塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーにおける文化遺産(2)

2011-05-05 01:00:46 | 日記
 アメリカの古着、ヴィンテージウエアに関心のある方なら、

 「田中凛太郎」氏の名前を聞いた事があると思います。

 田中氏はアメリカのヴィンテージウエアに対する書籍を幾つも執筆していて、僕も今月
2日に著作

 「クイーン・オブ・ヴィンテージ」

 を買い求めたばかりです。

 これはアメリカのヴィンテージウエアやカタログ、化粧箱などを一斉にあつめた写真集
なのですが、ヴィンテージウエアをアメリカの大切な
 
 「文化遺産」
 
 として残していこうという働きに、僕自身とても惹かれるものがあるんです。

 ならばサッカーの備品や衣類も、当時の西欧や南米の歴史や時代背景を探る大きな要因
になりますし、アディダスやプーマ、ル・コックなど老舗のスポーツブランドから、近年
参入したナイキやリーボックなどの商品も取り上げることで

 「百科事典」

 の役割も果たせると考えました。

 サッカーの世界に限らず現代の商品の殆どは

 「過去の商品を改善したもの」

 ですし、デザイナーやカメラマンは常に昔の書籍や写真、プロダクトを研究し発想の題材
にしていると聞きました。

 サッカーの衣類、備品に的を絞った書籍が刊行されればデザイナーからも喜ばれるでしょうし、
何より後世に語り継ぐひとつの題材として、効果があると思うのですがどうでしょうか。
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サッカーにおける文化遺産

2011-05-05 00:50:55 | 日記
 今も昔もサッカーを題材にした本は、日本でも海外でも沢山売られています。

 その多くが選手の自伝や戦術指南書、そしてワールドカップの歴史やサッカーが与える
経済的利益などですが、僕は

 「サッカースパイク」
 「サッカージャージ」

 など、衣類や選手、審判が身につけてきた物をひとつにまとめた書籍があっても良い
と思っています。

 例えばホイッスルや医薬品などの備品もそこに含まれます。

 サッカー黎明期から現在にいたるまで、これらの用具は劇的な進歩を遂げてきましたが、
その殆どが

 「消耗品」

 ですから、形として残っているもの、ましてやデッドストックなんて探す事そのものが
困難だと思うのです。

 でもこれらはサッカーの

 「歴史的価値」

 を証明する道具になりますから、今のうちに写真集や書籍として出版し、後世に語り継い
でゆく必要があると思うのです。

 仮にこの本を作成するならば、メーカーや出版社、新聞社などの協力が不可欠ですが、
彼ら自身も歴史を掘り起こし未来につなげてゆくことには関心があるでしょうから、快く
協力してくれそうな気がします。

 勿論代表とクラブ全ての品を網羅するのは不可能ですから、

 「代表編」
 「クラブ編」

 と分けて発行する、もしくは時代を象徴するようなエポックメイキングな品のみを扱う
などの工夫が必要でしょうが、これらの備品を

 「文化遺産」

 として考えることは、あながち間違いではないと僕は考えます。
 
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