塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

女優を広告塔に起用すること、スポーツブランドの広告展開

2014-02-02 23:19:11 | 日記

 コンバースは2014年の今でも剛力彩芽さんとの契約を更新している様子です。

 一方でリーボックは北川景子さんとの契約を更新していないようですし、プーマは昨年井上真央さんと契約しましたが、今はどうなのでしょうか?

 もし僕が俳優として実力を認められ、彼女たちのようにスポーツブランドから

 「エンドーサーになってほしいと依頼が来たらどうするか」

 と想像することがあります。

 結論から言えば断るでしょうが、それはタウン・カジュアルに代表されるライフ・スタイル、言い換えれば日常着であったとしても、スポーツブランドはまず契約するアスリート、そしてアマチュアでも毎日鍛錬に勤しんでいる方のために存在するからです。

 つまり、タウン・カジュアルはあくまで

 「アスリートを支持した上での服産物」

 だと思う為です。

 ナイキのように、ロナウジーニョのシグニチャーシューズ「R10」のように、アスリートの名前を冠したカジュアル衣料は、また趣が違いますし、ロナウジーニョの息吹を感じたいと思ったファンには最適だったでしょうね。

 ナイキには既に「エアー・ジョーダン」という具体例がありましたし、実際ジョーダンが履く靴と市販品に変わりはありません。

 ナイキはその展開をロナウドに変更していますが、下手に俳優や女優を起用するよりも、カジュアル品でも自社の契約選手を起用した方が良いようにも感じます。

 ジョーダンの例で言えば、ジョーダンシリーズは常に

 「マイケルジョーダン」

 が主語であったからこそ成功したのであり、女優と俳優を契約満了で交代させてしまうと、その求心力が失う可能性もあるでしょうから。

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常に落着きを得られるというアドバンテージ

2014-02-02 23:10:48 | 日記

 銀行員と客商売。

 この2点に共通する出来事とは何でしょうか?

 そう、それは「金勘定を間違ってはいけない」と言う点で、もし間違いが起きればそれは瞬時に上司に報告し、何らかの形で訂正し、同時に過ちに理由を述べねばなりません。

 昨日も定時のレジ点検で勘定をしていると、数字と紙幣の数が合わないんですね。

 自分のそれまでのレジ打ちを克明に思い出し、同時に他の従業員にも伝えようとしましたが、理由は単に僕の数字キーの押し間違いだとわかったため、訂正はスムーズにできましたが、本当に冷や汗をかきました。

 そう、人間と言うのは一度心と現実の両方に

 「えも言われぬ不安」

 を覚えると、俯瞰して状況を見つめてこの難関を克服しようと思えないのでしょう。

 サッカーの場合、俯瞰して状況を見つめる事ができるのは当然ベンチであり、だからこそ指揮官の交代とハーフタイムにおける助言と言動が注目を集めるわけです。

 特にサッカーは交代枠は3しかありませんから、負傷者の交代と戦術面の交代、劣勢を挽回するための交代など、後退そのものの中身が大きく問われますし、選手たちもハーフタイムで落着きを取り戻さねばなりません。

 現役時代の中田英寿が

 「今の日本代表の中で、ただひとり俯瞰して状況を判断できる」

 と讃えられたのは、彼が劣勢やどうしても敗れることが出来ない場合でも、常に落着きと共に存在し、その堂々とした態度で敗戦の恐怖に怯え、同時にパニックで集中力が切れる事とは無縁だったためです。

 日本代表が敗れることがどうしてもできなかった1997年11月16日、そう、ジョホールバルで中田が全得点に絡んだことも、理があっての出来事でした。

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本場という強みと伝統

2014-02-02 01:54:57 | 日記

 もう時期外れになってしまいましたが、僕は例え高価であったとしても、セーターは英国産が欲しいですね。

 確かに日本でも老舗ブランドはありますし、現在は中国産でも上質なセーターを生産しています。

 しかし、ウール本来の温かみと良質な素材、そして今も生きる職人の手仕事と伝統を考慮しますと、やはりスコットランド、イングランド、そしてアイルランド産は最高だと言えるからです。

 スーツも同様で皆が英国産、イタリア産を選ぶのも素材の素晴らしさと仕立てが完全に正比例している品が多い為でしょうし、オロビアンコのように鞄を手掛けるブランド人気も高いですね。

 そう、衣類に限らず

 「本場と伝統」

 というのは、かけがえの無い大切な要素なのです。

 サッカーも同様で日本も市場として認知されつつありますが、ブラジルとアルゼンチンと比較するわけにはいきません。

 この2か国だけでワールドカップの優勝7度いう実績に加え、欧州移籍後も大きな足跡を刻んできた選手が多い事もその理由です。

 アルゼンチンならばオマール・シボリがそうですし、ブラジルならば「枯葉」の愛称で知られるフリーキックを蹴ったジジが有名ですね。

 ウルグアイ代表でミランに移籍したスキアフィーノも有名ですが、2次大戦終結後の50年代、60年代から南米は多くの有名選手を産み、ワールドカップでも痕跡を残してきました。

 近年ではアランゴ(ヴェネズエラ)にバレンシア(エクアドル)というように、他国からも優れた選手が誕生していますが、南米ではやはりブラジルとアルゼンチンの存在は突出しています。

 やはり欧州のクラブにとってブラジルと日本の選手を比較した際、前者が欲しいというクラブはまだまだ多いのではないでしょうか。

 

 

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ルイス・アラゴネス75歳で天に召される

2014-02-02 00:01:15 | 日記

 ルイス・アラゴネス75歳で死去。

 この訃報に驚いた方は日本でも多いでしょうし、僕もそのひとりですが彼が白血病を患っていたことを知らないまま、このニュースで形で知った形になりました。

 1月のエウゼビオ死去に続き、サッカー界の財産がまた一人、天に召された形ですね。

 皆さんご存知のように、アラゴネスは2008年の欧州選手権でスペインを2度目の優勝に導き、その中盤の素晴らしさは「クワトロ・フゴーネス」、訳しますと4人の創造者という形で讃えられたものです。

 一方でレアルよりの記者からは、好調を維持し代表招集に値するラウルを最後まで見送ったことで、随分批判されたものです。

 アラゴネスに対する僕の印象は

 「昔かたぎの人間で、発言を曲げる事はしない」

 というものですね。

 特に2004年当時、代表の主力であったホセ・レジェスを鼓舞するために、当時共にアーセナルでプレイしていたティエリ・アンリを「黒んぼ」と呼び、スペインと英国メディアが大きく騒ぐ形となりました。

 マジョルカ時代には、サミュエル・エトーと真正面からぶつかりあい、その喧噪が話題となりましたが、アラゴネスからすれば

 「包み隠さず真正直に今思う事はいうべき」

 という信念だったのでしょう。

 彼が率いた2008年のスペイン代表は、6年後の現在でもその基盤となっていることからも、ラウルを外し、シャビやイニエスタを軸にしたことが英断だったことがわかります。

 そのシャビに代わる人材もカソルラ、イスコ、マタにシルヴァと豊富なのですが、スペインがブラジルで羽ばたくには2008年同様、彼ら中盤の構成が論議されるはずです。

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