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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手同様身だしなみを整えてみる

2014-02-06 17:31:54 | 日記

 練習見学を20分で切り上げたのは、その脚で近所のヘアサロンに出かけた為です。

 僕が美容院、サロンという柄では無いのですが、昨日勇気を出して予約をして赴いたのです。

 「選手たちはより高い舞台で戦う為に日々を無駄にしていない。取材の数も増え、より嗜みに注意している。選手の評判が良くなればクラブの印象も上がるし、ならば僕たちファンのマナーやファッションが向上すれば、同じようにパルセイロの好感度が上がるに違いない」

 という妙な理屈を込めて出かけたのです。

 選手は広報活動を通じて

 「この選手を取材して良かった」

 「この選手に興味がある」

 とファンとメディアに関心を持ってもらわえねばなりません。

 勿論気の進まない話もあるでしょうし、中庸の無い記事構成は疲弊させるばかりだと僕も思います。

 でも

 「この選手を応援して良かった」

 とファンが感じるには、やはり選手が丁寧に取材に応じねばなりませんし、何より、一昔前よりも速報の重要性が高まっていますから、ほんの些細な出来事が悪い方向に転がる可能性も高くなります。

 一方で僕たちの振る舞いがクラブに悪影響を及ぼす可能性も高くなり

 「この方たちに応援して頂き、本当にありがたい」

 と選手、フロントに感じてもらうには、僕たちの心構えも不可欠ですよね。

 自宅から歩いて行ける範囲で美容院は沢山ありますし、これもある意味地元大切にする要因かもしれません。

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2014年、パルセイロに初遭遇

2014-02-06 17:23:59 | 日記

 今日、千曲市サッカー場でパルセイロの練習を3時から20分程度、見学しました。

 小雪が舞う寒空の中、ベンチシートに腰掛けた方が一人、ネット裏から見守っていた方がふたりいらっしゃいました。

 美濃部監督とコーチ陣はグレイの上下を身にまとい、盛んに声を出していましたが、監督が常に選手に語っていたのが、次の2点になります。

 「常にひとり余らせろ」

 「考えろ、考えろ!」

 僕が見学中に行っていた練習は、ハーフコートの4対4で片方のゴールポストをハーフウェーラインまで運び、密集地を作り出す事でワンタッチ、ツータッチの速いパス、そしてシュートを意識させるものでした。

 監督が「余らせろ」と声を張り上げていたのは

 1・FW陣がリバウンドボールを常に拾い、2次、3次攻撃につなげる為

 2・オフサイドに関連の無いポジションを取る、つまり相手最終ライン付近に余る事で、GKにプレッシャーをかけてミスを誘発させたい

 というふたつの目的のためだと解釈しました。

 最終ラインにリベロ、もしくはスイーパーが余る事は考えにくいですし、むしろGKが飛び出してシュートコースを狭める方が効果的だと感じます。

 寒空の中、選手たちはニット帽をかぶらず、トレーニング・ジャージのみで練習していたのが印象的でした。

 さすがに平日の曇り空の中、無料とはいえ練習見学できる僕の方が珍しいわけですが、いつか練習会場にも多くのファンが詰めかけて、選手が見られている歓びを味わえるようになると良いですね。

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矮小化という気分を味わう事がないように

2014-02-06 01:53:53 | 日記

 太宰治の人間失格は「恥と道化」を軸にし、物語が展開します。

 正直言いまして、僕も人生38年の歩みはこの恥と道化の部分が多く、恥ずかしい事に自分で自分を矮小化してしまう事が多いです。

 少なくとも僕には

 「38歳で嫁さんいませんが、何か問題でも?」

 と胸を張れる勇気はありませんし、お世辞にも仕事が出来るとも言えません。

 岡田武史氏が脳梗塞で倒れたオシム政権を引き継いだ際に、「接近、転回、連続」という言葉を用いて前任者の戦術を踏襲すると発言したのも、不躾な言い方ですが、この恥を知っていたからのように思います。

 それは98年ワールドカップ3戦全敗という記憶があったでしょうし、メディアは改善や新しい試みを要求するにもかかわらず、責任者が実行すればその瞬間に

 「なんでそんな事するんだ!」

 と批判しますからね。

 岡田氏とすればオシム政権の根幹を引き継ぎながら、自分が希望する選手を入れ替えてゆくことで、予選突破から本戦への視界が開けると思ったのでしょう。

 ただ途中

 「自分のやりたいようにやる!!」

 と宣言しましたよね。

 そこには

 「自分で自分を恥と思うのは勝手だが、部外者がその指摘をする権利も無ければ恥知らずこの上ない」

 と感じたのではないでしょうか。

 僕も話の合わない女上司といると、自分が本当に惨めな思いを勝手に抱いてしまいますが、性別問わず指示を出す人間は、動いてもらう人間が卑屈にならないように心がけることは、大前提だと思います。

 岡田氏が自身の身の振り方が吹っ切れたからこそ、選手達もやる気を増した、そんなように思います。

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ウールシュポルト、ロイシュに見る製品づくり

2014-02-06 01:33:45 | 日記

 僕はこのブログで度々「メジャーとにっち」について言及してきました。

 市場では自ら「にっち」とみなしていたニューバランスが、生産国と履く人の年齢を問わず大きな支持を集める事で、皮肉にもメジャーという形になりつつあります。

 サッカー市場で失礼な言い方ですが「にっち」、言い換えれば

 「自分たちが生み出した製品に絶対の自信があるからこそ、本当に分かり合えた選手のみに提供する」

 という形をとっているのがウールシュポルトとロイシュという、GK専門ブランドのように思えます。

 当然ですがGKはフィールド・プレイヤー10人に対し、1人しか存在しません。

 ですから当然パイは少ない上に、契約選手がレギュラーでなくリザーブという状況が続いたならば、市場とファンに訴える効力は当然小さくなるのは間違いありません。

 それでも両ブランドはGKの努力に報いるために、日々研鑽を積み、商品開発に勤しんでいるはずです。

 ウールシュポルトと言えば、ベルマーレ平塚でプレイした小島伸幸氏を僕は連想します。

 解説者となった現在でも、穏やかな口調が売り物でその人柄がわかりますが、実はユヴェントス時代のパヴェル・ネドベドは、このウールシュポルトの契約選手として有名でした。

 ちなみに韓日ワールドカップの広告にはイタリア代表トルド、スペイン代表カニサレス、ポルトガル代表ヴィトール・バイア、そしてアルゼンチン代表のブルゴスという4名が指名されています。

 こうしてみますと、GKと言う存在が非常に近くに見えてくるではありませんか。

 (参考資料 ワールドサッカー・ダイジェスト2002年5月2日号)

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