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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

当てが外れた時

2011-05-11 23:12:51 | 日記
 今日、ある陳列に取り掛かる前に別の陳列棚を観察して、それから始めたのですが、
これがいけませんでした。

 実は僕が観察した陳列棚は、陳列が

 「未完成」

 だったので、参考にはならなかったんです。

 その棚と同じ資材を使うので良い参考例になると思ったのですが、そうはいきません
でした。

 どんなに注意深く観察しても、うまくいかない時があることを痛感しました。

 サッカーの世界でも、時にこれと同じ出来事が起ります。

 例えば今季よりレアルに在籍する「セルヒオ・カナレス」

 彼の古巣ラシン・サンランデールは今が売り時と判断したのでしょうし、カナレス自身
もレアルの様子をつぶさに観察して

 「移籍しても大丈夫!僕はレアルで生きていける!」

 そう判断してマドリードにやって来たはずです。

 実際彼は第一節のマジョルカ戦で先発起用されていますが、正直今カナレスは

 「当てが外れた」

 と考えているかもしれません。

 マジョルカ戦は58分にメスト・エジルと交代しますが、そのエジルとサミー・ケディラ
が今季のレアルの屋台骨を支えてきた事を考えると、カナレスは自分自身を

 「不甲斐ない」

 とどこかで責めているかもしれません。

 プロ契約している以上甘えは許されませんが、その前に彼は二十歳の青年であることも
忘れてはいけません。

 時には叱咤するよりも、彼の正直な気持ちを聞いてやる事も、周囲には必要な気がしま
す。
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チャンピオンズ・リーグ決勝に期待すること

2011-05-11 01:12:42 | 日記
 例えば皆さんが

 「美味いコーヒーを飲みたい!」

 そう考えたらどうしますか?

 缶コーヒーやインスタント・コーヒーを避けて、自分が知るうえで最高の豆を仕入れ、
最高の自家焙煎をしているお店に出かけるはずです。

 でもこのコーヒーを飲みながら、こうも考えるかもしれません。

 「今までの人生で、僕は果たして美味いコーヒーを飲んだ経験があるのだろうか?」

 勿論コーヒー豆も本当に上質な物は、価格的に僕らが手を負える代物ではありません。

 例えば東京の元麻布にある

 「ミ・カフェート」

 ではオーナーの川島良彰氏が世界4カ国の6農園、しかも地域や木までを限定した
コーヒー豆を常時18度に設定した

 「コーヒー・セラー」

 で契約者ごとに管理しているそうです。

 つまり本当のコーヒーの味を知るには、僕らも相応の覚悟が必要というわけです。

 5月28日のチャンピオンズ・リーグ決勝は

 「サッカーの醍醐味は何だろう?」

 という僕らの素朴な問いかけに、両クラブが答えてくれる、そんな気がします。

 「サッカーを観る」
 「サッカーを語る、批評する」
 「サッカーに提案する」

 これらを行うには、僕たち自身が胸の中に根拠となる「手本」が、どこかで必要に
なると思います。

 言い換えれば

 「感銘」

 であって、後世に語りつぎたい試合というわけです。

 僕も生での試合観戦はそれほど多くありませんが、スタジアムの風景を眺めるのは
意義ある出来事だと感じています。

 この決勝を生で観戦できるかたは今から興奮しているでしょうし、この試合を契機に
ファンになる方も生まれるはずです。

 映画や文学で最高峰の作品を

 「クラシック」

 と呼びますが、この試合もその範疇に入る可能性は高い気がします。
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