塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手の海外移籍とリーグの皮算用

2016-06-20 22:48:50 | 日記
 宇佐美がアウグスブルクへ完全移籍を果たし、広島の浅野も同様の道をたどる可能性があります。

 また、先日代表招集を受けた磐田の小林も、今夏にオランダへ渡るかもしれないといいます。

 ちなみに、アウグスブルクが浅野に準備している移籍金は3億5千万円とのこと、これは武藤がマインツに移籍する際の支払われた金額と、ほぼ同じと聞きました。

 クラブとしては難しいですね。

 確かにお金が入れば様々ななことはできます。

 一方で観客が楽しみにしている選手を、そんな簡単に売却はできませんし、欧州に渡っても必ずしも良い事ばかりが起きるわけでもありません。

 長友のようにインテルに在籍していても

 「苦渋の決断を迫られた時期がある」
 「それでもインテル残留こそが最適に決断」

 という事例があったわけですから。

 Jリーグが2ステージを導入した背景には、

 「日本では代表や海外サッカーは話題になるが、Jリーグ自体は話題にならない」
 「したがって、幾つか山場を意図的に作る事で、話題をもたせることになる」

 というものがあります。

 優勝クラブの意義が問いだたされるこのチャンピオン・シップの問題もありますが、それだけ語り合う材料が乏しくなっているのが、現在のリーグということなのでしょうね。

 選手の移籍でさらに話題が乏しくなるのは、どこか本末転倒の形がします。

 しかし、日本市場にかかる移籍金が、欧州市場と比較して低料金であることも事実ではありますが。
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湘南ベルマーレに学ぶスポンサーとの間柄

2016-06-20 18:53:04 | 日記
 湘南ベルマーレはペナルティと契約しています。

 ペナルティと協賛して、ベルマーレは毎年必ず「ペナルティ・ディ」を企画しており、今年は5月8日に行われました。

 ペナルティの公式ホームページにも掲載されていますので、関心のあるかたは是非閲覧してください。

 ベルマーレはペナルティ繋がりで、お笑いのペナルティを試合会場に招待したこともありますし、パルセイロのように他の競技を支援する、総合スポーツ・クラブでもあります。

 パルセイロもこれに倣って

 「ペナルティのブースを出していただく」
 「選手たちにペナルティの感想を聞いて、商品にポップとして掲載」

 するなど、クラブとスポンサーの両方に実りがあるようにできれば、と感じました。

 契約は契約ですから、いつか終わりはきます。

 例えば10年続いた横浜FCとヒュンメルの契約が終えたときは凄くおどろきましたし、F・マリノスもナイキとの契約終了後、やはりアディダスに復帰しました。

 バイエルンのように、常にアディダスという同じスポンサーと歩んでいることが、むしろ

 「完全なる例外」
 「だからこそ、お互いを知り尽くしている」

 形になります。

 ペナルティはファジアーノ岡山とも契約していますが、もし可能であれば「ペナルティ・カップ」のような形で、この3クラブが毎年持ち回りで、開幕前にカップ戦などできないものでしょうか?

 カップ戦はリーグのカテゴリーに捉われませんし、面白いように思えるのです。
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紛糾する英国国内とプレミアリーグ

2016-06-20 15:55:45 | 日記
 今月23日に欧州連合に残留するのか、それとも離脱をするのかを国民投票で決定するイングランド。

 キャメロン首相は経済リスクを考慮して残留を説いていますが、ではプレミア・リーグにおける「外国籍選手」達はどう考えるべきでしょうか?

