塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本のサッカー環境は、世界の非常識?

2015-10-25 22:50:03 | 日記
 欧州、南米に掲示板というものがあるかはわかりませんが、ファンの息遣いが克明に記されているからこそ、皆が読むのですね。

 今僕は

 レノファ山口掲示板
 町田ゼルビア掲示板

 の冒頭部分を読ませて頂きました。

 「長野さんはやっぱり格上」
 「J3も混戦になってきたな」

 と多くの感想が綴られています。

 日本サッカーの特徴として

 ビジター・ファンをもてなして滞在中に満喫してもらう
 ファンが相手ファンにスタジアムへの生き方や鉄道の最寄駅を尋ねる

 と言う事がありますね。

 これ、もしかすると欧州や南米の関係者からすれば、仰天エピソードなのではないでしょうか?

 イタリアを例に取ると

 ナポリやパレルモは、ミラノやトリノからお荷物扱いされているため、カルチョでもその影響力は甚大
 高速道路の料金所などで、小競り合いが多発
 ダービーでの乱闘は当たり前

 というように、

 「殺伐した空気が当たり前」

 ですよね。

 ラグビーではノーサイドと言う言葉あるように、試合が終われば握手を交わす習慣がある競技でも、先日スコットランドの選手が誤審を質すように求めましたよね。

 日本がライバルでも気楽に声を交わすのは、教育や国民性だけでなく、大相撲や剣道、柔道のように

 「相手に礼をつくし、自分にも正直である」

 事が自然に身に付いているからかもしれません。
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充実したシーズンを送るむずかしさ

2015-10-25 22:32:03 | 日記
 モンティディオ山形が、エスパルスに続いて降格となりました。

 昨日、彼らの掲示板を見ていますと

 「故障者が多い中でよくやったよ」
 「また来季頑張ろうよ」

 と、ファンは潔く降格を受け入れていました。

 彼等はきっと

 監督も選手もフロントも、使える予算、使える戦力の中で懸命に戦った
 純粋に力が足りなかったのだ

 と、感じているのでしょう。

 清々しいという形容詞は間違っているかもしれませんが、ファンは降格を受け入れるだけの要素を、選手からシーズン中に受け取っていたようです。

 一方のパルセイロ。

 ファンがシーズン中からどうも腑に落ちない、何かが違うと思っていたのは何故でしょうか。

 この

 「敗戦を受け入れる要素」

 が無かったと言えます。

 今季のパルセイロは維新で敗れた夏場の試合のように、逆転負けもあれば追加点を奪えず、ドローで終えるというように、選手だけでなくファンも

 「しっかりしろよ」
 「どうした?」

 とクビを傾げる事が多かったわけです。

 でも、レディースが遂に自力で1部昇格を決め、トップがどこか上昇傾向にあるのは良い事ですよ。

 漢字検定の帰りに、よく立ち寄る服屋さんで

 「レディース勝ちましたよ」
 「そうなんですか」
 「来季はどうなるんですか?」
 「1部ですから、日本代表の選手いつでも見られますよ」

 と語り合えました。

 週末休めないので、皆さんサッカーが好きなんですが」
 
 「僕、実は南長野に出かけていないんです」

 苦笑していました。

 ファンが増える、応援する下地は間違いなくある、そんな気分を味わえた一日でした。
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ガンバの存在と関西圏

2015-10-25 01:26:37 | 日記
 どうして阪神タイガースは大阪であれだけの人気があるのでしょうか。

 阪神の成績、監督問題、そして選手補強は全国区で注目がありますよね。

 不躾な言い方ですが、阪神電鉄の所有物であり、日本の野球12球団のうち、2地区に分類された6球団の成績が低迷し、紛糾することがどうしてここまで明代になるのか。

 傍から見ていると不思議ですね。

 かつて彼らは100敗するかもしれないくらい、黒星が先行していました。

 でもそんなダントツ最下位でも

 1・サッカーのようの2部降格すらない
 2・選手がよりよい待遇を求めて移籍するわけでもない
 3・観客動員が減少するわけでもない

 逆にドラフトでい順位が約束されているわけですからね。

 僕は大阪の方が、先日のガンバがチャンピオンズ・りーグ4強で敗れた事の方が、よほどがっかりすべきだと思います。

 あれだけの日本代表と代表経験者、かつてのアジアMVP(遠藤です)が揃っていながらも、中国リーグの雄に敗れたわけです。

 皆で知恵を出し合い

 新スタジアムの影響力
 資金力に打ち勝つために

 という議論をすべきでしょう。

 阪神タイガースが仮に日本一になれば、ファンは凄く嬉しい、これは当たり前の感情で、テレビを含む特需があるのでしょう。

 でも、それでおしまいですよ。
 
 もしガンバがアジア王者になれば

 1・アンブロ、パナソニックを筆頭に、スポンサーの名前が世界に知れ渡る
 2・大阪という地名が世界に打電される
 3・クラブ・ワールドカップで、世界中の記者が注目する

 日本市場と世界市場。

 どちらを目指すべきか、目的ははっきりしていますよね。

 ガンバは東南アジアでクリニックを開き、新スタジアムの建設、ガンバユースの伝統とその歩みを止めていません。

 阪神が、米国を含む海外野球市場を意識している、クリニックやアジア圏における国際貢献をしていると言う話、ぼくはとんと聞いた事が無いのですが、僕はガンバのやっていること、これ自体はタイガーズに全く
劣っていないと思うのです。
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メディアは自己批判をしないものなのか

2015-10-25 01:17:04 | 日記
 サッカー選手に限らず、俳優や政治家が記者に囲み取材を受けている際、不愉快そうな表情を良く浮かべます。

 その表情から

 「苦い顔つきだな」
 「もっと丁寧に応対したらよいのに」

 と思ってしがいがちですが、それは無理ですよ。

 だって、彼らからすれば、先ほど誰かが今浴びせられた質問をして、その問いかけには答えているはずなのです。

 でも、次から次へと同じ質問だけが飛び交い、

 「サービス性精神旺盛」
 「メディアと敵対」

 と書かれるわけですから、それは嫌な顔になって当然です。

 昔、中田英寿が

 「テレビは生放送だけに出演したい」
 「通常の収録だと、勝手に編集されて、向こうの都合の良いことしか流れないからね」

 と皮肉を言いました。

 メディアは選手を批判します。

 でも、メディアが厳しい自己批判、同業者批判はしませんし、誤った記事や馬鹿げた行動でも、

 クビにならない
 左遷されない
 減給にすらならない

 それは選手がむかっ腹を立てるのは当たり前ですよ。

 Jでも新人研修の際に

 「報道陣とは良い間柄を築きましょうね」

 と伝えても、あちらさんの態度が問題あるわけですから、それはしっくりいきませんよね。

 僕は信濃毎日新聞と日経、サッカー誌は比較的よく読む方ですが、

 「彼らの言う事を鵜呑み」

 にはしませんし、基本メディアは自己批判を全くしない物だと感じています。

 昔、産経新聞が

 「新聞を疑え」

 と言うスローガンを生みました。

 それは、彼らが自分たちが自分を顧みない、ねつ造や非署名原稿でメシw食うことを、誰よりも理解している事の証明と言えるでしょうね。
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