一般論ですが、今まではガンバの方が格上と見なされてきました。
それは彼らが2008年のアジア王者を筆頭に多くの優勝経験を持ち、育成の素晴らしさと多くの日本代表を輩出してきたことで知られたためでしたが、最大の要因はただひとつ
「J2降格経験なし」
という切り札を持っていた為です。
しかし、近年はお互いの戦力均衡が小さくなり、セレッソが集客面でガンバを凌駕する形になりつつあります。
加えて回数はともかく、J2降格という範疇だけでみれば、ガンバのアドバンテージは消えてしまいました。
また育成の面でも勢いはセレッソにあり、パルセイロファンの残留希望を振り切り戻ってきた岡田、A代表招集も噂される南野の存在が、セレッソの大きな魅力です。
フォルランの獲得と柿谷に代表される若き日本代表と五輪経験者、そして若き選手たちが躍動すればするほど、セレッソは観客と成績が右肩がありで上昇するに違いありません。
一方のガンバも有識者が
「2014年、昇格即優勝もありえる」
という高い完成度を持ち、覚醒という言葉が適切かはわかりませんが、宇佐美の空恐ろしさは凄いものです。
大阪はタイガースの話題で溢れており、デイリースポーツはどんなにバリュー記事があっても、タイガースを1面で起用します。
いつかこの大阪ダービーが一面に来ると思いますし、この波及がシュライダー大阪にも及ぶと良いですね。