 離脱を表明する方の多くは

 「移民は地域に馴染もうとしない」
 「白人がどんどん姿を消している」

 という、街のすさんだ形に歯止めをかけたいと考えています。

 一方で最新の「レイク」がコメントしているように、モッズのように米国やカリブからの移民の影響を受けたファッションが、英国で生まれたことも事実です。

 プレミアリーグも

 「このまま外国籍が多くなれば、自国選手の居場所がなくなる」
 「本当に不可欠な選手のみを、海外から獲得する」

 という意見があります。

 例えばレスターはカンテがレアルに、ヴァーディがアーセナルに移籍する、という話があり実現すれば相当の移籍金が入手できます。

 通常ならば岡崎のように

 「他の主要リーグで活躍した選手」

 も視野にはいるでしょう。

 しかし、離脱する形になれば、気分的に

 「国内クラブから選手を引き抜く」
 「スコットランドや北アイルランドの選手を第一優先にする」

 という形になるのかもしれません。

 英国離脱ということになれば、日本は円高になるといわれていますが、同時にスコットランドの独立もまだ立ち消えではありません。

 プレミアも含めて政治とスポーツの関連性は無くなりそうにありませんね。
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僕が思うレッズの戦いぶり

2016-06-20 01:41:22 | 日記
 2011年のペトロビッチから2012年のペトロビッチへ。

 広島から「現在」のペトロビッチ監督を招聘して4年が経過するレッズですが、フロントは難しい選択を迫られていると思います。

 それは彼らが問題行動の要因ではありませんが

 1・三菱自動車が日産自動車の傘下になる事への懸念
 2・ペトロビッチ体制を解体すべきか、継続すべきか

 という2点が来季に向けての課題になります。

 確かに昨年のファーストステージでレッズは優勝しましたが、それは大きな喜びではありません。

 4年が経過し、対戦クラブが戦術を打破できるようになった今、レッズとしては監督の描く戦術を順守するのか、時にそのスタイルから逸脱し、勝ち点3にこだわるのかの分かれ道にある。

 そんな気もします。

 ペトロビッチ氏が人間的に、凄く魅力あるかたなのでしょう。

 そうでなければ

 「レッズはサンフレッズに名称変更すべきだ」

 と陰口を叩かれながらも、あれだけ広島から選手が移籍してきませんよ。

 既存選手も含めて

 「彼と一緒に優勝したい」
 「来日してからまだ優勝していない彼に、トロフィーを授けたい」

 と選手たちが考えているのでしょう。

 槙野、森脇、そして西川はリーグ優勝の経験がありますし、阿部もチャンピオンズ・リーグで歓喜を味わっていますが、その歓喜が薄らいできているのでしょうか。

 ならば、個人で打開できる外国籍選手を獲得するのか、という方法もあるのでしょうが、恐らくレッズは今の方法論を貫き通すのでしょう。
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豊富な日本食材と地域社会貢献

2016-06-20 01:21:29 | 日記
 日本は本当に食文化が豊かであることは、スーパーの陳列棚を見ればすぐにわかります。

 例えば豆腐だけを見ても、木綿と絹ごしは当然ながら、ごま豆腐、寄席豆腐、おぼろ豆腐などその存在は多岐に渡ります。

 僕は納豆と豆腐は大好物で毎日必ず食べますが、大豆製品が豊富なことも日本食の特徴ですし、何より味噌は大豆から作られます。

 「清酒は太るから敬遠したい」
 「蒸留酒の方がカロリーが気にならない」

 という意見があります。

 でも、清酒を敬遠することは、やはり日本人としてもったい無いと思います。

 サッカーで言えば

 月桂冠、菊正宗、大関など、大手酒販が日本代表
 各地域に根差した酒蔵がJクラブ

 に例えられるでしょうね。

 例えば白鶴の「まる」のような人気銘柄は、僕が買わなくても誰かが買いますよ。

 でも、地元の酒蔵の酒は

 「サッカーと同じように地域貢献につながる」
 「俺が買わなければ誰が買う」

 という目的意識が生まれます。

 長野県内には多くの酒蔵、味噌蔵がありまして、例えば木曽の七笑、諏訪の真澄はみなさんも聞いたことがあると思います。

 僕はこれらの酒は単純に

 「山雅に近い地域」

 ということで敬遠してきましたが、なるほど、真澄の人気が高いのは一口飲んだだけでよくわかります。

 同じ県内で地域社会貢献活動をしても、このようなライバル関係で食わずぐらいな事柄もあるでしょう。

 それをもったいないと思うか、意地でも食べないと思うのは皆さんの判断にお任せしたいと思います。
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