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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2011キリンカップの展望

2011-05-30 23:01:38 | 日記
 ザッケローニ監督はいよいよ自身の十八番である

 「3-4-3」

 の導入を開始するようですね。

 アジアカップで優勝をいう最高の結果を出した今、2014年ブラジルに向けて新たな
挑戦を始めるには最適の時期ですし、今はファン、メディアと監督の間柄は非常に

 「良好」

 ですから、このキリンカップで手ごたえが掴めなくても、それほど大きな批判を受けな
いでしょうし。

 ザッケローニ監督は今までサイドバックで起用してきた選手達をより前に、より高い位
置で起用し、同時の3バックではどうしてもカバーできないサイドのスペースを、両ウイ
ングがプレスの起点となって、相手のサイドバックの動きを封じ込めたいのだと思います。

 今回FWの人選を多めにしたのは、ワントップと両ウイングの配置と適正を確かめたい
との思いからかもしれません。

 DFの人選を改めて見直してみると、センターバック候補には吉田、栗原、そして槙野
と確かに対人に強い選手が揃っていますし、安田と内田、長友とサイドバックの選手も
縦への突破力に優れた選手を揃えました。

 中盤の構成が「菱形」なのか「フラット」なのかはわかりませんが、今回のキリンカップ
は非常に興味深い試合展開になるかもしれません。
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チャンピオンズ・リーグの連覇

2011-05-30 02:04:25 | 日記
 チャンピオンズ・カップが現在の「チャンピオンズ・リーグ」に名称を変更して
以来、連覇を果たしたクラブが存在しないことは有名ですね。

 しかし古のチャンピオンズ・カップの時代、2連覇はおろか、

 「3連覇」

 を果たしたスーパーなクラブが存在しました。

 バイエルンとアヤックスがそうです。

 1970年代のチャンピオンズ・カップは、まさにこの2大クラブが名声を欲しいまま
にした時代で、1970ー71年からアヤックスが、1973-74からはバイエルンが
欧州を制圧します。

 1974年のワールドカップ決勝も考慮すると、1970年代の欧州サッカーは

 「オランダVSドイツ」

 という図式が成立していたといっても言い過ぎではないでしょう。

 1970年にはフェイノールトも欧州王者に輝いていますから。

 そしていよいよチャンピオンズ・リーグでも、今までどのクラブも成し遂げることが
出来なかった

 「連覇」

 の偉業が達成される瞬間が訪れるかもしれません。

 そう、バルセロナがいるからです。

 マンチェスター・ユナイテッドさえ軽く一蹴した彼らは、既にクラブ・ワールドカップを
闘うまでもなく、紛れもない世界一のクラブです。

 世界中の代表、クラブのほとんどが彼らに共鳴し、惜しみなく拍手を贈ることがその事実
を物語っています。

 ただ連覇に向けて懸念されるのは、グアルディオラの去就が現段階で不透明なことでしょ
うか。

 確かに彼は選手に恵まれていますが、その選手の資質を最大限に発揮できる環境を整備
したのは、当然グラルディオラですから彼が移籍したなら、後任は就任1日目から

 「グアルディオラとの比較」

 は避けて通れません。

 僕自身は今の陣容を保つ事ができれば、バルセロナの連覇は可能だと思いますが、今夏
彼らがどんな歩みを見せるか、それは多くのサッカーファンが興味を覚えるでしょう。

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メッシという時代を超越した存在

2011-05-30 00:41:22 | 日記
 以前ご紹介したように、アリゴ・サッキがミランで

 「ゾーン・プレス」

 を導入した背景には、ナポリで猛威を振るったディエゴ・マラドーナを封じ込めるため
でした。

 「この正真正銘の天才を止めない限り、ミランがイタリア王者に輝くことはできない。」

 そうサッキは考えたんですね。
 
 翻って2010年代の今、かつての天才と並び賞されるまで成長したメッシは、今紛れも
なく世界最高峰の選手と言えます。

 レアルのファンは

 「メッシよりもロナウドの方が凄いさ!!」

 とつっかかるかもしれませんが、そんも言葉の裏側には、メッシとバルセロナのファンに
対する

 「嫉妬」

 が隠されているはずです。

 確かに現在のバルセロナには、攻守揃って類稀な才能を持った選手達が集まっています。

 そんな彼らでも、メッシと共に時代を共有していることを誇りに感じているでしょうし、
同様の思いをメッシも抱いていると思います。

 現代サッカーの戦術は目新しいものが何も無く、過去のサッカーから

 「ヒント」

 を得ている形で成立していますが、マラドーナの存在がゾーン・プレスという新戦術を
生み出したように、メッシの存在が現代サッカーに、新たな戦術を生み出す要因になり得る
のではないか。

 僕は今そう感じています。
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