塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

驚異的な引き出しの持ち主たち

2018-12-26 00:32:31 | 日記
 ヴィッセルがアンドレス・イニエスタの獲得に交渉を始めていると報じられた際、日本準が仰天しましたよね。

 実際、彼の移籍が決定して以降、ヴィッセルの入場券の販売は頗る好調で、同時にアシックスとの新契約を結ぶなど、イニエスタの来日が大きく波及した企業が多くあります。

 彼が本来備えている人間的魅力だけでなく、卓越した技術と視野、パスの素晴らしさと放つシュートの精度。

 やはり名門バルサと代表を長年支え続け、同時にバルサのファンが

 「いつかイニエスタに陣頭指揮を執ってほしい」
 「彼の帰還をいつでも歓迎する」

 と漏らすのも、何ら不思議ではありません。

 イニエスタの持つ引き出しの多さは、本当に素晴らしいものですが、日本にも彼に匹敵する度量の持ち主がいましたね。

 サッカー選手ではありません。

 それは明石家さんま師匠です。

 昨日、久々に「踊るさんま御殿」、しかも特番を見たのですが、その切れ味鋭いトークと切り返し、そして一向に衰えることの無い体力と頭の回転力。

 その卓越さは、話力、サッカーの違いはあれど、イニエスタと同様だと感心したくらいです。

 僕が三木谷社長ならば、さんま師匠と何かヴィッセルのイベントに来ていただいて、サッカー談義を企画すると思います。

 さんま師匠がサッカー、そしてテニスを贔屓にしていることは有名ですが、アシックスの担当者が

 「さんま師匠のためにスパイク作ります」
 「売上はさんま師匠への報酬、吉本への報酬、そしてチャリティの3分割でどうでしょうか」

 とそのうち言い出すのではなかろうか。

 番組を見ながらそんな想像をしてみたのです。
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ギリシャ神話の作風から

2018-12-26 00:19:27 | 日記
 文春文庫「名画の謎 ギリシャ神話編」を執筆したな中野京子氏の解説によると、女神アフロディテ(ヴィーナス)は以下の形で誕生したそうです。

 1・大地の女神ガイアが末息子のクロノスに鎌を与えて、夫のウラノスを殺させる
 2・切り刻まれたウラノスの身体は、7つの海にダげ入れられる
 3・男性器を呑み込んだ海が白い泡を吹き、アフロディテが誕生

 僕はこの作品を読み返しては楽しんでいますが、何だかサッカーとも繋がりがある気がします。

 まず、サッカー・ブランド「クロノス」は、この神話の登場人物からブランド名を拝借したのではなかろうか
 また。ギリシャ代表とギリシャリーグは、欧州各国からみれば地味かもしれませんが、ファンの熱狂度はすさまじい

 というものです。

 ヤスダが復刻されるくらいですからクロノスのストイチコフ愛用モデルが再登場、なんて情報が飛び込んでくるかもしれません。

 ギリシャリーグのクラブがチャンピオンズ・リーグでダークホースの域を超えることは、今後もないでしょう。

 緑のパナシナイコス
 赤のオリンピアコス

 そしてAEKアテネ、PAOKサロニカ、そしてアリスなどのクラブが知名度が高く、各国代表が揃うことでも知られています。

 ギリシャがサッカー以外で話題になったのは、数年前の財政破綻寸前の時期であり、あの時は預金制限が課されるなど、市民が相当な不便を強いられていました。

 フランス代表のワールドカップ愁傷が、マクロン大統領の法案反対のデモで帳消しになったように、仮にギリシャ代表が躍進しても一時限りかもしれません。

 それでも国民に安らぎを与えるのならば、神話ではなくサッカーかもしれませんよ。
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