塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

J1から代表監督を選ぶなら

2015-10-29 01:36:00 | 日記
 その国のリーグで好成績を挙げた監督を、その国の代表監督が推挙するという伝統は、日本以外でも廃れてきています。

 では仮に、J1から代表監督を推挙するとすれば、誰が候補に挙がるでしょうか

 1・レッズ ミシャ・ペトロビッチ監督
 
 彼が独自に編み出した3-4-2-1という布陣は、Jリーグの歴史に刻まれる物と言っても良いですし、何よりクラブ・スポンサーを大切にする事でも知られています。

 ファンは彼が残した

 「私は選手がミスをする自由を与えている」

 と言う言葉に、凄く大きな意味を感じたと思います。

 世界では

 「バルセロナのように、マイボールを大切にすべき」
 「レアルのように、ダイレクト・プレイも捨てたものではない」

 と、日々戦術が語られますが、この3-4-2-1が世界で語られるとすれば、それは凄く興味深い出来事です。

 2・サンフレッチェ 森保一監督

 彼が前任者を踏襲し、リーグ2連覇に導いた事、そして毎年主力を売却しながらも上位に留まる成績は、やはり凄い物です。

 ただ、森保さんの場合は、デイビッド・モイーズのように、代表監督やビッグクラブのように

しょがいこく 「大きな資金力に支えられている」
 「同時に、選手のエゴも大きくなる」

 場面よりも、選手がエゴを捨てて団結する中規模クラブの方が相性の良さがあるようにも思えます。

 でも、リーグ2連覇は誰がどう考えても、素晴らしい成績であることに間違いはありません。

 3・ガンバ 長谷川健太監督

 通常、3冠を達成すれば、メディアが

 「海外から指揮官を招く必要はない、彼が代表監督では駄目か」

 と声をあげそうですが。

 3冠と言う成績だけでなく、宇佐美を軸に適切な言葉で選手を鼓舞することができることは、監督の魅力と言えます。

 ガンバはエスパルスよりも注目度が高いですし、チャンピオンズ・リーフではアジア各国の記者とも向き合い、質疑応答の場面も増えているはずですから、メディア対応も優れているはずです。

 今3名の指揮官を挙げてみましたが、海外から指揮官を招く事は今後も続くのでしょうが。
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サッカーでも日本製という名の信頼がある

2015-10-29 01:19:32 | 日記
 「爆買い」だとか「インバウンド」だとか、とにかく海外の方の消費を伸ばそうと言う取り組みが、国内で本格化しています。

 例えば空港では

 人気のランドセル、家電を販売する
 ハラルと呼ばれる、イスラム教徒が安心して口に出来る食材の調達

 がそうでしょうか。

 一方で僕は

 「日本では貴方たちに向けて、貴方たちの国の言葉を話、最高品質の商品を提供している」
 「ならば、貴方がたの国も、当然最高のサービスを日本語で提供し、列車やバスが一秒たりとも遅れることなく運行し、日本語の看板で案内してくれるんですよね」
 「それがイコール、平等の概念ですよね」

 と皮肉のひとつも言いたくなりますがね。

 まあ、彼の国で日本語の看板、日本語の話せる従業員が駐在して、我々の味覚に合った料理の提供、宿泊、移動が出来るとは考えていませんが。

 もしそうならば、海外に弾丸ツアーと称して出かけるサッカー観戦の様相も、随分変わってくるのでしょうが。

 海外の方が

 「メイド・イン・ジャパン」

 に信頼を置いてくれるのは、確かに嬉しい事ではあります。

 でも、サッカーではもう30年も前から、ヤスダ、アドラーを軸にモルテン、ミズノ、アシックスと言った用具が、絶大な信頼をえていますし、キャノンのお世話になっている通信社の方も多いでしょう。

 1986年のワールドカップ、周囲がアディダス、プーマで溢れる中、カレカは

 「モレリア」

 を履いてメキシコ・ワールドカップを戦いました。

 他にはパトリック、ル・コックなど欧州ブランド一辺倒の中で、輝くランバード・ラインにミズノの関係者は快哉を叫んだことと思います。

 今後、サッカーでも日本製は諜報されると感じます。
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他の競技でも、都市対都市は成立するのか

2015-10-29 01:04:06 | 日記
 2015年のワールドシリーズは、ロイヤルズとメッツの対戦になりました。

 そこで考えるのが、野球でもサッカー同様に「都市対都市」の色合いが反映されるのか、というものです。

 同じ町の好みということで、ヤンキースのファンがメッツを応援するのか、それともロイヤルズを応援するのか、と言う塩梅です。

 例えばオランダ。

 ロッテルダムとアムステルダムは折り合いが悪い為に、フェイエとアヤックスの対戦は「クラシケール」と特別の名称が付いています。

 ですから、圀の代表としてどちらかがチャンピオンズ・リーグで勝ち上がっても

 「もう彼らの上位進出は見たくない」
 「対戦相手に勝って欲しいね」

 と公言します。

 ミラノやグラスゴー、リスボンのように、一つの都市にふたつのクラブがあり、戦力がほぼ同程度にもかかわらず、どちらかが下位に低迷すれば、あざけりの対象になります。

 だからこそ、ダービーで勝てば

 「ああ、すっきりした!」
 「これで今年は良い年になった」

 と感じるわけです。

 ベティスは近年、セヴィージャの好成績に頭が上がらない形ですが、アンダルシア・ダービーという、スペインでも最も危険性の高いダービー勝てば、それは

 「最高の憂さ晴らし」

 になるわけです。

 全米の野球ファンは、恐らくロイヤルズに買って欲しいと考えているのではないでしょうか。

 ニューヨークのような大都市は、FA選手を獲得しやすい上に、利便性に優れていますから、選手もカンザスのような片田舎よりも魅力を感じると思います。

 サッカーでも野球でも、知恵を使い地道に成長してきたクラブが凄いと思うのは、共通のファン心理ですよね。
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