塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ガソリン高騰を受けて

2011-03-18 20:17:21 | 日記
 以前から不安視されていた中東と北アフリカの問題に加え、今回の震災に伴う影響
でガソリンと灯油の供給が問題視されています。

 幸運にも千曲市周辺では、ガソリンを求める長い列は見られませんが、一方で灯油
はホームセンター、ガソリンスタンドのいずれも品切れを起こしているようで、供給
が安定するのはまだ先のようです。

 パルセイロにしても山雅にしても、遠征の手段はバスになるでしょうし、クラブが
主宰する

 「アウェー戦のバスツアー」

 を含めると、各サッカークラブが使用しているガソリンの量は相当になりますね。

 加えてシャトルバスと車を含めれば、現在のガソリン不足はクラブとファンの両方に
痛手を与えていますから、JリーグとJFLの開催延期は理に適った決定だと思います。

 パルセイロがJFLに昇格し、遠征先が東北から沖縄に拡大したことで、選手の体調
管理もさることながら、ガソリン代を含む遠征費用の問題が大きくのしかかろうとして
います。

 こうしてみると日本に限らず、サッカーという競技は僕らが考える以上にガソリンを
消費しているようですから、公共交通機関や自転車の利用など、改めて僕達観る側も
亜Kンが得て見る必要がありますね。
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千曲市の喫茶店クロスロード

2011-03-18 20:01:15 | 日記
 千曲市に「クロスロード」という喫茶店があります。

 僕はこの喫茶店が大好きで、今日もここでコーヒーとガトーショコラを食べてきま
した。

 飲食の他にも地元の素材を使ったジャムやクッキーも売られていて、僕はホワイトデー
の差し入れにマカロンを贈ったところ、非常に喜ばれました。

 千曲市は

 「アンズ」

 の名産地で有名なんですが、僕自身はアンズは好みでは無いんです。

 でもここのアンズを用いたクッキーは、心から美味しいと感じられるので何だか不思議
な感じがします。

 クロスロードで働いている方は、


 「本当にこの仕事が大好き」
 「人に携われる事が楽しくて仕方がない」

 という表情で懸命に仕事に取り組んでいます。

 そこが僕の大好きなところなんです。

 僕自身は万引きや返品などで傷つくこともありますし、毎日重たい荷物を抱えて辟易する
事が多いので、クロスロードに行くたびに心が洗われます。

 かつてウルグアイのファンはアルバロ・レコバを

 「怠け者」

 と代表戦で彼がウルグアイに帰国するたびに批判を繰り返していました。

 1930年と50年のワールドカップを制し、かつて世界に名を馳せたウルグアイのサッカー
は、闘志や情熱に溢れた代物だったので、試合中平気で歩いたり休んだりしているレコバの
気持ちがファンにはわからなかったんです。

 レコバは

 「90分がむしゃらに走っても効果的な攻撃は出来ない。
  時には歩くことで体力の温存をはかり、相手の守備陣を惑わすことも必要なんだ。」

 と語っていたのですが、確かに試合中歩いていれば「誤解」を招くでしょうね。

 1998年のワールドカップにおいて城彰ニが自分の緊張を解く為に、

 「ガムを噛んで」

 試合に出場したことも、レコバと同様の扱いを受けました。

 きびきび働く人間を見るのは気持ちのよいものです。

 しかし現代のサッカーの過密日程を考えると、90分毎試合走り続けることは困難ですし
層の薄いクラブはターンオーバーもままなりませんから、レコバの言い分にも一理あると
思いますが、僕たちにとっては

 「当てはまらない」

 論理ですから、お互い体に気をつけて働いていきましょう。
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耳を傾ける重要さ

