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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

面白いと思えるか

2011-05-31 12:58:27 | 日記
 僕自身は性格上

 「上役」

 には全く向いていないと思っていますが、もし僕が上役の適性があるとしたら、それは

 「他人が恥ずかしいと思っている話でも、僕は馬鹿にしないで聞くことができる。」

 という点は誇っていい。

 と自分で勝手に判断しています。

 それは仕事に限らず日常生活全般について言えます。

 僕だっていちいち「お伺い」をたてて仕事に取り組むのは嫌ですし、上役は幾つもの
決済をしなくてはいけませんから、席を外している事も多い。

 僕自身は誰に物事を尋ねられても、

 「分け隔て」

 なく答えるようにしていますし、相手が「馬鹿みたいな話かもしれないけれど」と前置き
しても、むしろ

 「なるほど、これにはこういう見方もあるのだな。」
 「僕はこのような考え方、方法は無かった。」

 と、むしろ勉強になった、面白いなと思える性格なんです。

 サッカー監督も日常、選手から様々な会話が交わされるかと思いますが、ファン・ハール
やマガトが

 「旧世代」

 の指揮官と言われるのは、選手が勇気を持って発言した事柄を、簡単に

 「一刀両断」

 してしまいがちだからなのかもしれません。

 彼らは「専制君主」「独裁者」などと揶揄して呼ばれますが、僕は他愛の無い会話から
でも、なるほどと思える見方は見つかると思います。

 
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グアルディオラ契約更新へ

2011-05-31 02:35:31 | 日記
 グアルディオラがバルセロナとの契約を1年更新したと、30日の信濃毎日新聞に
書かれていました。

 極東の地方新聞に書かれるくらいですから、バルセロナでは彼の契約更新は、欧州王者
の凱旋と共に大きく伝えられることでしょう。

 グアルディオラの残留が決定したことで、バルセロナがその歩みを止める可能性は、随分
低くなったと言えます。

 バルセロナの胸には

 「ユニセフ」

 のロゴが記されていますが、ユニセフにとってもバルセロナとの契約締結は、想像以上
の宣伝効果を生み出しているはずです。

 バルセロナの会長サンドロ・ロセイが、今夏どれほどの補強資金を用意するのか僕には
わかりませんが、今のバルセロナにとって難しいには、既にクラブのメカニズムが完全に
出来上がっていて、新戦力が入り込む

 「余地」

 が見当たらない点です。

 イブラヒモビッチのような技術だけでなく、感性に優れた選手ですらバルセロナで披露
した姿は、インテル、そして今季のミランで見せたような奔放でものではなく

 「窮屈さ」

 を感じさせるものでした。

 逆に言えばシーズン後半得点に恵まれず、批判の対象になったものの移籍1年目から及
第点を得たビジャは、それだけの大仕事をやってのけた事になりますし、新戦力がバルセ
ロナのメカニズムを理解するには、やはり多くの時間が必要と思われます。

 (冬にPSVから移籍したオランダ代表のアフェライはそうですね。)

 スペイン王者と欧州王者の2冠に輝いた今季以上の成績を、ファンは必然的に期待する
はずです。

 グアルディオラ就任1年目の

 「6冠」

 はやはり出来すぎですが、勝てば勝つほどバルセロナにかかる期待が膨らむことだけは
事実です。

 
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習慣の違いを受け入れる

2011-05-31 02:22:21 | 日記
 サッカーマガジン編集部が、2010-11シーズン欧州各国リーグで活躍した
日本人選手を、一冊の本にまとめて刊行しました。

