塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バロンドール、モドリッチの受賞はアンフェアか

2018-12-09 21:17:54 | 日記
 バルセロナの選手たちが、バロンドール5位に沈んだメッシへの投票が不可解だ、と見識を示しています。

 僕は彼らがメッシを推挙すればするほど、ルカ・モドリッチへの敬意と配慮が失われる、バルセロナにとって周囲の印象は悪くなると感じます。

 ここで整理すべきが彼らの見解です。

 1・ルカ・モドリッチの受賞にそもそも難色を示しているのか
 2・ルカ・モドリッチの受賞は讃えるが、メッシの順位が低すぎる
 3・例えモドリッチがいかに素晴らしい成績を得たとしても、メッシが受賞するのが妥当

 これらのいずれかに、彼らの胸中があると想像します。

 僕個人はエムバペかモドリッチが受賞すると考えていました。

 4年前はマヌエル・ノイアーが落選しましたが、その際は

 チャンプオンズ・リーグ(ロナウド)か、ワールドカップ(ノイアー)か

 という争点がありました。

 結局はロナウドが受賞しましたが、エムバペはノイアーの前例を踏襲した形にはなりましたね。

 これだけの過密日程のさなか、代表とクラブで常に栄光を味わうことが難しいことは事実です。

 同時にクロアチア代表の根幹を、ワールドカップ期間中にモドリッチが担い続け、その役割をレアルでも真っ当したことは間違いありません。

 遅かれ早かれ、この賞頂点にエムバペが立つことは間違いないでしょう。

 しかし、1995年のジョルジュ・ウエア以降、バロンドール受賞対象選手を欧州籍から全世界に拡大したことが、論争の火種になっているようです。

 しかし、門戸の拡大がメッシの受賞につながっていることも確かですが。
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レッズ、天皇杯に勝利し来季はアジアの舞台へ

2018-12-09 21:07:04 | 日記
 本日18時から行われた天皇杯決勝は、レッズがベガルタに1-0で勝利し2019年のチャンピオンズ・リーグの出場権を得ました。

 開催地はレッズのホーム埼玉スタジアムであり、レッズとしては勝利したこともそうですが、ホームでの優勝という面目を保つことができたことも大きいでしょうね。

 今季はオリヴェイラ監督を急きょ招聘するなど、リーグそのものでは浮き沈みがありましたから。

 僕はどうしてこの中途半端な時期に天皇杯決勝が行われるのか、よく知りませんでした。

 なるほど、アジアカップ出場の日程を考慮し、本日開催となったと聞き合点がいったしだいです。

 レッズとしては

 2016年リーグカップ優勝
 2017年アジアチャンピオンズ・リーグ優勝
 2018年天皇杯優勝

 というように、3季続けて何かしらの優勝を得ました。

 しかし、アントラーズは20冠とはてしなき先を走っています。

 アントラーズもこうした勝利の積み重ねが現在の地位を築いたように、レッズも毎年のように優勝することで、より大きな栄光を掴むときがくるのでしょうか。

 2011シーズン、レイソルはネルシーニョ監督の下でいきなり昇格、即優勝という、まさに前代未聞の快挙を得ました。

 その後もクラブ・ワールドカップ4位を軸に、幾度も優勝を経験しながらも、2019シーズンはJ2で戦います。

 レッズもアントラーズも監督交代が成績の下降に直結はしませんでした。

 しかし、今後何か手を打つ際に指揮官の情報収集をする際は、レイソルの監督交代が反面教師の材料になるかもしれません。
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シングルモルトのような強い個性を味わうために

2018-12-09 01:54:10 | 日記
 僕はウヰスキーはニッカを好みます。

 一方でノンエイジの山崎、白州を飲んだこともありますし、ジョニー・ウオーカーやバランタインなど、スコットランドを代表するブレンデッド・ウヰスキーも味わっています。

 ウヰスキーには大きく分けて

 シングルモルト 単一蒸留所のモルトウイスキーの詰め合わせ
 ピュアモルトもしくはブレンデッドモルト 複数の蒸留所のモルトウイスキーの詰め合わせ
 ブレンデッド・ウヰスキー モルト(大麦)グレーン(穀物)ウヰスキーをそれぞれブレンドしたもの

 に分類されます。

 ブレンデッド・ウヰスキーが多くのウヰスキーから成立する「楽団」のような存在であり、モルトウイスキーはその存在が際立つ個性を味わうものです。

 これまで日本サッカーは、このシングルモルトのような絶対的な個で戦うのではなく、ブレンデッド・ウヰスキーのように、集団で戦うことで結果を得てきました。

 守備におけるカバーリング
 前線からのフォアチェック

 はその代表と言えます。

 しかし、あくまで1対1を重要視する欧州では、最終ラインのカバーリングよりも、マンマークでは絶対に最後まで食らいつくことが念頭にあります。

 フォワードも味方を助けるために守備はしますが、目標はあくまでシュートを打つことで、相手GKにプレッシャーをかけあわよくばボールを奪取します。

 中田秀寿
 本田圭祐
 堂安律

 日本代表でも周囲を考えり見ることなく、批判を受けれいながら成長していく選手たちがいました。

 僕もシングルモルトのような強い個性を持ちたいと思いますし、そのような人間を排除するのではなく

 「彼は面白い存在だね」
 「興味深いから、もっと話を聞きたいな」

 と思える社会になると良いと感じます。

 ちなみに同じニッカのシングルモルトでも余市を宮城峡では、その味わいが異なる事はファンならばご存知ですよね。
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斬新なスローガンを打ち立てる効果

2018-12-09 01:27:34 | 日記
 「史上最弱の仮面ライダーは電車に乗ってやってくる」

 仮面ライダーはいつの時代でも人気ですが、2007放送の仮面ライダー電王の人気は桁外れで映画版も公開されました。

 この作品は佐藤健さんの出世作としてもう有名ですが

 1・仮面ライダーが電車で移動(厳密に言うと、電車の先頭車両にはしっかりバイクがある)
 2・ヒーローは強いという概念を覆す、肉体の弱さ

 という、その斬新な設定から多くの反響が放送前から寄せられました。

 ならば長野パルセイロは

 「史上最弱の長野パルセイロは、10000人のファンと共にある」

 くらいのスローガンであっても良いと思います。

 J3で10位では当然誇れる成績ではない
 10000人の観客動員を目指し、そのファンが推進力となる

 という勢いが、開幕から得られると良いですね。

 電王は憑依するイマジンによって、筋力、敏捷性、知性など様々な能力を武器に戦います。

 横山新監督は戦術に柔軟性を持つそうですから、守ってからのカウンター、前線でのボールキープなど試合内容も多岐にわたるようですね。

 仮面ライダーもウルトラマンも、ヒーローは体を張って愛しい存在を護ります。

 来季の今頃、パルセイロファンが

 「俺たちも遂にJ2だな」
 「これから今まで訪問できていないスタジアムに行けるね」

 と語る姿があると良いのですが。

 
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