2011-03-18 12:44:20 | 日記
 僕が仕事上で指示を受け、確認の旨を伝えると中には

 「はあ?」

 という表情を浮かべたり、どうしてわからないの?という表情を浮かべる人間がいます。

 そういった態度をとる人間の多くが

 「どうして質問しないのですか?」
 「その都度聞いていかないと、仕事は覚えられない」

 と批判します。

 「僕たちがに貴方に聞かないのは、貴方がいつも横柄で見下した態度をとるからだ!」

 とは言えませんので押し黙りますが、皆さんの周囲でこれと同じ出来事は起らないで
しょうか?意外にどんな職場でも、これらの問題は起りえるものだと僕は思います。

 サッカー監督が選手達やアシスタントコーチに自身の考えを説明する際、それが自分の
口からの時もあるでしょうし、通訳を通じての場合もあるかと思います。

 いずれの場合も忘れてはならないのは、選手や周囲に対する

 「敬意」

 だと思います。

 モウリーニョのように、他のクラブのい関係者から

 「嫌な奴だ!!」

 と罵られることを承知の上で、会見でオブラートに包むことなく自分の考えを述べる
監督は、ある意味偽りのない正直さを持ち合わせている形になります。

 一方レオナルドやグアルディオラのように、そう聡明な佇まいや相手を慮る気持ちで
周囲から高い評価を受ける監督もいます。

 彼らが揃って選手からの信望を集めるのは、自分の意見を率直に伝えるだけでなく、
選手の意見や周囲の状況に耳を傾ける姿勢が備わっている為だと思います。

 自分の意見をせせらわらう上司や、怪訝そうな表情を浮かべる同僚しか周囲にいない
のであれば、一瞬にしてやる気を失ってしまいます。

 タイトルを狙えるクラブというのは、クラブが一体となって耳を傾ける姿勢を備えて
いるものなのではないでしょうか
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名将の条件(2)

2011-03-18 01:52:05 | 日記
 僕はファン・ハールやサッキのように、戦術を拠り所にしている指揮官は、恐らく
戦術の呑み込みがおぼつかない選手を

 「自分の説明方法に落ち度は無い。問題は彼らの脳みそにある。」

 そう考えているのではないかと思うのです。

 でも僕の場合はそうでなくて、例えば同僚や他の部署の人間に仕事の説明をした際、相手
が怪訝そうな表情を浮かべると

 「僕の説明の仕方に、何か不備があったのではないか?」

 と思うんです。

 ですので話す時はゆっくりと説明し、言葉が足りない時はその場所まで案内し、棚や
机を叩いたり引き出しを開けるなど、相手の印象に残る行動を残す時もあります。

 よくヴェンゲルやファーガソンのような長期政権を築いている監督を

 「奇跡」

 と呼ぶ方がいますが、両者は共に選手に非を押し付けないことを、自身のコーチング
の源に置いていると僕は考えます。

 勿論ライアン・ギグスやセスク・ファブレガスなど、手持ちの駒の中心選手が真のプロ
としての資質を備えている利点があるとしても、すぐに激高するような指揮官では、選手
はついてこないでしょうし、何より会長やGMとの折り合いまで悪くなってしまいます。

 勿論監督として生きてゆくなら、

 「新たな戦術を残して歴史に名を刻む」
 「優勝という美酒を味わいたい」
 「代表監督としてワールドカップに出場したい」

 など様々な欲が生まれるのは当然です。

 でも一旦試合が始まれば、ボールを蹴るのは選手たちで監督ではありません。

 だからこそ選手をけなすことなく、自分の言葉を植え付けることができる監督が、これ
からの時代の潮流になるような気がします。
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名将の条件

2011-03-18 01:41:12 | 日記
 皆さんは

 「名将」

 と聞くと、どんな指揮官の顔が思い浮かびますか?
 
 例えば「ゾーン・プレス」を生み出し、1980年代後半から90年代初頭にかけて
その名を馳せたアリゴ・サッキを挙げる人もいるでしょうし、アルゼンチン、フランス
をそれぞれ初の世界王者に導いたルイス・ミノッティやエメ・ジャッケと唱える方もい
ると思います。

 でも僕の考えは少し違って

 「自分の語る言葉で選手を蘇らすことが出来る監督」

 はどんな方でも名将だと考えます。

 以前にもお話しましたが、かつてデ・ラ・ペーニャはラウル・ゴンザレスと並び賞される
存在であり、90年代中頃のスペインではどちらもその将来を嘱望される存在でした。

 しかし後者がレアル・マドリードとスペイン代表で着実に実績を積み重ねてゆく中で、
デ・ラ・ペーニャはバルセロナからラツィオ、そしてマルセイユと望まない形での移籍を
余儀なくされます。

 彼を重用したボビー・ロブソンがバルセロナを去った後、後任監督として招かれたルイス・
ファン・ハールは自他ともに認める

 「戦術家」

 で、自分の感性とスルーパスが持ち味だったデ・ラ・ペーニャに対し

 「戦術が全く理解できない存在」

 と切り捨て、ラツィオに売却します。

 皮肉にも彼が売り飛ばされた地、イタリアはスペインを凌ぐ戦術大国であり、同時に攻撃
よりも守備意識の高い国で有名です。

 デ・ラ・ペーニャはエスパニョールを安住の地にするまで、ここから長い旅を始めます。
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