 タイトルは

 「欧州戦記」と言いますが、僕がこの本をめくっていてあるページで手が止まったんです
ね。

 それはシャルケの内田篤人の記事で、そこには

 「話す時、相手の目を見つめる欧州人
  話す時、目を逸らして離す日本人」

 と書かれていました。

 僕はこの本を手に入れていないので、実際の文章は異なるかもしれませんが、この下り
を読んだ時は正直背筋が伸びました。

 僕は仕事で同僚と話す際、相手の目を見るという意識はまるで働いていません。

 しかし欧州という異なる価値観を持つ大陸に出向いたならば、サッカーへの取り組みや
実力だけでなく、こうした

 「日常生活での些細な違い」

 にまで目を向けなくてはならない。

 この細かなディティールを突き詰めていくことで、周囲との摩擦が回避できることを、
内田は身を持って体験しています。

 内田自身は

 「クラブの為に懸命に汗を掻く」

 という彼の信念が実り、同僚からもファンからも既にその価値を認められているよう
です。

 シャルケの場合ドイツカップを獲得しヨーロッパリーグの出場権を得ましたが、宿敵
ドルトムントはドイツ王者にチャンピオンズ・リーグへの出場と、完全にシャルケを

 「凌駕」

 しています。

 シャルケとしては2011-12シーズンは今季のような不味い試合運びは出来ませ
んし、その点は内田も重々承知しているはずですから、今夏は体の手入れを念入りに行
って欲しいですね。
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2011キリンカップの展望

2011-05-30 23:01:38 | 日記
 ザッケローニ監督はいよいよ自身の十八番である

 「3-4-3」

 の導入を開始するようですね。

 アジアカップで優勝をいう最高の結果を出した今、2014年ブラジルに向けて新たな
挑戦を始めるには最適の時期ですし、今はファン、メディアと監督の間柄は非常に

 「良好」

 ですから、このキリンカップで手ごたえが掴めなくても、それほど大きな批判を受けな
いでしょうし。

 ザッケローニ監督は今までサイドバックで起用してきた選手達をより前に、より高い位
置で起用し、同時の3バックではどうしてもカバーできないサイドのスペースを、両ウイ
ングがプレスの起点となって、相手のサイドバックの動きを封じ込めたいのだと思います。

 今回FWの人選を多めにしたのは、ワントップと両ウイングの配置と適正を確かめたい
との思いからかもしれません。

 DFの人選を改めて見直してみると、センターバック候補には吉田、栗原、そして槙野
と確かに対人に強い選手が揃っていますし、安田と内田、長友とサイドバックの選手も
縦への突破力に優れた選手を揃えました。

 中盤の構成が「菱形」なのか「フラット」なのかはわかりませんが、今回のキリンカップ
は非常に興味深い試合展開になるかもしれません。
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チャンピオンズ・リーグの連覇

2011-05-30 02:04:25 | 日記
 チャンピオンズ・カップが現在の「チャンピオンズ・リーグ」に名称を変更して
以来、連覇を果たしたクラブが存在しないことは有名ですね。

 しかし古のチャンピオンズ・カップの時代、2連覇はおろか、

 「3連覇」

 を果たしたスーパーなクラブが存在しました。

 バイエルンとアヤックスがそうです。

 1970年代のチャンピオンズ・カップは、まさにこの2大クラブが名声を欲しいまま
にした時代で、1970ー71年からアヤックスが、1973-74からはバイエルンが
欧州を制圧します。

 1974年のワールドカップ決勝も考慮すると、1970年代の欧州サッカーは

 「オランダVSドイツ」

 という図式が成立していたといっても言い過ぎではないでしょう。

 1970年にはフェイノールトも欧州王者に輝いていますから。

 そしていよいよチャンピオンズ・リーグでも、今までどのクラブも成し遂げることが
出来なかった

 「連覇」

 の偉業が達成される瞬間が訪れるかもしれません。

 そう、バルセロナがいるからです。

 マンチェスター・ユナイテッドさえ軽く一蹴した彼らは、既にクラブ・ワールドカップを
闘うまでもなく、紛れもない世界一のクラブです。

 世界中の代表、クラブのほとんどが彼らに共鳴し、惜しみなく拍手を贈ることがその事実
を物語っています。

 ただ連覇に向けて懸念されるのは、グアルディオラの去就が現段階で不透明なことでしょ
うか。

 確かに彼は選手に恵まれていますが、その選手の資質を最大限に発揮できる環境を整備
したのは、当然グラルディオラですから彼が移籍したなら、後任は就任1日目から

 「グアルディオラとの比較」

 は避けて通れません。

 僕自身は今の陣容を保つ事ができれば、バルセロナの連覇は可能だと思いますが、今夏
彼らがどんな歩みを見せるか、それは多くのサッカーファンが興味を覚えるでしょう。

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