塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

止まらない、ニューバランスの快進撃

2016-06-25 00:54:08 | 日記
 エディン・アザルの古巣で知られるリーグ1のリール。

 ナイキとの現行契約を終えるリールは、新シーズンからリーグ1最初となるニューバランスと契約をします。

 ニューバランスはリバプールのアウェイモデルを、過去のマッチ・ディ・プログラムからデザインの源を得るなど、新規参入でありながら爆発的に契約クラブを増やしています。

 スパイクは今のところ、ビサロとフェイロンの2種しか作っていませんが、新色を続々と展開するなど、評判が良いようですね。

 2015年の夏にはベルギー代表のフェライニが弟さんと来日し、ニューバランスのお披露目イベントに参加しましたが、今季は五輪とユーロがありますから、さすがに来日は無いと言えます。

 日本ではモンティディオ、サガンの両クラブが契約していますが、今後はより多くのクラブと取引を行う気配があります。

 少なくとも、セビージャがユーロ・リーグで3連覇したことでの露出は凄く大きいでしょうし

 1・リバプール、セルティックという重鎮クラブの「歴史」を得る
 2・セビージャは清武の移籍先であり、日本でも目にする機会が増えるであろう
 3・ニューバランスカップという年始の協賛大会

 というように、ニューバランス快進撃の理由はいくつもあります。

 その根底にあるのは、ラルフ・ローレン・ビル・クリントンがランニングの際に愛用した、高品質で安全性に優れている靴づくりが根底にあります。

 ニューバランスはリーボックはアディダスと比較して
 
 「顧客が裕福な白人層に多い」

 とアフリカン・アメリカンから敬遠されていた時代がありましたが、それも過去の出来事になりつつあります。

 日本でも廉価版の996や574が人気を博していますし、長野市内でも愛用者を多く見かけるブランドです。
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野球から見る現在のJクラブの在り方とは

2016-06-25 00:36:30 | 日記
 今年の春先、ソフトバンク・ホークスの松田選手が渡米するから残留するかで注目を浴びましたよね。

 結局残留の形になりましたが、凄く印象深いのは、再契約する際に

 「自分の価値を下げてまで、米国に行く必要はない」

 とおっしゃった点です。

 それはホークスが良い報酬を約束したこと、ファンが残留を希望していたこともありますが、自分という価値がどのリーグにいれば周囲からの尊厳を勝ち取れるのかを、凄く考えた結果だと思います。

 先日、床屋の待ち時間で読んだナンバーの中に、イチローさんのインタビューがあり、

 「米国で希望する契約が無ければ、日本に帰っていましたよ」

 という記事があって驚きましたね。

 それは2015年のナンバーで、マイアミ移籍後間もないころの発言だったようです。

 1・最先端を行く大リーグの投手を常に対峙してきた
 2・米国からも多くの尊敬を受けてきた

 にも関わらず、米国でのプレイ、言い換えれば野球発祥地にとどまらない覚悟がある、という心情を吐露していてます。

 翻ってJリーグ。

 宇佐美は再度ドイツに渡り、浅野も追随するかもしれません。

 スコットランドのダンディーと契約するまで、無所属であるにもかかわらず、川島は

 「日本には帰らない」

 とJクラブと契約する意思がありませんでした。

 この野球とサッカーの違いはどこにあるのでしょうか?

 欧州がサッカーの最先端だからこそ、移籍するのか
 自分が移籍することで、クラブの財政が潤う面があるためか
 それともJクラブでは、もう腕試しができないためなのか

 サッカー批評65号は2013年の段階で、2ステージを随分と検証していますが、僕たちもリーグの在り方を見直したいものです。
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