塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

トルコサッカーと現在の世界情勢

2016-06-30 23:58:16 | 日記
 通常、日本人が「アタテュルク」と聞いてもピンときません。

 アタテュルクはオスマン・トルコ以後のトルコを近代文明と共に躍進させた、同国の英雄であり、サッカーファンならば今でも語り継がれている、あの名勝負のスタジアムを思い出すでしょう。

 2005年チャンピオンズ・リーグ決勝
 リバプール対ミラン
 スタジアムはアタテュルク・オリンピック・シュタディオン

 スタジアムはこの偉人に敬意を払った名前、ということなのでしょう。

 このアタテュルクで残念なことに、自爆テロが起きてしまいました。

 トルコはサッカーでも我を忘れるファンが多い事で有名で、特にガラタサライがビジターの選手とファンに迎えていう言葉

 「地獄へようこそ」

 は有名です。

 トルコというのは小アジアと欧州の架け橋であると同時に

 欧州側 ガラタサライとベシクタシュ
 アジア側 フェネルバフチェ

 では、大きな隔たりがあると聞きました。

 オスマン・トルコ最初の首都、ブルサには現在ブルサスポルがあり、歴史と共に歩みトルコサッカーではありますが、エルドアン氏と共に今後、どのような世界情勢を築いてゆくのか。

 この点がシュペル・リギの繁栄と、外国籍選手の加入が大きく影響するように思います。

 難民受け入れでもトルコは今悩んでいますし、親日国としても有名な彼らの動向は、今後日本でもさらに注目されると感じます。
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日本代表の平均年齢を下げるために

2016-06-30 17:30:26 | 日記
 以前にも書いたかもしれませんが、日本代表が抱える平均年齢を下げることは、今からでも可能だと考えます。

 それはワールドカップ予選前、五輪代表からの参入という形になりますが、少なくとも最終ラインの構成は変化が可能でしょう。

 GKはレイソルの中村、アントラーズの櫛引を用いても構わないと思います。

 特に櫛引を用いるならばその背後に並ぶふたりのセンターバックを上田、昌子という形せトライアングルを形成できます。

 ただ、アントラーズのようにリーグ戦以外でも優勝が当然と考えられるクラブからの選出は、反発を招く可能性も高いですし、現状の吉田、そして森重との兼ね合いも考慮すべきかと感じます。

 最終ラインでは左右のフルバックの人選も課題とされています。

 FC東京に加入した室屋、このままライト・フルバックで固定できるならば、凄く良いと思いますね。

 前線から中盤にかけてですが、レッズファンならずとも

 「どうして武藤は代表招集されないのかな」
 「関根もいいよ」

 と感じるはずです。

 当然ジュビロの小林、アントラーズの大島も今後の注目株でしょうが、オフト政権時代の森保、加茂政権時代の山口のように

 「彼こそが戦術の中核」

 という選手がいても良いのかもしれません。

 一方せ前政権の印象が強すぎたためか、トルシエが山口を重用することは無く、これは選手にとっても諸刃の剣かもしれません。

 ただ、代表の平均年齢が高すぎると監督が考えるならば、時に我慢して使い続けることも必要でしょうが。
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プロ野球とJリーグ、チャリティで熊本を支援する

2016-06-30 17:05:50 | 日記
 地震で苦しむ熊本、長雨で苦しむ長崎。

 今は西日本が凄く苦境に陥っていますが、そこで立ち上がったのが、プロ野球選手会とプロサッカー選手会です。

 プロ野球は楽天イーグルスの嶋選手、Jはサンフレッチェ広島の佐藤選手が音頭を取り、二つの選手会が協力してチャリティー・オークションを開催しています。

 僕は不用品をオークションに出したことも、オークションの画面を眺めたことはあっても、購入したことはありません。

 でも自分の品を誰かに購入してもらうことで

 「選手会の気持ちを知ってほしい」
 「多くの方にお金が行き届いてほしい」

 という熱意を感じられることは、凄く意義があると思います。

 ちなみに長野パルセイロの関係者も参加していますよ。

 土橋アンバサダーとパルセイロ選手会は、アディダス製のサッカーボールにサインを添えて
 都並は、デュエロのトレーニング・トップ
 仙石もデュエロのトレーニング・トップ

 というように、率先して協力しています。

 勿論プロ野球、Jはリーグのカテゴリーに関係なく、多くの選手が協賛しており、本当に頭が下がります。

 こうした人道支援は、欧州と南米ではサッカーが軸に展開されますが、今後は日本でもこのプロ組織ふたつが、音頭をとってゆくと考えられます。

 長野県ではかつて、パルセイロと山雅に加えて、信州ブレイブ・ウォリアーズと信濃グランセローズが共同で企画を催したことがあります。

 長野県でも御嶽山の噴火など、災害が起きた過去がありますが、その時はこれらスポーツの力が問われるのかもしれません。

 
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ドイツ、その強さの中身とは

2016-06-30 01:27:43 | 日記
 ドイツ代表FWマリオ・ゴメス。

 シュットガルトで頭角を現し、その後バイエルンに移籍。ドイツ最大の名門に在籍したのちはフィオレンティーナに移籍するも思うようにはならず、現在はベシクタシュにいます。

 ドイツ代表はほかにもルーカス・ポドルスキのように

 「傍から見ると、移籍で躓いた選手」
 「過去の名声で選出されたと感じられる選手」

 がいますが、指揮官レーブはその声に耳を貸しませんでした。

 こうした、戦術と選手選考の見直しが、世界王者の躍進を支えていると感じるのは、僕だけではないでしょう。

 「すでにゲッツェには、移籍を薦めたよ」

 とバイエルン首脳陣が公言したように、ブラジル・ワールドカップの英雄でさえクラブでは安泰ではありません。

 しかしレーブはゲッツェを信頼していることを、プレイタイムという形で表現している、これは凄くありがたい事でしょうね。

 一方で戦術に合致しないという形で、レヴァークーゼンのキースリングを蚊帳の外に置き、ケヴィン・クラニーの無断帰宅を最後まで許すことのなかった信念が、レーブにはあります。

 こうした厳格さと懐柔策、僕たちはこの形を

 「アメとムチ」

 と呼びますが、ドイツはレーブとの契約をどうするつもりでしょうか。

 レーブは2006年ワールドカップでクリンスマンを補佐して以降、既に10年近く代表と行動しています。

 優勝すれば当然慰留するでしょうが、クロップにしてもトッヘルにしてもクラブの契約下にありますから、この夏、ドイツサッカー協会は難しい選択を迫られるのでしょうか。
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