塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

耳を傾ける重要さ

2011-03-18 12:44:20 | 日記
 僕が仕事上で指示を受け、確認の旨を伝えると中には

 「はあ?」

 という表情を浮かべたり、どうしてわからないの?という表情を浮かべる人間がいます。

 そういった態度をとる人間の多くが

 「どうして質問しないのですか?」
 「その都度聞いていかないと、仕事は覚えられない」

 と批判します。

 「僕たちがに貴方に聞かないのは、貴方がいつも横柄で見下した態度をとるからだ!」

 とは言えませんので押し黙りますが、皆さんの周囲でこれと同じ出来事は起らないで
しょうか?意外にどんな職場でも、これらの問題は起りえるものだと僕は思います。

 サッカー監督が選手達やアシスタントコーチに自身の考えを説明する際、それが自分の
口からの時もあるでしょうし、通訳を通じての場合もあるかと思います。

 いずれの場合も忘れてはならないのは、選手や周囲に対する

 「敬意」

 だと思います。

 モウリーニョのように、他のクラブのい関係者から

 「嫌な奴だ!!」

 と罵られることを承知の上で、会見でオブラートに包むことなく自分の考えを述べる
監督は、ある意味偽りのない正直さを持ち合わせている形になります。

 一方レオナルドやグアルディオラのように、そう聡明な佇まいや相手を慮る気持ちで
周囲から高い評価を受ける監督もいます。

 彼らが揃って選手からの信望を集めるのは、自分の意見を率直に伝えるだけでなく、
選手の意見や周囲の状況に耳を傾ける姿勢が備わっている為だと思います。

 自分の意見をせせらわらう上司や、怪訝そうな表情を浮かべる同僚しか周囲にいない
のであれば、一瞬にしてやる気を失ってしまいます。

 タイトルを狙えるクラブというのは、クラブが一体となって耳を傾ける姿勢を備えて
いるものなのではないでしょうか
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2 コメント

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Unknown (通りすがり)
2011-03-19 11:45:56
こんにちは。
以前から思っておりましたが塚田さんの考えは考えで良いと思いますが、監督や選手、同僚や上司の方の考えなど書かれている事が多いですがなぜ人の心理をそこまで他人が読み取れるのでしょうか?
今回の震災などで、会社側が出す義援金の額などが各ブログやサイトで話題になっています。
大手の会社になればなるほど従業員を多数かかえている中で義援金をどこまで出せるのか…私たちには想像がつかないほどいろいろな問題があると思います。表面上だけの事やメディアの情報だけで果たして心理が読み取れるのでしょうか?
塚田さんの身近であれば同僚や上司・部下の人の心理は全てわかるのでしょうか?
全てを見下されているのでしょうか?
以前より拝見していて被害妄想的な事も多いように思われます。
立場がかわれば考えや思いが違います。
自分の意見を押し込めるのもひとつですが、言葉に出して伝えるのもひとつです。
塚田さんもそうであるように心の中に押し込める方が楽なんです。嫌われたいと思って発言する人は少ないのではないでしょうか?
指導の仕方は監督で違うように全て思い、考えは違いますよね。
何故そのように言われたのか、自分はどうすればよかったのか?多面からもっと考えるべきだと思います。
私自身中間管理職をしていますが、上司と部下の間に挟まれ毎日伝えることの難しさを痛感しています。人間ですので瞬間的にミスに対して注意する事もあります。その後自身での伝達に不備はなかったのか考え悩み落ち込む時もあります。
人の心理とは自分から見える事全てではないと思います。(上司や部下は落ち込む私の事は知らないでしょう)
共感できる部分できない部分、人それぞれですからたくさんあります。が、まったく同じ人間ではないので考えも多様にあることを忘れてはならないと思います。
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unknownさんへ (塚田盛彦)
2011-03-19 12:03:55
ブログを読んで頂きありがとうございます。
また、真摯なご意見にも感謝します。

被害妄想的な事という点に関しては、正直今まで
思い描いていたことはありませんでしたが、確かに立場が変われば考えは違いますし、おっしゃられた

 「多角的」

 は物の見方が足りなかったのかもしれません。

 最後におっしゃられた「考えも多様にあること」という点も、僕の中に欠けていた要素のように思えます。

 丁寧で貴重なご意見に感謝します。

 また読んで頂けたら幸いです。
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