同じ条件での比較」という意味。リンゴ同士を比べるように同じ条件や性質が似ているものを比較するときに使います。

39 Just give me some back-of-the-envelope calculations.
概算数字を教えてください。
→back-of-the-envelope calculationsは「概算数字」という意味。ざっと計算した数字などを伝えるときに使う表現。手元にあった封筒の裏を使ってざっと計算したというイメージ。

40 It’s a piece of cake.
それはお茶の子さいさいの仕事です。
→a piece of cakeは「簡単な仕事」という意味。

41 It’s a walk in the park.
それはとても簡単な(朝飯前の)仕事です。
→a walk in the parkは「簡単な(朝飯前の)仕事」という意味。カジュアルな表現。公園を歩くくらい簡単なことから。

42 Off the top of my head, I’d say the company has 200 employees.
確か、その会社の従業員は200人だと思います。
→Off the top of my headは「確か、概算では」という意味。頭のてっぺんからぱっと出てきたイメージ。よく考えたわけではないアイディアなどを述べる際に使う。

43 It’s not the end of the world.
それはこの世のおわりというほど重大なことではありません。
→not the end of the worldはそのまま「この世の終わりではない」という意味。心配している同僚や部下を励ますときなどの表現。

44 I must face the music, as it’s my mistake.
自分のミスなので、正面から向き合わないといけません。
→ face the musicは「結果を受け入れる、正面から向き合う」という意味。この場合のmusiはよくない結果という意味。諸説あり、「昔アメリカの軍隊で処罰を受けるときに、太鼓などの音楽が流れたから」とか、「敵との戦闘が始まる際にトランペットなどの音楽が流れてきたから」という説。

45 Does this picture ring a bell?
この写真を見てピンとくることはありますか?
→ring a bellは「ピンとくる、心当たりがある」という意味。何かを思い出すときに使う表現。頭の中のベルがチーンとなって、何かを思い出すイメージ。

46 They go the extra to mile to make their customers happy.
彼らは顧客を喜ばせるために全力を尽くします。
→go the extra to mileは「全力を尽くす、一層の努力をする」という意味。余分なマイルを行く=決まったマイルよりさらに遠くいく、要求されたこと以上にさらに頑張るという表現。自分の仕事の範囲以上のことをする、もうひと頑張りますときに使える。

47 OK, everyone. Let’s get the ball rolling.
それでは、皆さん、始めましょう。
→get the ball rollingは「始める」という意味。雑談を終えて、本題に入るときなどに使う表現。ボールを転がすから、転じて、開始しようという意味になった。

48 We would like to ask you to keep the door open.
今後また機会を頂ければ幸いです。
→keep the door openは「機会を与える」とう意味。交渉がうまく成立しなかったときなどに使う表現。ドアを開けていることから転じて、いつでも交渉や相談に乗る」という意味。

49 Let’s bring this idea to the table at the next meeting.
このアイディアを次の会議で提示しましょう。
→bring ~ to the tableは「テーブルの上に~を持ち込む」ということから転じて、「提示する」という意味。有益な情報を話し合いの場に提示したら、チームに何か貢献できるものを持ち込む場合に使う。

50 We are not sure what our game plan is for the upcoming negotiation.
次の交渉での戦略については、まだ確かではありません。
→game planは「戦略、計画」という意味。交渉に臨む際や、ビジネスプランを立てるときに使う表現。

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