塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が無知であることを自覚しているサッカー・カテゴリー

2016-06-13 22:20:37 | 日記
 今月11日に、Fリーグの新シーズンが開幕したのですね。

 この記事は「フットボール・ウエブマガジン」で参照したのですが、ダイジェストで見てもFリーグは凄く面白いリーグだと思います。

 現状は名古屋オーシャンズの独り舞台、という様相で、今季は彼らから王者を奪うクラブが現れるのか、関係者も大きく注目していると思います。

 仮にオーシャンズが優勝すれば、前人未到の10連覇になりますから、これは是が非でも防ぎたいと他のクラブは考えているはずです。

 正直言いまして、僕はFリーグに見識はありません。

 名古屋オーシャンズ以外で思いつくクラブと言えば

 バサディ大分
 湘南ベルマーレ
 シュライダー大阪

 の3クラブしかなく、選手の顔ぶれは全くわからない、というのが実情です。

 ちなみにヒュンメルが公式ホームページで大々的に、名古屋オーシャンズとの契約を公表しましたが、Fリーグもボネーラ、アスレタ、プーマとサプライヤーが多彩な点が特徴です。

 こうしてみますと、サッカーというものは単にひとつのカテゴリーを追っていても、深い知識は得られないのですね。

 最近は女子サッカーの浸透度が増していますが、一方でFリーグ以外の

 ブラインド・サッカー
 ビーチ・サッカー

 など、他のサッカーにはまるで無知な僕がいます。

 こうしてみますと、Jリーグと日本代表というある種の一方通行だけでなく、同じサッカーでも取り上げるべき活動があること理解できます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パルセイロ・レディースの持つ熱気の正体とは

2016-06-13 15:46:18 | 日記
 池波正太郎先生は、新国劇という劇団のために何度となく脚本を執筆し、手渡しています。

 先生は作品の中でしばしば

 「当時の観客が、新国劇の芝居を観て自殺をとどまった事例を知っている」

 と語りますが、何だかパルセイロ・レディースもこの香りがします。

 僕に限らずファンならば

 「本田さんと横山には、幾らでも高い給料を払ってもらって構わないよ」
 「レディースの試合を観戦したら、一週間張り合いが生まれるね」

 と必ず感じていると思います。

 それは選手たちが、日々の業務と練習、長距離移動と僕たち以上に疲労の蓄積が考慮される中で、懸命のボールを拾い、声を出し、タックルにいってボールを奪おうとするその姿。

 その姿を見れば、誰だって

 「彼女たちは俺たちが守る」
 「俺たちの声援が、後押しにつながるはずだ」

 という意気になると思うのです。

 今季のイヤーブックは、月間長野コマチ編集部が手掛けたせいか、中身もレイアウトもすごく良くなったと実感します。

 ちなみに、レディースの新加入選手の紹介ページ、みなさんペナルティの靴を履いていながらも、自分が履くスパイクをアンケートに答えているのを見ると、正直笑ってしまいました。

 でも、用具の心配を気にすることなく戦えるのは、プロとしての第一歩です。

 南長野の熱狂が南長野だけでなく、全国的に広まった時、スローガンではない男女の立場是正につながるように感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横山はメディアスターではないからこそ意味がある

2016-06-13 14:43:33 | 日記
 横山久美がこれだけの支持を得ている背景には、彼女が「作られたメディア・スター」ではないことがあります。

 先日の朝日新聞だったと思いますが、予選敗退で今夏の五輪に出場できない男子バレーボールを例に挙げて

 「日本のメディアは、日本が活躍したところだけを放送する」
 「彼らは何も成し遂げていないのに、既にスター扱いだ」

 という記事が掲載されていました。

 その記事には、かつてのフィリップ・トルシエも苦言を呈していたことを付け加えていましたが、考慮すれば日本のメディアには自己反省は存在しない形になります。

 横山は作られたスターでは無く、完全に独立独歩の選手だと僕は思います。

 ですから、彼女は

 「へこたれないし、メディアの批評に関心が無い」

 という態度をとっても、ファンは彼女が天狗になっているとは思いませんし、むしろ完全なバックアップに回りますよ。

 僕は将来、横山が極端な話、バロンドールを受賞しても不思議ではないと思いますし、ノミネートも間違いなくされると信じています。

 そのためには、今パルセイロが

 「できる最高の環境と給料を彼女に与えること」
 「長野という地が日本女子サッカーの最高点になること」
 「そしてナガノに世界から最高の女子選手が集結する場所になること」

 という、大きな目標を掲げても良いとさえ思うようになりました。

 ナンバー798号は

 「Jリーグ20周年記念 歴史を動かした20人」が目玉記事であり、そこに当時ヴェルディに所属していたカズに対し、読売新聞のナベツネさんが

 「読売に残れ、金なら幾らでもだす。読売はそんなに貧乏しとらん、わかったか」

 と語りかけた場面が21ページにあります。

 「横山、長野に残れ。金ならいくらでもだす。長野はそんなに貧乏しとらん」

 そう語りかける日もいつかは来るのでしょうが、その時には選手すべてがプロになっていてほしいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランス、パイエの一撃で白星発進

2016-06-13 01:21:02 | 日記
 移籍当初は懐疑的でも、1年経過すれば「結果オーライ」なのかもしれません。

 フランス代表のディミトリー・パイエが、マルセイユからハマーズに移籍する際、リーグ1では到底得られない給料の高さと、マルセイユの懐事情が様々な憶測を呼びました。

 マルセイユが彼だけでなく、アンドレ・アユーも売却し、ビエルサの退任という事例が、老舗の体たらくと見られたためです。

 しかし、2016年の今

 1・パイエはフランス代表の中軸として認知される
 2.ウエストハムで、パイエは大きな成長を刻んだ
 3・そしてマルセイユには多額の移籍金が入った

 という3点は、大きな利点になっていますよね。

 レスターのカンテもフランス代表に招集されたように、海外であろうが自国リーグであろうが

 「リーグで活躍した選手は、代表招集に近くなる」

 という点で判断すれば、彼らの招集は妥当です。

 それはグリエーズマンもポグバも同様ですよね。

 僕はスペインの欧州選手権3連覇は無いと思いますし、むしろイングランド、フランス、ドイツの方がより優勝に近いと思います。

 一方でこれらの国が順当に勝ち上がれば、

 「過去のフーリガン問題が蒸し返される」
 「ナイキ、アディダスの代理戦争」

 というような、メディア向けの話題が増えるかもしれません。

 確かにテロリズムの不安もありますが、やべっちFCで見たダイジェストだけで判断すれば、やはりユーロはレベルが高いことが一目でわかります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする