コンバースは2014年の今でも剛力彩芽さんとの契約を更新している様子です。
一方でリーボックは北川景子さんとの契約を更新していないようですし、プーマは昨年井上真央さんと契約しましたが、今はどうなのでしょうか?
もし僕が俳優として実力を認められ、彼女たちのようにスポーツブランドから
「エンドーサーになってほしいと依頼が来たらどうするか」
と想像することがあります。
結論から言えば断るでしょうが、それはタウン・カジュアルに代表されるライフ・スタイル、言い換えれば日常着であったとしても、スポーツブランドはまず契約するアスリート、そしてアマチュアでも毎日鍛錬に勤しんでいる方のために存在するからです。
つまり、タウン・カジュアルはあくまで
「アスリートを支持した上での服産物」
だと思う為です。
ナイキのように、ロナウジーニョのシグニチャーシューズ「R10」のように、アスリートの名前を冠したカジュアル衣料は、また趣が違いますし、ロナウジーニョの息吹を感じたいと思ったファンには最適だったでしょうね。
ナイキには既に「エアー・ジョーダン」という具体例がありましたし、実際ジョーダンが履く靴と市販品に変わりはありません。
ナイキはその展開をロナウドに変更していますが、下手に俳優や女優を起用するよりも、カジュアル品でも自社の契約選手を起用した方が良いようにも感じます。
ジョーダンの例で言えば、ジョーダンシリーズは常に
「マイケルジョーダン」
が主語であったからこそ成功したのであり、女優と俳優を契約満了で交代させてしまうと、その求心力が失う可能性もあるでしょうから。