塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

正統商品を護る動き

2018-12-10 01:13:28 | 日記
 イタリアは美食の国として有名です。

 その中でもパルマは過去、乳製品の大手「パルマラット」が胸スポンサーだったように、パルメジャーノ・レッジャーノ(パルメザン・チーズ)のおひざ元でもあります。

 そして彼らは現状に憤慨していると聞きました。

 通常、パルメザン・チーズを名乗ることができるのが、このイタリア・パルマ生産のみらしいのですが、どこの企業とはいいませんが、イタリア生産でもなくパルマで原材料を得ているわけでもないのに、製品名にパルメザンを記している。

 と言います。

 山梨県、そして僕の住む長野県はワインの生産が盛んですが、今後はラペルに様々な表記ができ、日本ワインとしての確立が更に容易になるんですよね。

 つまり、偽物や海賊版を排除し、本当に高品質で丹念に作られた商品を護ろう、というわけです。

 ドルチェ・&・ガッバーナが中国市場で商売を継続するのは、今後実に難しいと思います。

 ならば彼らはこの排除を逆手に取ることもできます。

 中国からの海賊版の横行は、メゾン、サッカージャージなど多岐にわたります。

 少なくとも中国で自社の製品流通が無くなるとすれば、それは縫製の依頼も難しいのではないでしょうか。

 ならば同じアジアでも商標権が信頼でき、海賊版の土壌が無い国に製造を切り替えることで、更なる品質向上を求める、というのは素人の浅はかな感情でしょうか。

 アディダスのアディマウス
 ナイキのマイク

 など、僕の学生時代は海賊版とパロディの境界線が間違いなくありました。

 しかし、現在はその境目さえ無いのが現状ですから。

 
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復活のヤスダ、新しい事業展開へ

2018-12-10 00:50:21 | 日記
 Ⅴ・ファーレン長崎の新監督に指名された手倉森誠氏。

 日本代表コーチ、リオ五輪監督とこれまで見てきた対アジア、対世界からベガルタの時と同様、今後はしばらく対国内での、新しい冒険が始まります。

 そして手倉森さんは、Ⅴ・ファーレンとは別に新しい冒険を始めます。

 手倉森さんは高校時代、ヤスダの靴でプレイしていた縁もあり、今季から本格的に活動を再開したヤスダの広告塔になることが決まったのです。

 9日に正式な就任会見が行われたそうなのですが、興味深いのは現状、ヤスダにはスパイク履く契約選手はいないようです。

 手倉森さんが支援するサッカー教室や、Ⅴ・ファーレンの練習中に履く(ヒュンメルでなくてよいのでしょうか)のは決まっています。

 ではどのように告知したかというと、マラドーナや大迫など、サッカー選手の物まね芸人を招待し、メディアにアピールをお願いした、というのです。

 確かに契約選手に支払うお金は莫大ですが、何より履いてもらう選手を探す方がもっと大変ですよね。

 おまけにヤスダは2002年から小休止していましたから、

 2018年の現在に見合う価値観があるのか
 ピッチにおける耐久性は大丈夫か

 など、様々な意見があろうかと思います。

 ですから、まずはお笑い芸人や手倉森さんと言う、過去の愛用者を利用することで、話題を作りフィールドと拡大してゆく予定なのでしょう。

 クロノスやクエイサーのような、欧州でも廃れたブランドが復活すれば、それは大きなトピックスになろうかと感じます。
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